2005年2月14日(月) [ 書籍 ]
ひとつのEメールが世界中を駆け巡り、そして本になりました。
大きな文字とイラストが、まるで絵本のよう。
小さな子供と一緒に読むのも良いかもね。
でもね、この視点を持つことは大切なんです。
私が学生時代の頃の話です。
ゼミの先生にこう言われました。
「物事を自分の身近な状態に置き換えるのは、ひとつの視点の持ち方として大切なんだ。」
物事を考えていくと、いつの間にか理想論に終始していることって結構あるんです。
賛同している意見が、実は自分がされたら否定したくなるようなことだったりとかね。
そんな時、一見大きな枠組みを自分が実感できるようなところまで噛み砕いていく。
そうすると、今まで隠れていて気がつかなかったことが見えてきたりするんです。
もちろん、それで全てがわかるわけではありません。
あくまで、“ひとつの視点として”です。
でも、それって大切なことなんです。
この本では、世界を100人の村に例えて話をしています。
「こういう風に物事を置き換えると、こんなことが見えてきたりするんだ・・・」
なんて感じてくれたらいいな。
post by ノリユキ at 10:35 | コメント・トラックバック(0)
2005年2月5日(土) [ 書籍 ]
バブル崩壊後、それまでの日本企業を支えてきた年功序列制が非難され、しきりに「成果主義」が唱えられました。
しかし、現在その成果主義にほころびが見えてきています。
この本は、富士通の元人事部社員による暴露本といった感じでしょうか。
「成果主義」導入の先陣を切った富士通が、その後10年間で負け組みへと転じた内幕が語られています。
この本の欠点から先に言うと・・・
無意味な英単語による読みにくさが挙げられます。
所々で日本語語句の英単語訳が挿入されていますが、意味不明です。
出版社の意図と実用性がかみ合っていません。
また、この本における問題提起とその考察からすると、暴露本の域を超えるとは言い難いかもしれません。
しかし、面白いです。
実際の企業の”生々しさ”が感じられます。
そして、既存企業による成果主義の導入の難しさ、また成果主義が抱える矛盾点がよくわかります。
成果主義を導入した企業においては、何かしら富士通と共通する部分があるのではないでしょうか?
組織という枠組みの中に自分自身が埋没してしまうと、人をまるで駒の様に扱ってしまう事があります。
あなたは、人を人としてマネジメントできていますか?
既に成果主義を導入している企業、またこれから導入を考えている企業の担当者や経営者に読んでおいてもらいたい一冊です。
post by ノリユキ at 7:16 | コメント・トラックバック(0)
2005年2月5日(土) [ 書籍 ]
階層社会では、全ての人が昇進を重ね、やがてそれぞれが無能レベルに達する。
そして、あらゆるポストは職責を果たせない無能な人間によって占められる・・・
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ピーターの法則 ローレンス・J・ピーター レイモンド・ハル 渡辺 伸也
ダイヤモンド社 2003-12-12
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この本が書かれたのは、今からだいぶ昔のことの様ですが、去年発売さた際に割りと話題になりました。
人は組織の中で、昇進していきます。
そして昇進したポストで実力を示せば、次のポストへと昇進します。
しかし、昇進したポストで実力を示せなければ・・・
つまりそのポストにおいて無能であれば、それ以降昇進はなく、人はそのポストに留まる事になるわけですね。
それが繰り返されていくと、やがて組織はどのポストにおいても無能レベルに達した人たちで占められていくことになるのです。
このピーターの法則が、どのケースにおいても必ずしも当てはまるかどうかは、多少の疑問が残ります。
ただ、組織というものが抱える重要な側面を提示している事は確かでしょう。
post by ノリユキ at 7:11 | コメント・トラックバック(0)
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