ナタとカミソリ
リーダーというものは、単純に言って
「求心力」
というものを持っています。
「求心力って何なの?」と聞かれそうですが、それは人それぞれです。
包容力であったり、行動力であったり、色々な要素が色々に重なり合っていますから。
ただしそれは、「優しさ」の様な類だけでは構成されていないということです。
リーダーは必ず「ナタ」を持っています。
相手を一刀両断できる術(すべ)を持っているんです。
けれどもリーダーはそのナタを、滅多に振り下ろすことはしません。
持っているだけで良いんです。
アナタがナタを持っていれば、部下は安心して働きます。
後ろからこっそりとナイフで、「ズブッ!」ってことはないからです。
ナタを振り上げる動作は大きいですから、振り上げきる前に部下はそれを察します。
アナタがナタを振り下ろす前に、部下は自ら襟を正してくれるんです。
やって良いことと悪いことが、部下にとってわかりやすい。
これって、実は部下が安心して働ける大切な要素なんですね。
優しいだけとか、怖いだけというのは、部下を働きやすい環境に導くことは出来ないんです。
ところが同じ刃物でも、中には「カミソリ」を振り回してばかりの人もいます。
カミソリみたいに「ピッ!」と、相手の皮膚を切りつけてばかりいます。
しかも、何度も何度も。
正しいことばかり言う・・・
そんな人は、嫌われてしまいます。
正論ばかりを振りかざして相手を動かそうとしても、単に他人を傷つけるだけです。
正論は、相手の自尊心を傷つけていきます。
そのくせ正論だけでは、相手を一刀両断できません。
アナタは、カミソリばかりを振り回してはいないでしょうか?
知識のある人、論理的に物事を考えられる人・・・
俗に言う「頭の良い人」というのは、カミソ\リを振り回す傾向が多くなります。
カミソリを置いて、アナタにとっての「ナタ」を手に入れることが、リーダーには必要です。
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post by ノリユキ at 10:40 | コメント・トラックバック(0)