ご飯はよく噛んで食べましょう
前回のお話は、思いのほか好評でした。
てっきりアレを読んだ後、非難の声や購読解除が相次ぐのではと思っていたわけですが・・・
まあ、要するに二元論に縛られると、人は自由に発想できなくなると言う事です。
相手の意図に縛られて、息苦しくなっていくんです。
ただ、ちょっとここで注意して欲しい事があります。
それは、情報を伝える側と受け取る側では、その立場が違うと言う事です。
私にしろアナタにしろ、情報を伝える場合は必ずその情報を「加工」して発信します。
それは、意識・無意識にかかわらず・・・です。
言葉をどの様に並べて伝えるかは、人それぞれです。
面白かった事や感動した事など、伝えたい事が強調されるのは当然です。
また、人は複雑なものをそのまま複雑に話す事が出来ません。
意識せずとも人は、何かしらの情報を省いたりして簡略化する事によって、情報を伝えるわけです。
私にしろアナタにしろ、恐らく情報を伝えようとする時には、二元論だって駆使する事になるでしょう。
そうしないと、人はなかなか物事を伝えられないんです。
人は、出来るだけ情報の受け手に、自分が意図する通りに情報が伝わる事を望んで伝えます。
それは「想い」です。
想いが伝わらなければ、人は悲しいですし、傷つきます。
ですから、むしろアナタが伝える側に立った場合は、出来るだけ簡略化したりイメージ化したりするなどして、相手に想いを伝えるべきなんです。
ただし、アナタが情報を受け取る立場に立った時は、チョット様子が違ってきます。
「想い」とは要するに「意図」ですから、それに振り回されるわけには行かないんです。
加工された情報を、一度分解してあげなければなりません。
情報の簡略化にしろイメージ化しろ、二元論にしろ、そんなものは言ってみれば「四捨五入」みたいなものです。
2.0も1.6も2.4も四捨五入してみれば、同じ2です。
この違いに気がつかなければいけないわけです。
Aという情報発信者は、その情報をA’として発信します。
しかし、この違いにアナタが気がつかなければ、アナタはその情報を更に加工してA”として発信するかもしれません。
ということは、A”を受け取った相手は、元の情報Aと大きく違う情報を受け取る事になるわけです。
これが繰り返されていくと、やがてその情報は「間違い」になります。
まるで、伝言ゲームを見るかのようですね。
情報なんてのは、食事と一緒です。
よく噛んで食べないとダメなんです。
でも、よく噛んで食べれば食べるほど、栄養が取れますし、消化にも良いんです。
良質な情報をよく噛んで食べる。
これが一番、心にも身体にも幸せなんです。
post by ノリユキ at 10:40 | コメント・トラックバック(0)
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