「主役」という名のピエロ
intro:
一流のワルで名の通った私は、「この地球上で繰り広げられる壮大なドラマの主人公には誰が適役か?」ということを、10秒くらい考えてみました。
で、結論ですが、やっぱりその主役は私が一番のお似合いの様です。
だって、一流のワルなんだもん。
二流のワルでしたら、正義の味方の主人公の敵役で結構です。
でも、一流のワルで名の通った男に勤まるのは、主役しかありません。
今、15秒間だけ改めて考え直してみましたが、やっぱり主役は私しかあり得ません。
そして今、20秒間だけ改めて、そんな主役しか似合わない私の素晴らしさに感動しています。
ただ1つだけ気になるのは、私が演じる主人公のイメージです。
どう考えても私が主演するイメージが、志村けんの「バカ殿」から抜け出せない。
せめて「クレヨンしんちゃん」くらいにはなりたいもんですぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
main:
状況に応じて、自分の役どころを把握する。
それって、大切なことです。
例えば、数人のチームで業務をこなしている時。
例えば、大切な商談を行なっている時。
例えば、仲の良い友達同士でお酒を飲んでいる時。
ビジネスに限らず日常生活においても、自分は今その状況で、どんな立場にいて、どんな役目を果たすべきか?
それを把握して実行できることが、大切です。
でも、それを言うと難しく感じるかもしれません。
特別な才能だとか、スキルを学んだりトレーニングしなければ出来ない能力だと思う人もいるかもしれません。
でも、実はとても簡単です。
気をつけることって、たった一つだけ。
“いつも自分が主役になろうとしない”
たったそれだけのことなんです。
いつだって自分が主役でいたい人って、います。
会話の中で、常に自分が話題の中心にいたがる人のことです。
自分が主役でいたいだけなんで、いつも自分の話ばかりをします。
自分の意見は目を輝かせて主張します。
で、相手の主張には聞いているようで、実は右から左、です。
彼らにとって他人の話は、退屈そのものなのかもしれません。
要するに、この手の人って、自尊心の塊なんです。
複数の人間の中にいても、興味があるのは自分自身だけ。
だからそんな人は、場の空気を読む気すらありません。
周りからすれば、そんな主役になりたがる人が、一番退屈な人間です。
そして周りからすれば、そんな人と話すその時が、最も退屈な時間なんです。
そして周りからみると、そんな主役になりたがりの人って、いつも独りぼっちにしか見えません。
滑稽なのは当の本人だけが、自分は人気者で他人からも慕われていると思っているということです。
自尊心って、悲しきピエロを生み出します。
状況に応じて、自分の役どころを把握する。
それって、大切です。
自己主張をするべき時はし、抑えるべき時は抑える。
自分の意見を話すときは話し、相手の話に耳を傾ける時は、きちんと傾ける。
脇役に徹する時は、脇に回って影で支える。
それが人付き合いの常識であり、マナーです。
どうしたことかメルマガ「裸足のリーダー」の読者の中には、私のことを「怖い」と思っている人がいるようです。
ちょっとでも甘い考えを述べたら、私から直ぐに突っ込まれてしまう様なイメージでもあるんでしょうかね。
でも、別に私は他人と会っても、自分と違う意見の人を面と向かって直接攻撃することは滅多にありません。
それどころか、他人の話に耳を傾ける気で満々です。
時には、自分の意見は折りたたんで終始ポケットにしまい込んだまま、って事だって多々あります。
自分の意見は、自分の意見。
他人の意見は、他人の意見。
どちらが上か下かってことはなく、どちらの意見も大切なんです。
自分の意見や相手の意見の内容に、価値があるわけではありません。
自分と相手が互いに話をしている、そのこと自体に価値があるんです。
リーダーだから、上司だからと言って、常に自分が主役でいる必要なんて、何処にもありません。
自己主張を抑えた方が良い時は、黙って耳を傾ける。
今この中で、自分は脇役に徹するべきだと判断し、そう行動する。
主役を守り立てるように、影で働く。
実はそれをできることが、ビジネス・リーダーにとっての必須条件です。
リーダーにとって必要なのは、主役に躍り出ることなんかじゃなく、その場の状況を的確に把握し、それに合わせて行動できることです。
逆に自分の主張ばかりの上司って、能無しです。
だから、部下を主役にするべき時は、自分は徹底してフォローに回るんです。
相手を立てるべき時は、自分が陰に回って相手を照らします。
それが出来る人って、必ず周りに人が集まってきます。
自然とみんなの輪の中に位置するようになります。
そして、自分が主役でいるべき時は、自然と周りがアナタを盛り立ててくれます。
飲み屋で、部下達に延々と持論を述べる上司。
そんな席で、目を輝かせているのって、その上司1人だけです。
部下達は真剣に頷いてはいますが、みんな目だけは死んでます。
で、そんな酒の席を望んでいるのは、その上司だけです。
部下達も、そしてそれを目にした第三者も、その光景にウンザリします。
でも、飲み屋の席で、一番下っ端の新人社員がはしゃいでいて、先輩社員が「お前、馬鹿やってんじゃねーよっ!」って小突いてみせて。
そして、そんな光景を隅っこで、微笑みながら黙ってい見ている上司がいて。
そんなグループって、一人一人の目が輝いてます。
そしてきっと、そんな上司のもとに、部下達の「信頼」という文字が集まるはずです。
ps:
私の頭皮にも、たくさんの「毛髪」が集まってくれることを望んでいます。
そしたら私の目は、爛々と輝くはずです。
頑張れ、自分。
post by ノリユキ at 13:20 | コメント・トラックバック(0)
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