渦中から抜け出すツール

intro:

今までの自分の仕事を振り返ってみると、会社の再建に関わるケースがほとんどだった様な気がします。
ここだけの話ですが、正直面倒な仕事ばっかです。

もちろん、そんな仕事ばっかりくるのは、私自身にも問題があります。

だって私のセールスポイントといったら、「小栗旬と激似」ってことぐらいしかないんですもん。
今ひとつアピール不足なのかもしれません。

「俺って実は、ブラピと双子の兄弟」くらいに吹いておけば、客受けはもっと良かったのかもしれません。

今、ちょっとだけ反省してるところですぜ。

┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・

main:

経営状態が悪化した会社が採る手段は、たった1つです。
それは、「収益を上げる」ということ。

そして、そのために採る方策は2種類。
「売上アップ」と「コスト削減」。

売上をアップさせるか、コストを減らすか。
そのどちらか一方、もしくはその両方を実行することで、利益を確保しなくちゃいけません。

極めて当たり前の話です。
が、その当たり前がなかなか出来ません。

 

企業の経営が苦境に立ったとき、よく「縮小均衡は良くない。苦しいときこそ、打って出るべきだ」なんてことが言われます。

まあ、資金調達が何とかなる様な会社だったら、それはそれで良いでしょう。
でも、多くの会社ではそういうわけにはいきません。

だって、撃って出るにも弾(お金)がないんだもん。

私の経験から言えば、経営難の会社がまず採るべきなのは、コスト削減。
現実は、そんなケースが圧倒的に多いです。

で、もちろん言われなくたって企業はコスト削減に走ります。
生き延びなくちゃいけないですからね。

でも意外に多いのが、間違ったコスト削減をしてる、ってことです。
経営の行き詰った会社って、コスト管理の感覚がズレてることが結構多いんです。

 

前回お話した通り、消費と投資は違います。
そしてビジネスとは、まさに投資活動。

ですから、何でもかんでもコストを削減すりゃ良いってもんじゃありません。
投資効率を考えながら、コストを配分していかなくちゃね。

例えばほら、いま目の前にあるボールペン。

これは確かに、事務用品ですし消耗品です。
が、単なる消費財とは、ちょっと違います。

仕事で使うボールペンは、商品やサービスなどを生産したり販売するための業務に付随する、必要なコストです。

ですから例えば、「コスト削減のため、10人あたりにつき3本のボールペンを使いまわせ」ってのはちょっとお門違いです。
仕事の効率が極端に落ちてしまいます。

でも、1本300円のボールペンと100円ちょっとで2本入りのボールペンのどちらを購入すべきかと言われたら?

もちろん、安い方を取るべきです。
物書きが主体の仕事でもない限り、それほど効率の差は生まれません。

で、これが投資の感覚です。

そこにどれだけのお金を投入することで、どれだけの効果が生まれるか?を考え実行することが、投資活動なわけです。
最小のお金で最大の効率を生み出すことを考えます。

だから、何でもかんでも経費を削れば良いってもんじゃないの。

あ、今のボールペンの例えって、話が極端過ぎました?
「そんなの言われなくても分かってるよ、ハゲ」とか思っちゃいました?

でも、分かっている様で、いざその状況に巻き込まれると出来ないものなんですよ、マジで。

削っちゃダメなところをガンガン削って、使っちゃダメでしょってところにお金をかけてたりする。
ホント、ビックリするくらいに、そんなケースって多いんです。

私が直面した中で最もバカバカしいケースの1つには、「地代を減らすために顧客用駐車場のスペースを半分にした」ってのがあります。

確かに経費は大幅に削減できましたが、いざお客さんをお店に呼ぼうと思っても駐車スペースが足りなくて入店者数が頭打ち・・・

大の大人が、しかもこの道何十年って言うベテラン連中が集まってやった結果がコレです。

後から私が見直したところ、もっと他に削るべきところは沢山あり、駐車スペースを削る必要なんて、全くありませんでした。

笑うに笑えない事実ですが、渦中に巻き込まれると、当たり前のことが見えなくなってしまうのが、世の常です。

 

私たちが暮らすこの経済社会は、激しく渦巻いています。
そして私たちは、常にその混乱の中に巻き込まれています。

だから、俯瞰してみれば当たり前に見えることが、当事者にとっては何も見えなくなってしまうのかもしれません。

そんな渦の中から抜け出すツール。
確実にその1つは、投資と消費を区別する「感覚」です。

ps:

ちなみに私は、1万円もするLAMY社の「ラミー2000 L401」の4色ボールペンを使っています。

あ、今ちょっと自慢しちゃいました。(* ̄∇ ̄*)ゞ テヘッ♪

でも、同様に私はパイロット社の100円代のボールペンも愛用しています。

何事も、ケース・バイ・ケース。
投資効率を考えながら、モノゴトを購入することが大切です。

自分の頭を使うって、結構楽しいものなんですぜ。

┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・

post by ノリユキ at 10:54 | コメント・トラックバック(0)

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