塞ぎこむ男と立ち上がる女
女性の能力を、上手く使いきれていない。
そんな会社って、結構あります。
地味に事務処理を続けている女性が、実は業務の要(かなめ)である。
そういう会社って、結構あるんです。
彼女がいなくなったら、確実に業務は滞る。
別の人間にやらせても、彼女の様に業務を捌けない。
でも、そんな会社の経営者や管理者は、そんな事実に気がつきません。
そして、そんな自分の実力に、彼女本人も気がついていません。
ですから雑用は、当然のごとく全て彼女にまかせっきりです。
こういう会社を見ると必ず私は、「彼女にもっと別の仕事をやらせたら、面白いと思うんだけどな」と思うわけです。
で、それとなく経営者や管理者に耳打ちしてみるんですが、私の思惑など実現したためしがありません。
要は、いまだ多くの会社では“女性の仕事”が決められているんです。
もちろん、男性に向いてる仕事、女性に向いてる仕事って、あります。
受付業務は男性よりも女性の方が適切ですし、力とスピードが必要な仕事は男性の方にやはり分があります。
でも、男女の性別に関係のない仕事に関しては、従来の慣習を捨てるべきシーンが、現代社会ではまだまだあるはずです。
多くの男性の欠点は、自分自身を過信することです。
根拠の無い自信と経験則を振り回します。
でも、そのくせ多くの男性って、臆病者です。
ですから、雑用仕事ばかりの女性社員に、可能性ある仕事を任せる発想も自信もありません。
多くの女性は、自分自身を過小評価しています。
根拠が無いのに、自分の無能さを振り回します。
ですから、多くの女性にとっての欠点は、自分の無能さではなく、自分の実力に気がつかないことです。
女性ってね、強いんです。
男なんかよりも、ずっと。
以前、「どうしようか迷ったんですが・・・」と言いながら、私に会いに来た女性がいます。
なかなか一歩を踏み出せない自分が嫌なんだそうです。
私に会うことも、躊躇ったそうです。
でも、そんな彼女は自分の強さに気が付いていない。
躊躇っていると言いつつ、現に彼女は私に会いにきました。
そして笑顔で帰っていきました。
「おかげで、一歩踏み出せそうです」
って言いながらね。
でもお気付きの通り、そんな彼女は実は私に会いに来る前から、一歩踏み出してます。
だって私は、彼女の話を聞いて私自身の話をしただけです。
彼女の背中を押した覚えは、1つもない。
ほとんどの男性って、迷っているうちは行動しません。
でも多くの女性って、迷いながらも歩き続けます。
多くの男性は、会社をリストラされると塞ぎこんで飲んだくれます。
不安と挫折に直面すると、簡単には立ち上がれません。
でも多くの女性って、会社をリストラされて飲んだくれてる旦那を横目に、家計のために働きます。わき目もふらずにね。
不安と挫折に直面すると、女性は立ち上がるんです。
でも、そんな自分自身に気がつかないのが、多くの女性の欠点です。
もちろん、人の能力って人それぞれです。
でも、いい加減、人それぞれが持っている能力に気がついてあげられる、そんな環境を会社は作っていくべきじゃないかと。
若ハゲのお兄ちゃんは、そう思いますぜ。
post by ノリユキ at 13:52 | コメント・トラックバック(0)
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