福袋の中に

intro:

「ワル」って聞くと、頭の弱そうなイメージを持つ人がいます。
でも、本当のワルって結構勉強家さんです。

ですから一流のワルで名の通った私も、かなり物知りです。

何の戸惑いもなく「夜露死苦」って漢字で書けますし、「天上天下唯我独尊」だって書けなくても読めます。多分。

書けない漢字で有名な「憂鬱」って字だって、私は書けます。
さっき、練習しましたから。

でも、「憂鬱」って漢字で書ける期限は3日以内。
それ以上は保証できませんぜ。

┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・

main:

玉石混合・・・

てっきりそういう言葉があると思ってましたが、

「玉石混淆(ぎょくせきこんこう)」

これが正しい言葉みたい。
最近知りました。

優れたものと劣っているもの
質の高いものと低いもの

これらが入り混じっている状況を、「玉石混淆」と言います。
もちろん「玉」が良いもので、「石」が悪いものの例えです。

で、どんな世界でも玉と石は入り混じっています。
そしてその比率は圧倒的に石が多い。

ですから、石を押しのけ玉を見つける能力が、私達には必要です。

 

クローズドな情報・・・

Aという情報が流通しづらい状況にあれば、Aは手に入りにくくなります。
ですから、閉じられた情報は一見、価値が高いと思ってしまいます。

でも、希少性が高くとも、その情報の質までもが高いとは限りません。
その福袋の中には、石ころだけが詰まっているのかもしれないんです。

 

物と情報では、根本的に違います。

物であれば、デザイン性や質感、そして性能を確認しやすい。
でも、情報って形がありませんから、その質の高さって、ハッキリしないんです。

だから、福袋の中身が石ころでも、それを石ころだってみんなが気が付くわけでもありません。
袋の中の質の高さは、人それぞれの“判断”に委ねるしかありません。

 

で、そんなクローズドな情報の場合、図体ばかりを大きくして、価値ある情報かの様に振舞うことがあります。

袋の中を開けて見なければわからない、おまけに開けてみても判断に困る。
そんな状況を利用して、どんどんと見た目だけが膨れ上がっていきます。

この情報の利用者は、数万人です・・・

とか、そんな具合に。
クローズドな情報って、中身がなくとも図体ばかりを大きく見せ付けるのに最適なんです。

 

玉石混淆・・・

だから情報は、絶えずオープンである必要があります。

情報量が増えると、それに比例して石の数は増えていきます。
でも、確実に玉の数も増えていくんです。

オープンな情報は、絶えず批判の目に晒されます。
そうやって、その情報の質は磨かれ、貴重な玉が生まれていきます。

でも、閉じられた情報は、人々の批判の目には晒されません。
だから、そんな情報は石ころばかりが増えて、玉の数は増えません。

 

情報化社会と呼ばれ、個人が情報を容易に発信できるようになった現在。
溢れんばかりの情報量は、さらに膨れ上がっています。
ただでさえ数ある石の中から玉を見つけるのって、一苦労です。

ところがそれに輪をかけて、大きな石ころばかりがゴロゴロと転がっていたら、玉を見つけるのは相当の苦労を強いられます。

大きいだけの石ころって、情報をかき分ける能力のある人にとってみれば邪魔以外の何者でもありません。

だから、その情報が「オープンなのか、クローズドなのか?」って考えるのは大切です。
価値を見極める1つの手がかりになります。

そして自分の発する情報を磨きぬかれたものにしていくには、やはり情報をオープンにしていく勇気も必要。
そんな気がします。

ps:

ですから、情報をオープンにしてしまえば、私にも危機が訪れます。
私が「憂鬱」って漢字で書けるのは、実はパソコンで漢字に変換した時だけだって、バレちゃうんですから。

ま、そんな情報、誰もいらないと思うけど。

post by ノリユキ at 13:48 | コメント・トラックバック(0)



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