自立できない人の仕事量
intro:
私の友人たちは、私の可愛い髪の毛たちを
「自立心の低い髪の毛」
と言って嘲笑います。
自立できずに直ぐに抜けてしまうということを、わざわざ比喩を用いて表現するその姿勢が、実に私の友人らしくてムカつきます。
でも、彼らは大きな過ちを犯しています。
私の可愛い髪の毛たちは、自立心が旺盛なんです。
旺盛すぎて、直ぐに私の元から旅立ってしまいます。
「可愛い子には、旅をさせろ」とは、よく言ったものですぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
main:
同じ職場、同じ職務で働いていても、人によって仕事の量は違います。
たくさん仕事を抱えている人もいれば、ヒマを持て余している様な人もいるわけです。
で、そんな仕事量の違いは、働く人それぞれの“自立性”の違いによって左右されるケースが、割と多いみたいです。
自立心の高低で、仕事の量は決まります。
もちろん私がそんな話をすると、みんな気が付いたように「うんうん」と頷きます。
「自立できない人って、仕事だってほとんど人任せだろうしね」
「自立できてる人って、責任感があるから仕事を抱え込んでしまうんだろうね」
なんて具合に。
ほとんどの人は、自立できない人の仕事量が少ないって思っています。
でもね、違います。
自立できていない人ほど、仕事をたくさん抱え込んでしまうんです。
私達を取り囲む社会は、結構複雑に出来てます。
独りじゃ抱えきれないくらいの問題が、ゴロゴロと転がっています。
おまけに人って、デコボコです。
長所もあれば、短所もあるわけです。
ですから人は、自分1人で何もかも背負うことなんて出来ません。
なのに、自分ひとりの力で何もかもやろうとする人がいる。
そんな人は、色んなものを抱えきれずに潰されてしまいます。
自分1人の力で立つことなんて、出来ないんです。
自分の力で立ち上がるためには、余計な荷物は他人に持ってもらわなくちゃいけません。
児童健全育成推進財団の常務理事である鈴木一光氏は、こんなことを言っています。
福祉の世界で自立というのは、自分が苦しいときや出来ないことは人に任せられることを言うんです。
「テレビ寺子屋」第1538回<自立する心を育てる>より
世の中の価値観で間違っているのは、自分1人の力で何もかも出来ることが自立だと思っていることです。
もちろん、単純明快で平穏な世の中なら、それも通用したことでしょう。
でも、複雑な社会では、そんな価値観は時代遅れです。
何度でも言います。
人間って、決してスマートな生き物じゃなく、デコボコしてます。
長所もあるけど、それ以上に弱点だらけです。
だから、自分1人の力で立って生きていこうとするのであれば、自分に持てない荷物は他人に預けるしかありません。
自分の出来ないことは、他人にやってもらう。
そして、他人に出来ないことで自分に出来ることは、率先して自分が引き受ける。
それが、自立できる人です。
他人に何かを任せられない人は、自立心が旺盛なわけでも責任感が強いわけでもありません。
プライドが高いか他人を信用できない、もしくは必要以上に他人に遠慮し過ぎて生きている、そんな自立心の低い人なんです。
ですから、仕事だって同じです。
たくさんの仕事を抱え込んでしまう人って、自立できない人です。
自分が不得意な仕事は、それを得意とする人にお願いする。
自分が大変な時は、他人の手を借りる。ネコの手だって借りる。
そして、自分に出来て他人に出来ない仕事は、その空いた手をそっと差し伸べてあげる。
それが自立できる人であり、仕事をする時の基本です。
ps:
自立心旺盛な私の髪の毛たちは、手を取り合って一斉に旅に出かけてしまいました。
「髪の毛くん、毛髪ちゃん、お父さんは指折り数えてアナタ達が帰って来るのを待ってますからね」
なんだか寂しくて、泣けてきましたぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
post by ノリユキ at 14:05 | コメント・トラックバック(0)
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