電車の中の風景

いやね、少し前に終電で家に帰ってきたんですが、ちょっとその電車の中でビックリしたことが・・・

座席の隅っこで私はウトウトしてたんですが、「バタッ」なんて音がしたんで眼を開けてみると、目の前に背広を着た男の人が床に転がってました。

まあ、その人はすぐに起き上がったんですが、電車のドア付近の前で座り込んだまま。
ウツラウツラと頭を揺らしてます。

「あー、また酔っ払いか」

東京の電車の中じゃ、良くある光景です。
車内には結構人がいたんですが、誰も驚きません。

同じく私も「良くある光景」の一場面として、そんな男を放っておいて、再び薄っすらとした眠りにつこうと目を閉じました。

ところがしばらくすると、再び「バタッ」なんて倒れる音が。
眼を開けるとやっぱりさっきの男が、寝転がってます。
しかも両腕を大きく広げたまま寝てるんで、向かいの座席に座ってる人たちは邪魔そうな顔をしています。

でも、みんな車内の乗客は知らんぷり。
もちろん、私を含めて、ね。

ま、日常茶飯事の出来事なんで、みんな関わらない様にしてる、ってそんな感じです。
もちろん、私を含めて、ね。

 

で、「そろそろ降りる頃だなー」なんて頃になったんで、私は眼を開けて意識をハッキリとさせようかと。
退屈なんで、目の前に寝転がっているこの男をちょっと観察してみることに。

この男の頭、ハゲ上がってます。

彼の頭のハゲ上がり具合と、私の頭のハゲ上がり具合を比べ、密かに

「勝った・・・」

なんて、喜びを噛み締めること15秒。
ふと奇妙な事に気がつきました。

息が浅い。

寝てる人って、呼吸が深いのは周知の通りです。
大きく息を吸って大きく息を吐く。それが寝てる人の呼吸です。

でも、この目の前で寝転がってる人、呼吸が浅いんです。
小さく吸って小さく吐いてる。
まるで起きてる人みたい。

ひょっとして・・・

嫌な予感が走りました。
で、顔を良く見ると赤らんでるわけでも青白くなってるわけでも、酔っ払いの顔をしてるとは思えないんです。

あれ・・・?

なんて思ってると、ふと彼の薄っすら開いたクチから何やらブクブクしたものが・・・
クチから泡を吹いてるのを見つけました。

ヤバッ・・・!

慌てて私は立ち上がり、彼のもとに行って肩を叩きます。

「大丈夫ですかっ?」

そう繰り返して起こそうとしたんですが、起きない。
何度繰り返しても、起きない。

そうこうしてるうちに私が降りる駅に電車は着いてしまいました。
この電車は最終電車なんで、私は降りないわけには行きません。

でも車内の人たちは、みんな彼を単なる酔っ払いだと思ってるんで、相手にしてません。
見て見ぬフリを決め込んでます。

どうしよっか・・・

なんて一瞬考えましたが、車掌さんか運転手さんに事の次第を伝えようと、電車を降りるとダッシュで最端尾の車両へ・・・
その時の私は、まるで往年のベン・ジョンソンのようでした。

でも、たどり着く前にもう動き出しちゃったんだよね、電車は。
役に立たねーでやんの、俺って。

仕方がないので改札口まで言って、駅員さんに事の次第を伝えときました。
あとは頼んだぞ。

 

田舎の電車だと、酔っ払って車内で寝転んでる人って滅多にいないんでしょうね。
だからきっと、倒れてる人を見つけたら、誰かしらが慌てて駆け寄ってくれるのかもしれません。

でも都会じゃ、深夜泥酔した人が電車の中で床に寝転がってるのって、正直珍しい光景じゃありません。
だから、病気か何かで倒れてしまっても、酔っ払いだと思われてしまいやすい。
誰からも援けてもらえない可能性って、凄く高いんです。

って、そんな風に思ってしまう時間を過ごしてしまいました、ついさっき。

 

で、只今午前4時過ぎです。
でも、今日は昼から予定が入ってます。
少し寝て起きたら、早々とお出かけなのさ。
コレでも忙しいんだ、私は。

ということで、今日はメルマガ配信日ですが、書いてる時間がありません。
なんでメルマガはやっぱり今日もお休みですね。残念でした。

ま、「Blogのエントリーを書いてる暇あったらメルマガ書けよ」なんてお声もあるかもしれませんが、そんな意見など耳を塞いだまま、これから私は布団に潜りこみます。
それじゃ、おやすみ。

post by ノリユキ at 4:18 | コメント・トラックバック(0)



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