実は、誰も知らなかったりする話
intro:
非常に残念なことですが、一流のワルで名の通った私が小栗旬に激似だという事実を、疑う人がいます。
まあ、そう思いたい気持ちはわかります。
確かに私は、ハゲていますし、老け顔です。
温水洋一に似ていると言われたら、そうかもしれません。
でも、私は小栗旬にソックリなんです。
当の本人が言っているんです。
間違いありません。
皆さんも、他人の言っていることなんて、うかつに信じちゃいけませんよ。
きっと彼らは、僻んでるんです。
そうです、そうに決まってます。
申し訳ありません。
今、目から涙が零れてきました。
心が涙で曇ってしまう前に、さっさと本文へと進むことにしますぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
main:
ちょっと質問します。
「マーケティング」って、一言で説明するとどんな意味になりますか?
まあ、既に知ってる人は置いといて、知らない人は今すぐ自分が良く使ってる検索エンジンを使って調べてみてください。
そして、答えられるまでにどの位の時間がかかったかを計ってください。
調べました?
答えられました?
答えは、比較的簡単です。
マーケティングとは、「売れる仕組み」のこと。
それが答えです。
もちろん、マーケティングの定義なんて色々ありますから、一概には言い切れません。
でも、日本でこの答えはほぼ定番の言い回しになってますから、調べるのはそれほど難しいことじゃないかと。
で、ここで差が生まれます。
調べずに即答できた人、調べて3分以内に答えられた人、10分以上かけてようやく答えられた人、結局わからなかった人・・・
結果は、様々です。
そして、それが即ち情報格差。
いわゆる、デジタル・デバイドってやつに繋がっていきます。
「マーケティング」って語彙を検索エンジンで調べると、物凄い数のサイトがヒットします。
そんな溢れんばかりの情報の中から、答えを見つけなくちゃいけません。
でも、情報は多過ぎると大変です。
情報を「集め、読み、検討し、答える」作業に、多大な時間を費やすことになるわけですから。
しかも、どれもこれも似たような情報ばっかりだと、嫌になっちゃいます。
モノゴトを予め知っていると、情報を手に入れる時間はゼロです。
知らなくとも、望む情報を手に入れる能力があればあるほど、それに費やす時間は短縮されます。
そして、それは仕事の効率の差です。
いつまで経っても情報が得られず次に進めない人、間違った情報をもとに企画を進行させてしまう人・・・
結果的にそれは、仕事そのものの能力差に繋がっていきます。
では、もう1つ質問。
次は、結構難しいです。
「マーケティングの定義は色々ありますが、そのうちアメリカ・マーケティング協会が提唱する定義を答えなさい」
さて、調べました?
答え、わかりました?
結構、時間かかったでしょ?
さっきの問題に答えるよりも、随分と手間がかかります。
検索に慣れてる人の多くは、恐らく
「アメリカ・マーケティング協会 マーケティング 定義」
みたいな感じで文字を入力して、調べているはずです。
で、出てきますねぇ、ウヨウヨと。
でも今度はさっきと違って、わりと情報がゴチャゴチャしていて判断しづらくなってます。
でも、何とか調べてくと、大体こんな感じの答えにたどり着くはずです。
「19年ぶりに改定された2004年の最新定義によれば、『マーケティングは、組織的な活動であり、顧客に対し価値を創造し、価値についてコミュニケーションを行い・・・(以下略)』である」
検索結果の情報はゴチャゴチャしてますが、そこから得られる情報を検討していくと、上記の様な答えに行き着くはずです。
さあ、この答えまで辿り着きましたか?
まあ、ある程度時間を割けば、ここまでの答えには大体の人が辿り着けたはずです。
で、上記の様に答えた皆さま・・・
申し訳ありませんが、そんなアナタの答えは間違いです。
実は、アメリカ・マーケティング協会は2007年の10月に、マーケティングの定義を改めています。
ほら、これ見てみ。→ アメリカ・マーケティング協会「「Marketing Definitions」
アメリカ・マーケティング協会の本家サイトには、きちんと新定義が書かれています。
でもね、恐らく今私がこの話を書いてる時点で、この定義を載せてる日本のWebサイトは、検索結果に表示される範囲内において、
1つもない。
もちろん私も全てのWebページを確認したわけじゃないんで、断定し切れませんが、少なくともそんなサイトを発見するのは至難の業です。
先のような調べ方をしていたら、どんなに検索結果を調べたところで、アナタは課題に見合った情報を手に入れることができないんです。
Web2.0だと騒いだところで、しょせんそんなもんです。
インターネットの情報にも、限界はあります。
全て正しい情報が、載ってるわけじゃありません。
それどころか、正しい情報を得るには邪魔な情報ばかりが、溢れかえっています。
だからね。
情報を得る場合、叶うことならまず一次情報に当たることです。
一次情報って、情報発信源からの直接情報のことです。
又聞きの情報を鵜呑みにしちゃ、いけません。
又聞きの情報には、主観や思惑が入り込んでいるからです。
で、インターネットの検索結果で得られる情報って、そのほとんどが言ってしまえば「又聞き」です。
又聞きの又聞きが、さらに又聞きを生み・・・
場合によってはWeb2.0の集合知どころか、Web社会では集合無知のオンパレードだったりします。
そして、検索という手軽な手段に慣れ親しんでしまっている私達は、思わずその又聞きを鵜呑みにしてしまいます。
いいですかい?
又聞きが、決して悪いわけじゃありません。
又聞きって、それがコミュニケーションに用いられることにおいては、非常に楽しいですし、重要です。
口コミなんて、商品の選択に多大な力を発揮しますし。
でも、仕事など正確な情報源を求める場合、又聞きにはバイアスがかかっていることを考慮しなければいけません。
集合無知のこの時代、大切なのはアナタ自身が自分の力でそこから抜け出すことにあります。
ps:
ちなみに、集合無知から抜け出す必要はありますが、私の頭皮から髪の毛がこれ以上抜け出してしまうのは、お願いですから止めて欲しい。
だって冬は寒いんだもん。 (* ̄∇ ̄*)ゞ テヘッ♪
この切実な願い、天まで届け!
ps:
まぁ、かく言う私も、結構テキトーに情報をWeb上に流してたりします。
う~ん、このパラドックスがたまらない・・・
post by ノリユキ at 13:04 | コメント・トラックバック(0)


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