言いなりの社長さん

intro:

いい加減、寒くなってきましたんで、厚着をして外出する人も多いんじゃないでしょうか。
くれぐれも皆さん、風邪には気をつけてください。

なんて、心にもないことを言ってしまいました。

私の場合、一流のワルで名が通ってますから、世間の風は一年中冷たい。
そんな感じです。

風邪をひかないように、私の心はいつだって、コートを羽織ってお出かけですぜ。

┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・

main:

情報を偏らずに収集する。

というのは大切ですが、それって結構難しい。
どう考えたって、そんな感じです。

だって人には感情というものがありますから。
冷静に考えているつもりでいても、受け入れたいものは近くに、受け入れたくないものは遠ざけます。

人って、論理的に考えることのできる、でも感情の動物なんです。

 

会社の経営において、実質的なキーマンは社長ではなく、その側近であるケースって、非常に多いものです。

でも、そんな現状に、当の社長は気づいてなかったりします。
気づいていないどころか、それを否定します。

「そんなことはない。実権は全て私が握っている」

って、そんな感じで。

確かに会社の決定は、側近にはなく、そのほとんどを社長が下してます。
側近は特にでしゃばることもなく、社長の判断を忠実に実行してます。

だから、社長がそう否定する気持ちも、わからなくはありません。

でも、実際のキーマンは社長ではなく、確実にその側近です。
そんなことは、その会社の従業員をはじめ取引先だって、みんな知ってます。
知らないのは、当の社長だけなんです。

 

そんな会社の社長って、経営判断に必要な情報を、たった1ヶ所から受け取ります。
もちろんその1ヶ所って、その「側近」からです。
社長の判断に必要な情報のほとんどが、側近からの報告なんです。

だから判断を誤る。

どんなに優秀な側近でも、あくまで“人間”です。
その報告の内容は、客観ではなく主観です。

彼が重要だと思った情報は、強調して社長に報告します。
彼が不必要だと思った情報は、報告内容から省かれます。
もちろん、自分に不利となる話は、社長の耳には入れません。

そんな偏った情報の中で、社長は判断するわけです。
結果として、その側近の意思に近い形の判断を、その社長は下すことになるのは当然です。

もちろん、経営に関する全ての情報が、必ずその側近を経由してくるわけでは、ありません。
色んな形で、情報は社長の耳に入ってきます。

にも関わらず、社長は側近の意思を反映した経営判断を下します。

だって、そんな側近って、社長の肝いりなんですから。
社長は、彼を信頼しているわけです。

複数の情報を並べてみても、信頼する側近の情報の方が影響力が大なんです。

 

以前にも言いましたが、リーダーシップにおいて最も重要なのは、人間性でも、具体的な仕事の能力でもありません。

情報力です。

どんなにアナタが、カリスマ性のあるリーダーでも。
どんなにアナタが、仕事において優秀でも。

情報を他者に握られてしまえば、アナタは知らないうちに、他人の言いなりです。

ps:

冒頭でお話したように、私の心は風邪をひかないように、いつだってコートを羽織ってます。
ですが、私に対して

「だったら風邪をひかない様に、薄くなった頭にも“何か”を被せた方が良いんじゃない?」

なんてご意見は、却下します。
そもそも、その“何か”って何だよ。

post by ノリユキ at 11:56 | コメント・トラックバック(0)



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