「火車」 現代社会が抱える問題点に鋭く切り込むミステリー

最も売れてるミステリー作家、宮部みゆきの代表作「火車」。
「今さら・・・」とか言うな。

火車

火車
宮部 みゆき

新潮社 1998-01

「〇〇の方法をとれば金が儲かる」
「〇〇がカッコイイ」
「洋服はアレだ、車はコレだ」

コレって全部、情報です。
で、そんな情報にみんな振り回される。
で、情報を追っかけて浮かれている心の隙間に、闇が忍び寄ります。

「情報破産」

この小説では、そんな言葉で表現してます。

 

「あたし、ただ、幸せになりたかっただけなんだけど」

そうやって破滅していく女性2人・・・そんな現代社会の悲しさを、みごとに描き切ってます。
でもこの小説、それでもミステリー。推理小説なんです。
そこがまた凄いところ。

ヘタなビジネス本なんかを読むくらいなら、コッチの方がはるかにタメになります。

post by ノリユキ at 11:19 | コメント・トラックバック(0)



コメント・トラックバック

トラックバックURL:

コメントRSS

コメントする

ココだけの話ですが、コメントは管理人の承認後に表示されます。
また、コメントに対する管理人からの返答は期待しないで下さい。
ゴメンよ、ハニー!

管理人にのみ公開されます