柳原可奈子とうどんの関係
intro:
一流のワルとして世間に名を轟かせた私が次に目指すのは、街の人気者です。
そのためには、最新の流行をいち早く取り入れ、時代の最先端を走り続ける必要があります。
ですから、そんな私はヘア・スタイルにも気を配ります。
オシャレな女性が人気タレントの髪型をマネるようにね。
床屋に行けば私は、ハニカミ王子の様な笑顔で店のオヤジにこう呟くんです。
「宮崎県の東国原知事と同じヘア・スタイルで」
着実に時代は、私の方に向かって来てる気がしますぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
main:
今、私の中で一番熱いお笑い芸人は、柳原可奈子です。
世間の噂に耳を傾けてみても、現在人気沸騰中みたい。
「柳原可奈子のネタ映像」(YouTubeより)
地域や世代によっては「?」と思ってしまうネタなのかもしれません。
が、私にはあの
「いる、いる!いるよね、こんな人」
と思わせるモノマネが、ツボにハマって抜け出せません。
何度見ても、笑える。
ん?
でも、ちょっと待ってください。
確かに「いる、いる!ある、ある!」と思ってしまう私ですが、良く考えてみると、本当にそんな人はいるんでしょうか?
いや、確かにいるのかもしれません。
でも、私は109なんかのショップに行ったこともありません。
総武線だってそんなに多くは乗りません。
ショップ店員や女子高生の会話や細かな仕草だって、世代も性別も違う私は、実はよく知らないはずです。
それなのに私は、彼女の演じるショップ店員も女子高生も、「確かにいる」と思ってしまいます。
いると思ってて、実はいないのかも・・・
あると思ってて、実は無いのかも・・・
そう言えば昔、菊池桃子が「どこにでもいそうな普通の女の子っぽいアイドル」として一世を風靡していた時代がありました。
でも実際は、あんな娘っていそうでいなかったし。
何となく“ある”と思ってしまうけど、実はよく知らない。
そんなモノやコトやヒトに、人気が集まったりするのかもしれません。
東京ではここ数年「うどん」が人気です。
昨年は映画「UDON」が公開されました。
でも、うどんって昔からある食べ物です。
流行りもクソも無いような気がしますが。
う~ん・・・これもよく考えれば、「あると思ってて、実は無い」商品だったのかもしれません。
「うどんが人気」といっても、それは讃岐うどんが中心です。
関東風のうどんが人気になったワケじゃ、ありません。
そう言えば、関西の人は関東風のうどんを食べると「東京のうどんはマズい」と口を揃えて言ってました。
あの醤油っぽい真っ黒な汁に驚くみたいです。
でも、ちょっと待ってください。
意外にも気付かれていなかったことですが、実は今まで
「東京には『うどん屋』が、ほとんどなかった」
という事実があります。
ほとんどの場合、東京で口にするうどんってソバ屋で食べてるんです。
ソバ屋さんの作るうどん。
誤解を生む言い方ですが、関東で食べるうどんの多くは「ソバ風のうどん」ばっかりだったんです。
で、ここが奇妙なところです。
東京って、紛れもなく飲食業の激戦区です。
中華にしろフランス料理にしろ、和食にしろイタリアンにしろ、各ジャンルごとに美味い店はたくさんあります。
「和歌山ラーメン」やら、「広島風お好み焼き」のように、同ジャンルでも、テイストやバリエーションごとに店が分かれていたりします。
なのになぜ、東京で食べるうどんは関東風ばっかりだったんでしょう?
関西の人が「不味い、不味い」と繰り返していても、実は讃岐うどんも関西風うどんも、ちょっと前までは簡単には食べれなかったんです。
「うどん」は確かにあった。
そして、確かにあると思ってた。
でも、実は滅多にお目にかかれなかったうどん・・・
それがここ数年のうどん人気に繋がってるんじゃないでしょうか?
いや、流行と言うよりも、もはや定番です。
同じくここ数年流行なのが、「起業」です。
で、起業に関する教科書には、どれを覗いても「ニッチだ。ニッチだ」と口喧しく騒ぎ立てています。
ある程度大きな市場はどこも大手が入り込んでいるので、隙間産業を狙って起業しましょう、と言ってるわけです。
ところが、どうでしょう。
てっきりいると思ってた大手企業が、実は大きな市場にいない。
残された市場はニッチしかないと思ってたら、実は大きな市場にもある。
東京では「うどん」という市場に、実は大きな穴がポッカリと開いていたわけです。
既に“アル”と思ってたものが、実は“ナイ”。
ありそうで、実はない。
そういうことって、巷にはまだまだ転がっているのかもしれません。
今まで何気なく見過ごしていたことを、ちょっとだけ足を止めて見つめてみるだけで、今までの景色が違って見えてくるのかもしれません。
ps:
もっと別な、というか正確な言い方をすれば、
「人に“ある”と認識させるには、本当に知っている必要はなく、もっと別な要素が関係している」
「記憶の断片をつなぎ合わせていくと、知らないことまで知っている気持ちになる」
ということになるのかと。
ps:
一難去ってまた一難・・・というよりも、一難が去る前にまた一難が降りかかる、そんな踏んだり蹴ったりの毎日を送っています。
この間は、空き巣にも入られましたし。
でも最近の空き巣って、部屋の中を荒らさないんですねぇ。
貴金属や小銭なんかも盗みません。
お札だけを、そっと盗っていくわけです。
だから自分の家で何が盗まれてたかキッチリ把握するのに、結構時間がかかりました。
最初は、「何も盗まれてなくて、良かった~ぁ!」なんてぬか喜びしてましたもん。
あると思ってた現金が実は無かったって気付いた瞬間・・・
正直ショックと共に、ちょっぴり笑えました。
そんな自分が、今日もちょっぴり可愛らしく思えます。
だから、先週もメルマガを発行しなかったことは、許せ。許すんだ。
頼みましたぜ。 ┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
post by ノリユキ at 14:12 | コメント・トラックバック(0)
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