引き出しがたくさん、って
誰かにアドバイスをする場合、普通は相手によってそれぞれ言うことが違います。
A社には「Xをしてはダメです。」と言いますが、B社には「Xをした方が良いですよ。」と言います。
Cさんには「Yの様に考えましょう。」と言いますが、Dさんには「Yという考え方は間違い。Zから考えましょう。」と言います。
それぞれの体質や性格、またはそれらを取り巻く環境によって、考え方や方針は違っていなければならない。
そういうことです。
先日公開した「人生なんて、しょせん下書き」。
アナタはもう、読んだでしょうか?
このタイトルを見て、「なるほど。」と思った人もいれば、「いや、それは違う。」と思った人もいるはずです。
人生は一度きりしかありません。
だから、いつだって真剣勝負でなければ、ならないはずです。
下書きじゃなくて、常に本番の真剣勝負。
そう思ったって、当然です。
その考え方は、間違っていません。
でも、そう考えて行動できる人と、出来なくなる人っているんです。
それは、各自が潜在的に持っている性格や考え方が影響したりします。
また、同じ人でも、自分を取り巻く環境によって、そう考えると行動できる場合と、出来ない状況に追い込まれてしまう場合があります。
そしてそれに気が付かず、出来ないものをやろうとすればするほど、自分を追い込む結果になっていきます。
例えば私の場合。
私には、今まで自分を成長させてきた方法や考え方というものがあります。
でも、起業の準備をし始めた途端に身体を壊し、結局は動けなくなって入院した時。
そんなものが、初めて通用しなくなりました。
早く直そうと頑張れば頑張るほど、逆に身体は言うことを聞かなくなっていきます。
やればやるほど、心も身体も追い詰めていく結果になるんです。
越えられない壁。
どうしようもない焦りと苛立ちばかりが募っていく・・・
同じ様に考え行動しても、いつも同じ様に上手く行くとは限りません。
努力したら逆に深みにはまっていく。そんなこともあるわけです。
頑張ったら頑張った分だけ、どうしようもないところに押し流されてしまうことだってあるんです。
だから、たった一つの考え方や視点だけではなく、違うものの見方をしていくことって、凄く重要です。
思考のフレーム(枠組み)を状況によって変える。
そういうことです。
同じアナタであっても、状況によって状況にあった“最適解”を探していくべきなんです。
「引き出しを、たくさん持つ」というのは、単に知識をたくさん持っているということではありません。
思考のフレームをたくさん持つということなんです。
どんなに知識を詰め込んだとしても、その使い方が間違っていれば、意味なんてありません。
いくつもの思考のフレームを持ち、また状況によってその最適解を見つける。
そうすることで、アナタはどんどんと自由になっていくわけです。
「縛られない」
というのは、そういうことです。
決して、今の考え方に固執することでも、今あることから逃げ出すことでもありません。
post by ノリユキ at 10:40 | コメント・トラックバック(0)
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