アンフェアな女王のクレーム
intro:
一流のワルで名の通った私ですが、流石の私でもスパムメールには手を焼いています。
一日に一体何通よこせば気がすむんだ。
ここ最近多いのが「あゆみ」名義のスパム。
だから、「あゆみ」の文字を見た瞬間、メールを開かずに削除しまくってます。
で、昨日気が付いたんですが、あゆみ名義と混同して、あべまゆみ名義のメールも一緒に削除してたみたいですぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
もちろん、私が悪いんじゃない。
似てる名前の方が悪いんだ。そうに決まってる。
main:
先日、ドラマ「アンフェア」の最終回が始まるまでの時間をもてあましていた私は、「学校へ行こう!」を見ることに。
するとその番組で学校の先生が、「以前テレビに出た時に、体罰は必要だと言ったら、教育委員会に抗議の電話がいくつもあった」と言ってました。
周知の通り、体罰の是非については賛否両論です。
ですから、その先生の発言に賛成した人だっているはずです。
でも、そういう人って普通は声をあげない。
わざわざ教育委員会に電話をして、「〇〇先生のテレビでの発言は、納得しました。頑張ってください。」なんて言いません。
大人しいんです。
だから、声をあげる人間って必ず決まってます。
テレビでの学校の先生の発言について、いちいち教育委員会まで電話をかける人って、“抗議”が目的です。
先日「女王の教室スペシャル」をやってました。
そう言えばこのドラマも、始まった当初は過激な内容のために抗議の電話やメールが殺到したって話題になりました。
で、この時の抗議の仕方って、興味深い。
抗議されたのは、番組制作者だけじゃないんです。
番組のスポンサーである企業にも、抗議が殺到したそうです。
でも、これって「圧力」です。
単なる苦情や反対意見なんかじゃありません。
抗議する側が番組制作者に「番組の見直し・打ち切り」を迫るため、消費者の立場を利用して、スポンサーである企業に苦情を伝えているわけです。
自分たちの価値観を押し付け、相手の行動を変えようとしているのは、まさに「圧力」です。
やってることは、表現の自由を一方的な圧力で封じようとする独裁政権と同じです。
単に持ってる権力が弱いかどうかの違いです。
で、別に私は抗議をすることが悪いとか、そのやり方が間違ってるだとかどうだとか、そんな話をするつもりは全くありません。
パレットの中では、常に闘争が起きています。
勢力争いは、物理的な抗争以外にも起きているわけです。
ただ、アナタに気が付いてほしいことがあります。
声をあげる人って、決まってます。
で、その多くがクレームです。
で、そのほとんどが、自分の意のままに相手の行動を変えようとする意図を持ってます。
でも、アナタのやっていることに賛成してる人もいるかもしれません。
ただ、声をあげないだけ。
そんな存在に、アナタは気が付くことができますか?
小さな会社から大きな会社に至るまで。
企業に対するクレームって、必ずあります。
もちろんそんなクレームって大切です。
でもその逆に、クレームの付いたそのモノゴトに、実は納得している人が沢山いるのかもしれません。
そして、それに気が付かずにクレームに対処してしまったら、アナタは大切な顧客を失います。
顧客だけでなく、信頼までも失うかもしれません。
いつの時代でもどんな場合でも、クレームに耳を貸さない企業や組織はダメな方向へと進んでいきます。
そして同じく、クレームだけに流されてしまう企業や組織も、必ずダメな方向へと進んでしまいます。
人々の想いは、人それぞれなんです。
だからね。
クレームを気にすることって大切ですが、それだけじゃアナタもアナタの会社も良くはなりません。
声なき声に、耳を澄ましなさい。
ps:
余談ですが、道徳観や倫理観を訴える連中が、逆に非道徳的な行動をなさってらっしゃる、そんなご様子って結構お目にかかれます。
教育問題に目くじら立てて圧力をかける人だけでなく、自然保護や動物愛護を訴えて、終いには他人や自分の身体を傷つけてしまったり。
相対する価値観を持つもの同士には、実は類似性が潜んでいたりします。
今ひょっとすると私は、本文より素晴らしい話を編集後記でしているような気がします。
post by ノリユキ at 12:07 | コメント・トラックバック(0)
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