新しい波には乗れない
intro:
私は外人さんに会うと、おもむろに「臨・兵・闘・者・皆・陳・列・在・前」って唱えながら、印を結びます。
で、外人さんの耳元で「あい・あむ・じゃぱに~ず・にんじゃ」って呟いたあとに、
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
って、そう勝ち誇ってみせます。
もちろん、外人さんも負けじと
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
なんて、やり返してきます。
正真正銘本場のリアクションには、敵わない。
そう初めて知った私の暑い夏は、まだ始まったばかりです。
[壁] _・。) チクショウ・・・
main:
最近、ネット界隈では「ノウハウ」って言葉が盛んに使われています。
右を見てもノウハウ、左を見てもノウハウです。
まあ、その言葉の細かい定義はさておいて・・・
ノウハウって大切です。
確かにノウハウだけじゃ、「小手先」って呼ばれますけどね。
でも、ノウハウって大切です。
それはビジネスに限ったことでは、ありません。
ただ、私にとって解せないのは、「ノウハウを売って、起業する」ということなんです。
なんじゃ、そりゃ?
ノウハウって、時間と共に移り変わります。
特に近年はそのペースが非常に速い。
ちょっと前まで通用していたことが、あっという間に通用しなくなります。
だから、ノウハウを売って生計を立てようとすると、常に新しいノウハウを追っかけ回さなきゃならなくなるんです。
次から次へと生まれる、そんな新しいノウハウに遅れをとってはいけません。
でもね。たった1人の人間が生み出せるノウハウなんて、限られてます。
世間から注目される、そんなノウハウを自分の中で新しく生み出せることって、いくつもありません。
役立つノウハウを引っさげてデビューしても、いつかはそれも続かなくなるんです。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。
で、新しい波は必ず他からやってきます。
自分の中からは、やってきません。
でね。世の中って、必ず既存のモノゴトに批判を加えることで発展していきます。
既存の概念が、ぶち破られるわけです。
つまり、現在のノウハウが否定される形で、新しいノウハウが生まれます。
ということは、“今現在”のノウハウを売ってしまう人は、新しい波には参加できないんです。
過去の波として、時代に押しやられてしまいます。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。
起業することで大切なのは、ノウハウじゃなくて、もっと地に足の着いたモノです。
時代を超えて認めてもらえる、そんなモノが大切なんです。
で、これはもちろん、起業に限ったことではありません。
ビジネス全般において、そして人それぞれの生き方にだって、それは大切なことです。
この「裸足のリーダー」をご覧になっている方に、既にノウハウを売ることだけで起業してしまった人がいるかどうか、私は知りません。
でも、もしいるとするならば、これから考えなきゃならないことって、きっと“着地点”です。
乗った波が沈んだ後に。
次の波が来た後に。
沈みきってしまわずに、これからもずぅ~っと長く立ち続けていられる、そんな着地点を探すことが、大切です。
で、このことも起業に限らず、ビジネス全般においても、人それぞれの生き方にも大切なことです。
大丈夫、まだ間に合うから。
ps:
賢い人って、それに気づいています。
だから、荒稼ぎをしてその場を去ろうとします。
でも、それってビジネスじゃない。
そんな感じです。
ps:
2007年6月5日現在、このエッセイを再UPするついでに読み返してみました。
で、これを書いてた時点の自分は、「ノウハウ」やら「ハウツー」やらを軽く混同している様な気がします。
ま、いっか。
post by ノリユキ at 10:51 | コメント・トラックバック(0)
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