侍大将がお好き

intro:

昨日は台風だったので、おとなしくお家に籠もってました。

「ええ!?嘘だろ?あの一流のワルで名の通った小林のりゆきが、自然の脅威とは闘わずに、家でジッとしていたって!?」

そう驚いた人も、いるに違いありません。
でも、そんなことを言う人たちは、既に甘ちゃんです。

一流のワルとは、その「一流のワル」という看板を維持するために、人並み以上に健康管理に気を使っています。
風邪でもひいたら、どうするんですか。

つまり、家でジッとしていることが、並々ならない“努力”なんです。
自然の脅威になんて、私はこれっぽっちもビビちゃいません。

台風の日に外に遊びに行ったら、学校の先生に怒られちゃいますぜ。

┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・

main:

古来から日本人に多いリーダー像は、ずっと腕を組んで黙ったまま、座の中心にいます。

意見を言うのは、常に部下たち。
リーダー自らは、黙ったままです。
で、ジッとそれらの話を聞いていて、最後に決断を下す。

それが昔から日本人が持つリーダー像です。

 

このタイプのリーダーの下で働く部下達って、志気が高い。
だって、リーダーの下した決断って、決してリーダー自身の意見じゃありませんから。
常に部下達の意見の中から、結論が導かれます。

要するに、部下達の意見を採用する。そういうことです。
そうやって、部下達は自由闊達に活動をすることができ、強い組織が出来上がります。

 

この手の理想のリーダーって、完全に“己”を殺せます。

自分の願望じゃなくて、常に部下の意見。
そしてそれを採用する理由は、常に組織全体のため。
決して、己のためではありません。

全体のタメに、己を殺すことが出来る。
いつだって犠牲になる覚悟を持ってます。

しかもね、全体のタメに相手も殺せます。
敵だけでなく、部下も殺せますし、親兄弟も殺せます。

だから部下達はみんな、このリーダーには敵わないって、感じるんです。
みんな、このリーダーには逆らおうとも思いません。
あるのは尊敬と畏怖の念だけです。

静かで過激で過酷です。
要するに、日本人の持つリーダー像って侍(サムライ)大将なんです。

 

ところで普通の人間に、完全に己を殺すって、出来るはずがありません。
それは今も昔も、変わりません。

ごく稀に、そんな度量の大きい人が登場しますが、でも本当にごく稀です。
西郷隆盛とかね。

で、みんな手が届かないから、憧れるんです。

まあ、だからある意味、こういった人間ってリーダーの理想像なのかもしれません。
常人が一生をかけても超えられない存在ですから。

 

日本では古来から、この様なリーダー、そして部下達が自由闊達に活動できる組織が望まれています。
昔から、脈々とね。

そして、そんな土壌が日本の社会に歪みを生み出します。

(続くぜ)

post by ノリユキ at 10:30 | コメント・トラックバック(0)

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