ありがとう
絆
「目標や夢、成功や幸せは、決して独りで掴むわけじゃないんだ」
この様なことを言われても、
「そんなの、当たり前じゃないか」
と、誰もが思うはずです。
人が協力し合いながら生活し、多くの人々に支えられながら暮らしていることくらい、小学生でも知っています。
では翻って、今自分たちのいる組織の中で考えてみましょう。
もちろん会社というものは、たった一人の仕事によって成り立っているわけではありません。
直接的・間接的にかかわらず、協同作業の中で業務が遂行されています。
自分が企画実行したプロジェクトの成功は、決して自分ひとりで成し遂げられたわけではありません。
日常の業務において、自分では気付かなかったミスを、いつも部下が黙ってフォローしてくれているかもしれません。
日頃腹立たしく感じている上司が、あなたをかばってくれた事だって、あったのかもしれません。
けれども、会社という組織の中で人は、一体どれくらい周りに感謝をしているのでしょうか?
今いる地位は、自分の業績だけによって得られた様に感じてしまいがちです。
私自身のことを振り返ってみても、部下や上司、そして家族や同僚に感謝するよりも、自分の実力を心の中で噛み締めてばかりいたような気がします。
そのくせ、報われない結果はいつも自分以外の何かに原因を見つけようとしたりします・・・
先日、アテネオリンピックが無事閉幕しました。
選手達の試合にのぞむ姿勢やその活躍ぶりに、多くの人々が感動と勇気を与えられたと思います。
各選手の結果こそ明暗が分かれましたが、どの選手も口々にしていた事があります。
それは、自分を支えてくれた周りの人達に対する感謝の言葉です。
日常の業務に追われる私達にとって、周りの人達の支えは見落としがちですが、オリンピックに望んだ選手達は皆、それらを自覚しているようです。
「目標や夢、成功や幸せは、決して独りで掴むわけじゃないんだ」
この言葉の意味することは、誰でも知っているはずです。
ところが、実際にこれを肌身に感じて感謝することの出来る人は、あまりいません。
ひょっとするとこの言葉の本当の意味は、大きなことや大切なことを成し遂げられる人達だけが、知っているのかもしれません。
アテネのオリンピック選手達の様に・・・
人は、他人に何かを与えるだけではなく、影ながら支えてくれる人達がいるという事を、きちんと認識し感謝できることが大切なのかもしれません。
そこに「絆」が生まれます。
目標や夢、成功や幸せを掴む時は、その絆がきっと自分を押し上げてくれているのではないでしょうか?
私は今回のオリンピックで、そのことを教えてもらったような気がします。
ありがとう
さて、「絆」と言えば今回のオリンピックでは、とりわけ選手とその親の絆が目立っていたように感じます。
女子レスリングの浜口京子選手と父親のアニマル浜口氏。
直前のケガで悩んでいた女子柔道の谷亮子選手とそれを支えた治療師の父。
同じく女子柔道の阿武選手と、スパルタ教育だった父・・・
数え上げれば限がありません。
親と子の絆、そして親に感謝する気持ちも、栄光を手にする人達にとっては大切な事なのかもしれません。
そう言えばビジネスにおいても、
「親を大切にできない人は、成功しないよ」
という言葉をよく耳にします。
ところが人というのは、とりわけ日本人は、なかなか感謝の気持ちを表すことが出来ません。
自分がしてもらった事というのは、忘れがち・・・というよりは、気が付かないことの方が多いのではないでしょうか?
応援してくれたこと。
支えてくれたこと。
心配してくれたこと。
特に自分にとって身近な存在になればなるほど、その事に気が付かないように思います。
ましてや自分の親に至っては、してもらう事が当たり前の様になっていたりします。
私にも両親がいて、生まれ故郷である新潟で、今も暮らしています。
私の父は数年前、ガンの手術で下アゴを切り取りました。
その後も何度か入退院を繰り返しています。
噛むことが出来ませんから、専用の流動食をチューブで胃に流し込むことが食事になっています。
身体も思い通りに動くほど体力はありませんし、もちろん上手く喋ることも出来ません。
かなりストレスも溜まるのでしょう。
母に辛くあたる事が、度々あるようです。
母は独りで働いて、自分達の暮らしを支えています。
しかし母もまた、父の手術の1年前に、同じくガンの摘出手術を受けました。
父から比べれば比較的回復は容易でしたが、それでもやはり、母も自分の身体は心配なはずです。
母の心労は絶えないようです。
ところが肝心の私と言えば、自分の親に対して何もしてあげられていません。
親不孝者です。
遠く離れた東京の地で、私は自分の思い通りの事をさせてもらっています。
先日、母親から電話がありました。
母の電話の内容は、いつもその大半が「愚痴」です。
今の母の状況からすれば、当たり前の事かもしれません。
けれども母は、親不孝者の私に向かって電話口で、
「ゴメンね。」
という言葉ばかりを口にします。
「ゴメンね、いっつも愚痴ばっかりで。でも、アンタにしかこんなこと言う人いないんだよ。ゴメンね。」
けれども私は、ぶっきらぼうな言葉で、自分の気持ちを隠してしまってばかりいます。
お母ちゃん。
「ゴメンね」は、俺のセリフだよ。
私には、未だにその一言が口に出来ません。
あなたは身近な人に「ありがとう」が、きちんと言えますか?
私はあなたにご紹介したいURLがあります。
pya!氏が管理されているサイトの1ページでです。
内容は、某巨大掲示板に書き込まれた文章を、Flashムービーにしたものだそうです。
このBlogはビジネス系ですから、「某巨大掲示板」という名前を聞いただけで、嫌悪感を示す方もいるかもしれません。
しかし、それを承知で紹介しています。
バックに音楽が流れますから、音を気にせずに観られる環境で閲覧してください。
きっといつか私も・・・いいえ、言いそびれる前に必ず、「ありがとう」を言える人間になりたいと思います。
post by ノリユキ at 12:00 | コメント・トラックバック(0)
コメント・トラックバック
トラックバックURL:
コメントRSS
コメントする
ココだけの話ですが、コメントは管理人の承認後に表示されます。
また、コメントに対する管理人からの返答は期待しないで下さい。
ゴメンよ、ハニー!