冷たい風もぬるま湯も

intro:

一流のワルで名の通った私は常日頃、イメージトレーニングを欠かすことはありません。
毎朝、鏡の前で自分自身に向かって元気良く挨拶します。

「おはようございます。速水もこみてぃーです!」

こうやって毎朝セルフ・イメージを潜在意識に刷り込んでいる私は、確実に今日も速水もこみちに激似のはずです。
どうだ凄いだろ、羨ましいだろ。

でも正直なところ、何度見ても鏡の中に映っている私は、「速い水」と言うよりも「温い水」・・・

温水洋一の方がお似合いみたいです。

一流のワルにとって世間の風は、いつだって冷たいようですぜ。

┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・

main:

「逆セクハラ」

そんな言葉が、珍しくもなんともない時代になりました。
今年4月1日より施行された改正男女雇用機会均等法では、逆セクハラの禁止が盛り込まれています。

以前はセクハラと言えば、男性から女性への性的虐待・嫌がらせだとの認識しかありませんでした。
が、現実にはその反対も横行しているという実態があります。

「逆セクハラなんて、自分にはあり得ねー」なんて思っている女性の方も多いようですが、それは認識不足です。

胸元が大きく開いた服を着ていると、セクハラに該当する可能性があります。
「週末は彼女とデート?」など恋愛事情を尋ねることもセクハラになる可能性があるんです。

もちろん、男性固有の身体的特徴を話題にしても、セクハラです。

ですから、もう私は誰からも「ハゲ」と呼ばれなくなります。
素敵な世の中になってきました。でも、ちょっと寂しいかも。

あ、話がそれました。

 

「ついにコレですか・・・」というニュースが先日ありました。

「夫が“逆DV”妻を絞殺…携帯のエロ画像盗み見されウッ憤爆発」(SANSPO.COMより)

ついに「逆ドメスティック・バイオレンス」という言葉までが踊り出す時代になったようです。

う~ん・・・正直言いますが、多くの女性にとって生き難い時代が訪れているようです。
「男女平等」という名のもとにね。

一見「男女平等」というと、女性にメリットばかりがあるように思われます。
でも、女性は社会人として、新たに責任を負わねばならない側面も増えてくるんです。

ある意味、男女平等が進んでいくと、男よりも女の方が大変になっていくのかもしれません。

例えば、女性が大声をあげたり、皿や雑誌などを投げつける行為。
今までならそれは単に「ヒステリック」という言葉で片付けられていました。

でも、男女平等のもとでは、明らかにそれは暴力です。
女性であっても、社会的制裁を受けなければならないケースが出てきます。

例えば、男性社会において男は皆、「働く」だけでは許されません。
男は働いて「家族を養う」ことが当然の義務として常識化します。

ですから男女平等社会になると、女性は「働きたい」だけは済まされません。
働いてその収入で「家族を養う」ことが当然視されます。
その気のない女性は、「ダメなヤツ」と呼ばれます。今までの男と同様に。

これからの女性は「玉の輿」に乗っても、喜んでいられません。
夫ではなく妻が義理の父の会社を継いで働かねばならない、そんな可能性も出てきます。

となると今後、経営者の息子は仕事の出来る女性を捕まえて結婚すれば、働かなくてもOKです。
奥さんに会社を継いでもらって、自分はセレブな専業主夫です。

「逆玉の輿」に乗った男性も義父の会社を継ぐ必要はなく、次期社長の奥さんを家庭で支える専業主夫になることが可能です。

セレブな旦那様同士で昼は優雅にホテルの高級ランチを食べながら談笑。午後はお買い物に英会話、そして趣味のサークル活動などなど。
そんな優雅な生活だって出来るんです。

ヨン様ならぬ「リア・ディゾン様」を追っかけながら西へ東へと奔走できますし、キャラクター・グッズだって買いまくりです。妻の働いたお金でね。

「男のクセに」なんて言わせません。つか、それは男性蔑視の言葉であり、セクハラです。
男だって、家のことをきちんとやっていれば、文句を言われる筋合いはなくなるんです。

おぉ!
何てパラダイスなんだっ!

働きたがらない男達が増え、家事の上手な男性が増えているこの今、男達にとって男女平等の社会は夢の楽園です。

・・・とまあ、今挙げたのは極端な話です。
が、それにしても男女平等社会の過渡期である現在、今まで以上に生き辛くなっている女性が増えているのではないでしょうか。

親や彼氏、夫の前では女らしさを求められ、社会の中では男と同等に働くことが要求される、とかね。

水平型の人間関係を構築したがる性質を持つ女性にとって、組織というピラミッド構造の中での人間関係は、男性以上にストレスを抱える人も多いかも。

 

さて、男女平等社会になったときの例を色々と挙げてみましたが、これらの話に対してアナタはどう感じたでしょうか?

同感したり、ムカついたり、違和感を感じたり、喜んでみたり・・・
きっと人それぞれ、感じ方が違うと思います。

これは、単純に「男と女」では区切れない、複雑な構造です。
先に挙げた様な社会に今後なることを、歓迎する女性もいれば不快な思いをする女性もいます。
喜ぶ男性もいれば、嫌がる男性もいるはずです。

同じ社会で暮らしていても、それぞれの立場や考え方、倫理観やポリシーによって、それぞれ感じ方が違ってくるわけです。
1つの事象が不快にも爽快にも感じられます。

 

要するに、世間に冷たい風もぬるま湯もありません。

自分がどのポジションにいるかどうかで、世間に冷たい風を感じたり、逆にぬるま湯にどっぷりと浸かってられたりするんです。

自分が今いるこの社会の中で、この業界の中で、この組織の中で、この家庭の中で、この仲間達の中で、どう振る舞いどう行動するか?
その立ち位置によって、自分自身の幸せ感や充実感は変わっていくはずです。

だからアナタにとって大切なのは、自分を取り囲む環境に振り回されるんじゃなくて、自分の立ち位置を見つけることです。

そのために必要なこと。
それは、この社会の仕組みとこの社会が今置かれている状況をよく理解すること。
同じく、アナタが所属する組織や業界の仕組みや状況をきちんと把握することです。

その仕組みや状況によって、自分の立ち位置を考えていきます。

立ち位置を間違えれば、アナタは必要以上に苦しむ事になります。
頬を撫でる温かい風も、冷たく感じる事になってしまいます。

逆にその仕組みや状況に合わせて的確なポジションにいれば、きっとアナタの今いる場所は底なし沼から景色の良い露天風呂へと早がわりです。

もちろん私は、体制に全て従って生きろと言っているわけではありません。

自分の貫くスタンスはきちんと突き通す。
そうでない部分には、余計な気も力も使わない。

そうやって生きた方が、随分と楽しく暮らせそうです。

冷たい風もぬるま湯も。
どんな風にあたるのか、どんな水に浸かるのか、自分の意思で決める。
そういった選択が、必要な時代です。

ps:

温水洋一と呼ばれようが、私は速水もこみちを貫き通します。
でも、もう飽きちゃったかも。

それが俺の生き方なんですぜ。 ┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・

post by ノリユキ at 12:45 | コメント・トラックバック(0)

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