プロの眼の役立たず
intro:
一流のワルで名の通った私は、「1・2・3」を「アン・ドゥ・トロワ」と数えます。
しかも、さり気なく。
「え~っ!?一流のワルは、数字を日本語や英語で数えないんだって!?」
今、そう驚かれた方もいるかもしれません。
でも、数を数える時はいつだってフランス語なんです。
荒々しさの中に品格を兼ね備えている、それが「一流」の冠を持つ男の風格です。
一流のワルには、フランスがお似合いです。
でも、気が付いている方もいらっしゃると思いますが、私がフランス語で数えられるのは、きっと数字の3までなんですぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
main:
改めて言うほどのことじゃありませんが、スポーツにはルールがあります。
そこで戦う選手達は、ルールの中で技と体力を駆使して戦います。
そして、それを観ている観客は、そのルールの中で戦う姿を楽しみます。
もちろん観ている方も、ある程度ルールを知っています。
ルールなんて知らなくても楽しめますが、知らなければ楽しみ方が半減してしまいます。
仮にルールを無視した戦いがあったとしても、それはスポーツとは呼べませんし、観ている方も楽しくありません。
さて、同じスポーツでも「プロ」と名前が付いてしまえば、それはビジネスです。
「観客」という名の顧客が存在することによって、ビジネスははじめて成立します。
ですからプロ・スポーツであれば、最低限顧客を楽しませることが興行として前提となります。
観客を楽しませる事に頭を使わなければなりません。
でも、ここで大切なことがあります。
ビジネスにおいて「顧客」とは、その分野に対しての“素人”だということです。
中にはプロの眼を持つ人もいますが、大半は素人です。
ですから“顧客を楽しませること”は、即ち“素人を楽しませること”になるわけです。
プロにしか理解できないデザインや味など、それは芸術であるかもしれませんが、ビジネスとして見たら「力不足」です。
ビジネスを行なう人間として、常に考えなければならないことって、素人にもわかるようにアピールを行なうことです。
ルールも品質もデザインもワザも、素人の心に伝わらなければ、意味はありません。
先日の亀田長男のボクシング世界戦。
その試合の判定に対して、疑惑の声が沸きあがりました。
確かにボクシングの採点方式から言えば、その判定結果は亀田選手に軍配が挙がるケースも考えられるかもしれません。
しかし、その試合の判定内容って、プロの視点で見ても、その見解は大きく別れています。
プロの眼で見てもハッキリしない判定・・・
一体それを、どうやったら素人の私たちは楽しめるっていうんだい?
所詮、素人が納得できない判定って、ビジネス上は意味が無いんです。
ビジネスって、その大半は素人相手の商売なんですから。
だから、売る側は素人を楽します事に全力を尽くさなきゃならない。
「プロの眼から見たら、それは正しい・・・」
なんて言葉は、ビジネスの世界では、素人を納得させることが出来なかった言い訳にしかならないんです。
あの疑惑の判定って、論議を醸し出し注目度を高めるには、良いのかもしれません。
でも、それって一時的な事です。
あの様な状況が繰り返されていけば、それは長期的に見たら信頼を損なっていくだけにしかなりません。
プロの眼ではなく、素人の眼を楽しませる。
それはビジネスとして、大切な柱です。
ps:
ですから素人の私にとって、フランス語で数字は「アン・ドゥ・トロワ」の3つが数えられれば、それでOKです。
さて、メルマガの配信予約も済ましたし、ルーヴルにフラレた私はこれから、リベンジするべく上野へと向かいます。
post by ノリユキ at 8:30 | コメント・トラックバック(0)
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