イヌ型とネコ型、どちらがお好き?

intro:

私の性格は、果たしてイヌ型だろうか?それともネコ型だろうか?
そんな風に尋ねると、多くの人は私のことをイヌ型だと答えます。

まあ、その気持ち、わからなくもありません。

なにせ私といったら、一流のワルとして世間にその名を轟かせている男です。
アナタが私のことを「一匹狼」から連想して「イヌ型」だなんて思ってしまうのも、無理はありません。

でも、真実は違います。
私は明らかにネコ型の男。

 

「イヌは人につき、ネコは家につく」

 

そんな風に、相場は決まっているわけです。
ですから、一流のワルで名の通った私が、他人に忠実に飼い慣らされてしまうわけがありません。

腹が空けば主人も裏切る。
それが一流のワルで名の通った男の私らしい生き方、いや生き様なんです。

ですから私は、まさしくネコ型な男です。
いや、百獣の王であるライオン型と言った方が、よりそのイメージにピッタリなのかもしれません。

でも、あの勇ましい雄ライオンのタテガミは、どう考えても私のツンツルテンのハゲ頭には似合わない。

そんな事実は、一生のお願いですから内緒にしておいてください。
頼みますぜ。 ┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・

main:

自己プロデュースを上手くやって、自分を売り込もう!
そんな風に考えてビジネスをする人って、結構います。

確かにそれって、大切なことです。
自分を売り込んで初めてモノが売れる、そんな場合が圧倒的に多いですし。

でも、アナタが会社の経営者だったり管理職だったりする場合、ちょっとだけ気をつけなきゃいけないことがあります。
それは、

「会社は、従業員個人の技術に依存してはいけない」

ということです。

 

自己プロデュースを各営業マンや各接客員が自分の裁量で行なった場合、その結果には大きな個人差が出てきます。
圧倒的に優秀な人間が出てくるわけです。

で、それって結構ヤバイ。
そんな事実に気がつかなきゃいけません。

だってさ、考えてもみてください。
仮にアナタの部下Aさんが物凄く優秀で、沢山のお客さんをファンにしてしまった場合を・・・

確かに売上は上がります。
でもそれは、会社が叩き出した売上ではなく、Aさん個人が叩き出した売上です。

ですから、Aさんがアナタの会社から去ってしまった時点で、沢山のお客さんもアナタの会社から去って行きます。
それは当然の摂理です。

最悪の場合、多くの顧客を失わないために、アナタはAさんが望む多くの要求を呑まなければいけなくなります。

つまり、会社はAさんの言いなりです。
会社の行動は、一従業員の気持ちに振り回されてしまうわけです。

こういった状況を放置している会社って、結構あるんですよねぇ。

典型的なパターンって、美容室です。
お目当ての担当美容師がいなくなれば、お客さんは必ずその理由を尋ねます。

で、お店側は必ず「ああ、彼女は辞めて田舎に帰りました」って言うわけです。
「彼女は他店に移った」なんて言った日には、そのお客さんは他店へと移ってしまうんですから。

ま、それだけならまだ良いほうかも。
力のある営業部長のご機嫌伺いを繰り返す社長、って以外に多いもんです。

ヘタに社長風を吹かせて彼の機嫌を損ねてしまえば、会社を辞められるだけじゃなく、新会社を設立されてお客さんを根こそぎ持っていかれる。

それって、売上激減を招くだけじゃあっりません。
強力なライバル会社が近くに出現してしまう、ということなんです。

飼い犬に手を噛まれるって、このことです。
ご主人様を食い殺すイヌならぬオオカミなんて、実は巷にはゴロゴロいるんです。

 

だからね。
顧客はイヌ型に育ててはダメです。
ネコ型に育てなくちゃ。

 

従業員個人の技術に依存してしまう会社やお店は、顧客をイヌ型に育ててしまいます。
もちろん、そんな顧客はその従業員自体についているわけで、会社やお店そのものには興味はありません。

結果、会社の状況は、その従業員の動向に左右されてしまいます。
個人が叩き出した売上げは、個人の利益であって会社の利益ではないと、肝に銘ずるべきです。

 

人につくイヌ型のお客さんを、決して育ててはいけません。
アナタがしなくちゃいけないことって、アナタの会社、あなたのお店につくネコ型のお客さんを育てることです。

だから、会社やお店の仕組みに惚れさせる。

それを考えるのが、経営者であり上司の役目です。
お客さんにとって、その会社そのお店自体を好きになってもらえる仕組みを、アナタは作らなくちゃいけません。

“人”そのものだけを売り物にする商売って、実はたった2つだけです。
芸能と呼ばれる世界と、夜の世界。
それだけなんです。

それ以外の商売であれば、決して“人”だけを売り物にしてはいけません。
それをやってしまえば、どんな商売も水物です。

ps:

ただ1つだけ解せないことがあります。

ネコ型ロボットであるドラえもんは、野比家のために未来からやってきたはずです。

でも、タイムマシンに乗ってやってきたドラえもんは、結果として野比家についていたのではなく、のび太くん個人についてしまいました。

だから見た目はともかく、絶対ドラえもんはネコ型ではなく、イヌ型ロボットです。
そうだ、そうに決まってる。

post by ノリユキ at 13:20 | コメント・トラックバック(0)



コメント・トラックバック

トラックバックURL:

コメントRSS

コメントする

ココだけの話ですが、コメントは管理人の承認後に表示されます。
また、コメントに対する管理人からの返答は期待しないで下さい。
ゴメンよ、ハニー!

管理人にのみ公開されます