エクスフォーメーション

intro:

私の知ってる小栗旬は、もちろん「花より男子」の花沢類を演じる小栗旬です。
ですから私は、その王子様キャラを今まで必死にイメージ・トレーニングしてきました。

ところがどうでしょう。
今度公開される「クローズZERO」において小栗旬は、こともあろうことか滝谷源治の役でヤンキーを演じています。

どうしてくれるんだ。
今までの努力が無駄になってしまったじゃないか。

一流のワルで名の通った私は、憤りを隠せません。

ん?あれ?

今気が付きましたが、そういえば私は一流のワルでした。
ですから、何もイメージ・トレーニングなどしなくとも、素のままで振舞っていれば、彼の演じる源治と全く同じイメージなはずなんです。

ということは、何の努力をしなくても、もともと私と小栗旬はソックリだったってこと?

あー、そんな気は前からしてたんですが、やっぱりそうでしたか。
生まれた時から私と小栗旬は瓜二つだったんですねぇ。

今、東京は雨模様ですが、今日の私は何だか1日を清々しく過ごしていけそうですぜ。

┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・

main:

私達の周りは情報で溢れかえっています。
そんな中、私達は情報収集に熱心です。

私達は本を読み、テレビやラジオで情報を知ります。
新聞や雑誌を読み、ネットで検索して情報を知ります。

格差、食品表示偽装、テロ、拉致、アルツハイマー、メタボリック、温暖化、サブプライムローン・・・

そして気が付けば、

「知ってる、知ってる」

世の中に出回っている情報の多くは、アナタにとって知っていることばっかりです。

でも、ホントに知ってるんですかね?

確かに私達の周りには、「知っているか?」と尋ねられれば、「知っている」と言えるものばかりです。

でも実は、具体的に細かく質問されたら、何も答えられないものばかっかりだったりします。
知っている気になっているだけで、何も知らないことばかりなんです。

 

「エクスフォーメーション」

「イン」とは反対の「エクス」。
「インフォメーション(情報)」の逆である「エクスフォーメーション」。

武蔵野美術大学の原研哉教授は、そんな言葉を使って情報の「未知化」を唱えています。

【原研哉のキャンパスブログ】

「知ってる」と思っている事柄を「いかに知らなかったか」と捉えなおす。
それが情報の未知化です。

モノゴトを「知らない」という態度で見つめなおすことで、「知ろう」とする回路が頭の中で動き出します。
洞察力が増し、新たな視点でモノゴトを捉えなおそうとするわけです。

情報を未知化すると、「思考」というプロセスが稼動し出します。

 

「1ヶ月、本を30冊読みました」

だから、何を知ってると言うんでしょう?
何かを知った気になってるだけです。

知るだけで、何も考えない。
考えようとしない。

だから、実は知らないことばっかりです。

知ることばかりに懸命になって、思考することが希薄になっています。
ある意味、「知ってる」と思ってしまうことは、「思考停止」が始まるサインなのかもしれません。

情報が氾濫するこの社会において、情報を知らないということは、リスクを背負うことと同じです。
でもそれ以上に、知った気になっていることが危機的状況なんです。

情報を受け取る場合には、リスクを伴う。
そんな事実を私達は知るべきです。

ps:

この「エクスフォーメーション」という言葉、結構気に入ってます。
なんでこの裸足のリーダーでも、あと1回くらいは使うかもしれません。
知らないけど。

さて、今さっきこの記事を書きながらテレビで、亀田興毅の謝罪会見を見ました。

彼の姿を見て何だか泣けてきたのは、きっと今日の雨空のせい。
一流のワルで名の通った私は、そう思いたい年頃のようですぜ。

┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・

post by ノリユキ at 13:45 | コメント・トラックバック(0)



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