ミートホープ社長にフェミニストを混入させてみる
intro:
一流のワルで名の通った私は以前、一流のダンサーとして活躍していた時期があります。
日本では知らない方も多いと思いますが、90年代のアメリカ、ことにロサンゼルスでは超有名です。
「ウソだろ」
ウソじゃありません。
へー、じゃあアナタはロサンゼルスに居たことがあるんですか?
居たこともないくせに、憶測でものを言って欲しくないですね。
「90年代なら、ロスに住んでたんだけど」
あ、すみません。私が活躍していたのはロサンゼルスじゃなくて、ルクセンブルグでした。
いや、プラハだったかもしれませんし、北京だったような気もします。
あれれぇ?忘れちゃったみたい。(* ̄∇ ̄*)ゞ テヘッ♪
常に未来に向かって走り続けている私にとって、過去のことなんがどうでも良いってもんですぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
chapter 1:
例えば未婚のフェミニストが女性の社会進出を叫ぶと、
「モテない女の僻みだろ」
「結婚したこともないくせに」
なんて具合の言葉が浴びせられたりします。
同様に、子育ての経験のない識者が子育て論を語れば、
「子供を育てたこともない人間に、何がわかる」
なんてことを言われるかもしれません。
ビジネスの世界でも、畑違いの業界出身者が口を出せば、「この業界の現状を何にも知らないくせに」なんてことを言われたりします。
営業部が製造部に口を出すと「作る側の現状がわかってない」と言われ、製造側が営業に注文を出せば「売る側の現実を知らな過ぎる」と言われます。
要するに
「現場を知らないやつは、口を出すんじゃねえよ」
って、そういうことなわけです。
まあ、現実の苦労も知らない連中に口を出されるのって、確かにムカつきますから。
さて、それじゃあ質問です。
経験のない人が、経験のないモノゴトを語る資格はないんでしょうか?
現場を知らない人間が、その現場に口を出すのはダメなんでしょうか?
chapter 2:
ここ最近、ミートホープ社による牛肉偽装問題で話題は持ちきりですが、渦中の社長は不正行為は業界の体質にあるかのような発言をしています。
田中社長仰天発言「消費者にも問題」…ミンチ偽装で強制捜査(スポーツ報知)
そう言えばこの食肉業界では5年ほど前にも、日本ハムによる輸入牛肉の偽装・隠蔽が問題になりました。
こういった不祥事が続けば当然、偽装などの不正行為は食肉業界全体に及ぶ体質なんじゃないかという疑惑が湧き上がっています。
まあ今回の事件を受けて、農水省が全国で抜き打ち検査を始めたそうですから、そんな業界体質があると疑ってかかるべきなのかもしれません。
農水省、100品目を全国で抜き取り検査 ミンチ偽装(asahi.com)
さて、別に偽装に限った話じゃありませんが、それぞれの業界や組織では、それぞれに特有の体質を抱えています。
で、体質には良い面もあるわけですが、残念ながら体質の悪い部分が自分たちのビジネスにとって大きな弊害になってくる場合があります。
もちろん、そんな時は体質を変えて悪弊を取り除かなくちゃいけません。
でも、出来ないんですよねぇ・・・
自社の体質を自らの手で変えていくって、物凄く難しいんです。
だって組織で働く人たちは、今まさにその現状で利益を得ているわけです。
変えようとすれば、誰かが傷を負います。いや、皆が傷を負うのかも。
落ちてしまうかもしれないというリスクを背負って高みを望むより、多少の不満があっても現状の安定性を望むのが、人間です。
弊害はわかっていても、現状はなかなか変えられません。
いや、弊害にあえて気付こうとしない人だって沢山います。
だって、「改革する」と言うことはある意味、「今までやってきたことはダメだった」ということです。
自分が歩いてきた道を否定されてしまうわけです。
だから、認めるわけにはいかない。
それを認めたらその人は自分自身の存在意義を見失います。
組織内の体質に悪い部分があることを、認めるわけにはいかないんです。
そうやって人は保守的になっていきます。
保守的になった人たちは、今まで自分達がやってきた「出来ること」に賞賛を与え、改善策には「出来ない理由」ばかりを挙げて行きます。
変わろうとしないんです。
chapter 3:
確かに現場を知ることって、大切です。
現実から離れた机上の空論を振り回したところで、意味はありませんから。
でも、現場を知らないからこそ言えることって、あります。
現場とは無関係だったからこそ、出来ることもあるわけです。
現実の困難さを知らないがゆえに、現実に縛られず自由に発想することが可能です。
現状に無関係であるがゆえに、シガラミに囚われず自由に行動が出来ます。
ブレイク・スルーとは、いつだってそんな素人感覚から生まれてきてるわけです。
だから、改革を進めたい時の常套手段はいつも、「新しい風」です。
組織内部では変革できないのであれば、組織に風穴を開け、風通しを良くし、外部からの力で変革を推進します。
別の業界、別の組織から人を呼び、今までの体質を変えるリーダーシップを発揮してもらったりします。
組織内の事情を外部に公表し、「世論」という圧力で体質を改善していくという手もあります。
ミートホープ社だって、結局は世間で騒がれない限りは問題行為をずっと続けたままだったでしょう。
いけないことだと分かっていても、現社長の下では恐らく何も変わらなかったはずです。
食肉のプロ、職人として叩き上げの社長に一蹴されて、それで終わりです。
chapter 4:
人は感情論に振り回されやすい存在です。
口を出されると都合が悪ければ、「現場を知らないヤツに、それを語る資格はない」と言い出します。
逆に現場の人間だけじゃ混乱から抜け出せない場合は、「第三者の意見を聞く」と言って、客観的な意見や行動力を欲しがります。
でも第三者って、当事者じゃない人たちのこと。
要するに、現場を知らない人のことです。
世の中が物凄い勢いで変化している現在、それはある意味、改革を常に迫られているということです。
方向転換を迫られている組織は沢山あります。
私達1人ひとりが改めるべき事だって、沢山あったりします。
でもそんな時、アナタは感情論に振り回されていませんか?
アナタにとって必要なのは、経験知と客観知。
そのどちらかではなく、両方です。
ps:
確かに改革には経験知と客観知の両方が合わさるべきですが、牛肉コロッケには牛と豚の肉を混ぜちゃいけませんぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
post by ノリユキ at 13:07 | コメント・トラックバック(0)
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