買って使って大きくなって
intro:
一流のワルで名の通った私は、いつも危険と背中合わせです。
ですから私は、常に敵がいることを想定しながら、日常を生活しています。
例えば、自動販売機で缶コーヒーを買う時。
千円札で缶コーヒーを買うと、その商品とお釣り880円が出てくるのは、当たり前のことです。
が、この瞬間、一般ピープルとワルとの思考の違いが浮き彫りにされます。
一流のワルで名の通った私は、買った缶コーヒーとお釣りを取ろうとする瞬間、後ろから暴漢に襲われるんじゃないかと、気になるわけです。
だから、缶コーヒーを先に取るべきか、お釣りを先に取るべきか?
缶コーヒーを取っている間に、万が一にも暴漢に襲われた場合、お釣りが盗まれます。
しかし、お釣りを取っている隙に暴\漢に襲われたら、缶コーヒーを盗まれる。
缶コーヒーの価値は120円だけど、お釣りが盗まれたら880円の損だ。
しかし私が今、自動販売機の前にいるのは缶コーヒーを買うためだ。
だから、例えお釣りが盗まれたとしても、缶コーヒーさえ無事であれば、目的は見事達成されるはず・・・
どうしよう・・・?
しばらくそんなことを考えていたら、後ろから小学生に「早くしてよっ」って怒られちゃいましたぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
main:
多くの人はきっと、私がホリエモンを嫌いだと思ってるみたいです。
が、正直なところ彼のやったことの正否は別として、好きか嫌いかだけで言えば、私は「結構好き」と答えます。
もちろん彼の評価って、どこに焦点を当てるかによって全然違ってきますけど。
で、もちろん「結構好き」と言っておきながら、ホンネは「どっちでも良いだろ」なんて思っています。
が、まあ「イマドキ」の話題に便乗してみようか、なんて。
ということで今日は、こんなお話でもはじめてみようかと。
ビジネスを行なう際に、ほとんどの人が「売り方」ばかりを考えます。
特に最近起業しようとする人の多くは、売り方のノウハウばっかりが気になってるみたいです。
まあ、ネット起業の場合は、リアル社会で起業するよりコストが大幅にかかりませんから、「売り方」しか気にならないという感覚も分かりますが。
でも、ビジネスって売るだけじゃありません。
必ず何かを買います。
買って売って、買って売って・・・
この繰り返しの中にビジネスがあります。
だから、「買う」ことも重要なんです。
何をどうやって買い、どう使うか?
買い方が上手いかどうかが、ビジネスの成功要因の1つです。
で、売り方そのものではなく、買い方によって大きくなっていった会社があります。
それが、ホリエモンが率いてた頃のライブドア。
周知の通りこの会社は、企業を買収し続けて大きくなっていきました。
ライブドアって、決して売ることは上手くなかったはずです。
営業力やら企画力では、何も特筆することのない会社ですから。
マスコミに対する広報活動だって、あれは戦略的というより場当たり的です。
私からすると、ホント運良く人気者になれた、って感じの広報戦術しか持っていませんでした。
でも、ライブドアは買い方で大きくなっていきました。
企業を買う。
そして買った後は、徹底的に買収先の会社のコスト削減を行なう。
人件費をはじめとした、ありとあらゆる面でのコスト削減によって、買収先の赤字を解消に向かわせるわけです。
そのやり方は、ボールペン1本にも徹底したコスト管理が敷かれていた、という噂もあるくらいです。
つまり、買収先の業績を上げる際にも「何をどう買って、どう使うか?」という買い方重視の方針が打ち出されていたわけです。
そうやってライブドアは、買収した企業のいくつもを黒字に転換させていきました。
もちろん、粉飾決算によって業績を見せ掛けだけアップさせたこともあったようですが・・・
買い方って、重要です。
もちろん、私の言う「買い方」って、「何をどう買って、どう使うか?」までが一連の作業です。
つまり、大切なのは“マネジメント”です。
確かに、売ることで一時的に業績は良くなります。
でも、売ることばかり気にかけてても、その業績を維持できません。
売ることには必ず波があるんです。
ヒット商品は、大きく売れて一気に売れなくなります。
ロングセラーにしたって、必ず波があるわけです。
売り出す商品が、常にヒットするとは限りません。
ですから、その上下する波の中を「会社」という名前の船がどう渡っていくか?
それを考え実行することが、大切なんです。
いいですかい?
これは何も、会社経営だけに限った話じゃありません。
アナタが部下を統率するとき。
そして、アナタ個人の人生においても。
必ず波ってものが、あります。
上下する波の中を私たちは、ずっとずっと渡ってきてるんです。
だから大切なのは、マネジメント。
その波の中をどう渡っていくかが、大切なんです。
私達がするべきことって、波のない世界を作り上げることでも、困難の無い世界を望むことでも、ありません。
穏やかな日も嵐の日も、ずっとその海を渡り続けることです。
ps:
ところで私の額の生え際は、上下するどころか上がり続ける一方なんですが。
post by ノリユキ at 14:35 | コメント・トラックバック(0)