受験勉強ですか?
intro:
一流のワルで名の通った私は、大きな勘違いをしている事に気が付きました。
「ちょいワルおやじ」
彼らの「ワル」って、「不良」と書いて「ワル」と読むみたいです。
なんだ、しょぼいな。
私が世間で呼ばれている「ワル」とは、「悪」と書いて「ワル」です。
ちょいワルとは、格が違いすぎました。
凄すぎるみたいです、一流のワルって。
関係者各位に謹んでお詫び申し上げますと共に、ワルな自分自身に改めて身震いがしてきましたぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
main:
世の中って複雑で、「法則」に沿って取り組んでみても、その通りにいくわけではありません。
世間の法則って、所詮「手引き」でしかないんです。
アナタが進むための目安にはなっても、目的にたどり着くための道案内の地図には決してなりません。
例えば、「セグメントを小さく特定し、その分野で1番を目指す」というのは、マーケティングではお馴染みの模範解答です。
しかし、その答えは教科書の範囲内であって、現実は決してその通りじゃありません。
現実は、もっと複雑です。
ちょっと、シビアな話でもしましょうか。
仮にアナタが、お店を何店舗も持つ大手企業の経営者だとしましょう。
アナタは更にもう1店舗、お店を出すことを計画します。
まずアナタがすることって、出店地域を選ぶことです。
その際、土地や建物の購入条件は大切ですが、その地域の「競争力」を考慮に入れることも、必須条件です。
だから、競合店の少ない地域を探します。
でも今時、そんな地域って、滅多にない。
だから、競争力の弱い地域に出店を計画します。
当然のことです。
で、アナタは進出したその地域で、必ず1番店にならなければならない。
だって新規出店で既存のライバル店と戦う場合、その地域で2番手・3番手に甘んじたら、採算が取れないケースが出てくるんです。
だから、1番店になるように計算して出店を考えなければいけません。
じゃあ、アナタはその地域で1番になるために、何を観察しますか?
きっと、今その地域で1番のお店に目をつけるはずです。
そのお店を観察し、その店を凌ぐことを考えるはずです。
そして私なら、そんな1番を突っ走るライバル店の出来るだけ近くに出店するように、アナタに提案します。
もちろん、ケースバイケースですが。
立地条件・顧客層共に最も有利な状況を持っている現1番店に、自分の店をぶつけるんです。
そして、資本力とノウハウで圧倒する。
で、これはそのライバル店を1番から2番に蹴落とすことなんかじゃ、ありません。
叩き潰す、ということです。
つまり、今まで1番だったお店の顧客を全て取り込むつもりで、出店します。
だから4番、5番店に転落した元1番店は、ほとんどの確率で潰れます。
で、これは私だけが考えていることなんかじゃなく、既に多くの業界で多くの企業がやっていることです。
ビジネスって、非情なんです。
「1番を狙う」というのが法則であれば、「その地域で1番は、違う地域の連中に狙われる」というのもまた、法則です。
それは中学校でケンカの1番強いヤツが、周りの中学校の不良たちに目を付けられるのと一緒です。
ニッチな分野で1番を狙おうとも、そこに目を付けられたら終わりです。
ニッチなら大手が進出しないって、一体誰が決めたんですか?
ニッチで1番なら、違う分野からの大きな力では侵食されない、とでも思ってるんですか?
おまけに、自分の地域で1番だからと言って、他の地域の3番に負けることだってあるんです。
でもね。
元地域1番店は潰れますが、地域で3番・4番位にいた店は、大きな被害は避けることが出来て、生き残れたりします。
ビジネスは、食うか食われるかの、弱肉強食の世界ですが、「食われない」という選択の余地も、十分あるんです。
いいですかい?
「そんな相反する法則を解決する法則があるんだよ」
「法則は基本事項なんで、実践的な使い方を学ぶ必要があります」
「応用的な使い方は、こうだ」
「例外事項は、こう判断しよう」
なんて言われたところで、それを言い出したらキリがありません。
それを繰り返したら、やっぱり法則が複雑に入り組んで、結局は複雑な社会のまんまです。
全然シンプルなんかじゃ、ない。
で、それってまるで受験勉強です。
決してビジネスじゃ、ない。
そこんところ、履き違えちゃいけませんぜ。
ps:
ナンバー・ワンではなくオンリー・ワンで。
そんな言い方もあります。
でも、そっちの方が難しい。
正直言えば、そんな感じです。
耳障りの悪くない方ばかりに気を取られるのも、問題ですぜ。
post by ノリユキ at 12:48 | コメント・トラックバック(0)
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