祇園精舎に咲く花へ

新春を迎えて早6日目、まもなく1週間を迎えようとしています。
皆さんは、どの様な年を越し、新年を過ごしてこられたんでしょうか?

私と言えば、ここ数年同様、仕事漬けの年越しでした。
そんなこんなで年末年始のテレビ番組は、録画したものを後から観るというのが、私の毎年の慣例行事となっています。

しかしふと気がつけば、大晦日の風物詩であった格闘技のテレビ番組も昨年はないわけで、世の中の移り変わりを感じざるを得ない年越しになりました。

 

祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず ただ春の世の夢のごとし
たけき人者も遂には滅びぬ 偏に風の前の塵に同じ

(「平家物語」より)

 

闘うことも、闘わずに受け入れることも、そしてその場から立ち去ることも、人それぞれの生き方です。
私達は、出会うそれぞれの場面で、それぞれの選択をします。

そして、闘うことを選んだ以上、それは勝つことが目的となります。
勝つために、人は強くなろうと励み、闘いの舞台へと上がります。

しかし、幾度となく闘いの舞台に上がり、勝ち続けた人はほとんどいません。
猛き者も、いつかは衰退していく運命にあります。

 

数年前の大晦日、格闘家の須藤元気が引退宣言をしたのを思い出しました。
そして、その年明けに書いた「裸足のリーダー」のタイトルが

百戦錬磨

100回戦って、100回勝つということではありません。
100回戦って、100回磨き抜かれたということです。

勝つことだけを目的に戦いを続け、にもかかわらず自分の人生に意味を持つのは、勝ったことだけではないのが、人という存在の面白いところです。

私達は、祇園精舎に咲く花なのかもしれません。

移り行く世の中で、戦い続けたということ、そして戦って磨きぬかれたその姿そのものが、意味を持つんです。

「成功」という文字に躍らされ、戦わない様にして戦いの舞台に上がるという中身のない生き方は、滑稽な姿でしかありません。

さて、今年のアナタは、どんな風に磨かれ、そして輝いていくことになるんでしょうか?

ps:

で、その須藤元気率いるパフォーマンスグループ「WORLD ORDER」に今、ハマってます。
有機的な背景の中、無機質で整合性のとれたパフォーマンスが、逆に有機的な何かを感じさせます。

既に「転がる水平線:須藤元気の『WORLD ORDER』のパフォーマンスが必見な件」ではお伝えしたんですが、話の流れ上、コチラでも紹介しとこうかなと。
必見です。

海外でも人気がある様で、コチラは昨年の夏にLAで行なわれたマイクロソフト主催WPC2011のオープニングイベントに出演した時の映像です。

今後の更なる活躍を楽しみにしています。


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post by ノリユキ at 11:00 | コメント・トラックバック(0)

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