カタチにしたい
intro:
ワルな奴って、どうしたことか友達だけは多い。
ですから、一流のワルで名の通った私だって、きっと友達が多いはず。
いや、多いんです。
窓の外で鳴いてる小鳥さんも私のお友達ですし、公園で列を作っているアリさんだって、お友達です。
今、目の前にあるパソコンだってお友達だし、部屋の時計なんて毎日何度も見詰め合うくらいの仲です。
最近は、部屋の壁さんと仲良しになりました。
だから壁に向かって私がブツブツとお話しているのは、決して独り言なんかじゃなく、友情を深め合ってる姿なんですぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
main:
実は私、数年前までメルマガを書く気なんて、更々ありませんでした。
起業を決めたときには、もっと別なことをするつもりだったし・・・
私はメルマガ「裸足のリーダー」で、自分の経験談やワタクシゴトなんかを話したことが、あまりありません。
まあ、今のところはそんな方針。
でも、たまには話すのも良いかな・・・って。
今から4年前の話です。
私は起業するにあったって、事務所を構えてサービスと物販を行なうのと同時に、インターネットに関連したビジネス展開を考えてました。
何がしたかったかというと、社会的なネットワークをインターネット上で構築できる場を作りたかったんです。
そう、その時に頭の中にあったものって、今で言うところの「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)」です。
もちろん、現在のmixi(ミクシィ)ほど洗練されたものではありません。
でも、そんなものを実は4年前に作ろうと考えてたんです。
で、知ってる方も多いと思いますが、私はそれら起業準備を始めた途端に体調の悪化させ、ついには入院。
そして療養生活の間に、私は起業資金を使い果たし、当初頭の中にあった自分のビジネスの展開を断念するわけです。
さて、私はここで
「どう?俺って、凄いアイデアを持ってたでしょ?現在注目されてるSNSの先駆けを、4年前から既に考えてたんだよ!」
なんて話をするつもりは、更々ありません。
そうではなく、要するに私は
「アイデアそのものに、価値なんて無いんだ」
ってことを伝えたいんです。
多くの人が勘違いをしています。
経営や営業を考えるときに、「何か、良いアイデアない?」だとか「斬新なアイデアが欲しい」だとか。
でもアイデアなんて、誰だって腐るほど考えられるんですよ。
そうではなく、アイデアを形にすることが大変であり、アイデアをどんな形にしたかに価値があるんです。
この手の話は、特にIT関係で起業する人たちが、良く口にします。
ホリエモンも似たようなことを言ってましたし、先日も「はてな」の近藤社長がテレビの中で、以下の様なことを言ってました。
アイデアって多分、自分が思いついたら全国で100人くらいは同じ様なことを思いついてるんですよ。
だから、それをいかに早くカタチにするか。
それを使えるものにして、世の中に出すか。要は、誰が先に行動に移したかで順位が決まるっていうか・・・(以上、筆者の意訳)
今持っている飛び切りのアイデアが、自分だけのものだなんて思うのは、ハッキリ言って自惚れです。
アイデアなんて腐るほどあるし、同じことを考えている人だって腐るほどいるんです。
だから、アイデアなんてカタチにしなきゃ意味がありません。
アイデアそのものに、価値なんてこれっぽっちも無いんです。
仮に私が、体調万全のまま4年前から、SNSの走りのようなことに取り組んでいたとしても・・・
それが上手く行っていたかなんて、誰にもわかりません。
頭の中にあるモノを、きちんとしたカタチに出来なければ、
アイデアを、みんなに伝わるカタチできちんと表現できなければ、
どんなに先行したアイデアを持っていても、
どんなに卓越したアイデアを持っていても、
意味などありません。
私は今、自分の体調の悪さを引きずったままです。
現在はコンサルタント業も休止し、知人がはじめた飲食店を手伝っているだけ、という状況です。
アイデアはあっても、私にはそれを我武者羅に実行することも出来ない。
でも私は今、自分で出来る範囲のことを、少しずつでもやろうとしています。
だから、アナタにも気が付いて欲しいんです。
いいですかい?
頭の中にあるモノを、いつまでも温めているだけだったり。
頭の中にあるモノを、完璧なカタチにするために入念な準備ばかりを行なっていたり。
それはムダなことなんです。
アナタの未来に利益が転がってるわけじゃ、ありません。
たどり着くかなんてわかりもしない、そんな未来の“成功”ばかりを夢見てたって、意味など無いんです。
大切なのは、今この瞬間。
今この瞬間、頭の中のモノ、胸の辺りにうずいてるモノをカタチにし、表現していくことに価値があるんです。
だからね。
私は何度だって言います。
「とりあえず、やっとけ」
別にたいした言葉じゃありませんが、私は繰り返し言い続けます。
post by ノリユキ at 12:36 | コメント・トラックバック(0)
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