言葉の意味はキャラクターで
以前、
”相手が「何者か」によって、聞き手(受け手)の判断が変わってくる”
そんなお話をしました。
その時は確か、話し手の「立場」や「肩書き」といったものを引き合いに出して説明したと思います。
で、今回お話しするのがもうひとつ重要なもの・・・
「キャラクター」
会社組織の場合は、話し手と聞き手の立場が互いにハッキリしてるのが普通ですから、むしろコッチの方が重要かもしれません。
「なんだとっ!」
言葉のトーンは一緒でも、この言葉を受け取る側の印象は、話し手のキャラクター次第で全く変わってしまいます。
怖い人だと思っていたら、冗談交じりだとしても、ちょっと不安になります。
日頃冗談ばかり言っている人は、本気で怒っていたとしても、一瞬理解されない可能性は大です。
話し手のキャラクターによって、聞き手はその言葉の「裏側」に込められた想いを判断するわけなんですね。
だから聞き手が話し手のキャラクターを上手く理解していなければ、誤解が生じてしまうんです。
しかも聞き手は、話し手の言葉を予測します。
前号の例で言えば、新入社員は支店長から当然手放しで誉めてもらえると思っていたんでしょうね。
だからこの新入社員は、支店長のもとに喜び勇んで行ったんです。
ところが聞き手の予測と反することを話し手が言ってしまえば、そのギャップは更に大きくなります。
傷つく度合いも大きいわけです。
これは、別に話し手のキャラクターだけの問題ではありません。
聞き手のキャラクターだって大いに関係してきます。
話し手は、聞き手によって話し方やニュアンスをごく自然に変えるわけですから。
同じく怖いと思っている人に対して話す口調は「恐る恐る」でしょうし、ヒヨッ子に向かってはヒヨッ子に対する口調です。
冗談が通じると思っている人には冗談交じりで話をしますし、通じないと思えばお堅い話ばかりになります。
同じ言葉でも、互いのキャラクターの認識の違いによって、その判断が変わってしまいます。
そして、そのキャラクターの認識のギャップが、言葉の意味の誤解を生む原因となってしまうわけなんですね。
現実の職場では、直接相手と顔を合わせて話しをするんですよ。
だから忘れちゃいけない。
人は人と会話するんです。
言葉と言葉が会話するわけではありません。
ですから、アナタのキャラクターが相手(部下)にきちんと伝わってなければならないんです。
そしてそのキャラクターを伝えるには、言葉を駆使してはいけません。
組織の中は、学生時代と違って「利害」というグレーの色で深く縁取られているんですから。
大切なのは部下と「向き合う」ことなんかじゃないんです。
アナタの「後姿」(*1)と「横顔」(*2)
これがアナタにとって部下に伝えなきゃらならない大切なものなんです。
ps:
(*1)後姿 ・・・ その人の仕事における姿勢・方向性
(*2)横顔 ・・・ その人の人間性
「後姿」及び「横顔」の考察は、メルマガ「裸足のリーダー」が創刊間もない頃にお話していますが、現在その号は非公開となっています。ご了承を。
post by ノリユキ at 10:40 | コメント・トラックバック(0)
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