2008年1月16日(水) [ ビジネス・おかね ]
intro:
実は私、先週の水曜日に「裸足のリーダー」を更新するのを、すっかり忘れてました。
気がついたのは、3日後です。
おまけに、今日もうっかりと更新するのを忘れそうになりました。
今、慌てて書いてます。
あ、今の話はアナタを信用して、こっそりと打ち明けた内緒話です。
ココだけの話にしておいて下さい。
この話を「裸足のリーダー」の読者が知ってしまうと、怒ってメルマガやRSSの登録を解除してしまうかもしれません。
私としては、非常に困ったことです。
ですから、くれぐれもこの話はココだけの内緒にしておいてください。
頼みましたぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
main:
年明け早々から、日本の経済は芳しくないニュースばかりが続きます。
株価も日経平均を1万4千円割れちゃいましたしねぇ・・・
百貨店も初売りこそ好調だったものの、それ以降は苦戦を強いられている様子です。
さて、そんな百貨店の福袋にしろスーパーの大安売りにしろ、セールの時の売り場の風景は、壮絶なものがあります。
我先にと押し合い圧し合い、他人が手に取ったものを横から奪いる・・・
正直なところ、人間の浅ましさを感じます。
そんな風景を斜に構えてテレビの画面で見ていると、「お下品な方々でございますこと。オホホホホ」と鼻で笑って見たくなります。
でもねぇ・・・
現実の社会って、そんなもんです。
下品だとか浅ましいとか言っている場合ではなく、奪い合いは現代ビジネスの基本中の基本なんです。
一昔前、「市場」という名のアップル・パイは拡大しつづけていました。
広がっていく市場では、利益だって増え続けます。
みんなが頑張れば、増え続ける利益をみんなが手に入れることが出来たわけです。
ところが現在、そのパイは拡大しません。
しないどころか、縮小していたりして。
ですから、みんなでその限られたアップル・パイの奪い合いです。
相手を押し退け、他者の手から強引にでも奪い取らなければ、甘~いアップル・パイを味わうことは出来ません。
それどころか、お腹を空かして倒れちゃうかも。
現実のビジネスの世界は、まさに百貨店の新春セール並みの光景なんです。
そして私達は1人ひとりが確実に、その新春セールに参加しています。
甘くて美味しいアップル・パイを手にするためにね。
ですからそんな光景を見て、「みっともない」「やり方が汚い」「下品だ」などとは言ってはいられないわけです。
ところが、そんな奪い合いの市場に自ら参加しておきながら、「見苦しい」と言って頑なに拒む人が、結構います。
だから、それじゃ商売はやっていけないんだってば。
そんな状況が見苦しいと思うんであれば、最初から参加するなよ。
って感じです。
ただね、バーゲン・セールでの奪い合いとビジネスでの奪い合いとでは、決定的に違うことがあります。
それは、奪い合う対象です。
セールで奪い合うのは商品ですが、ビジネスで奪い合うのは顧客です。
ですから、露骨に横から奪ってみたり、引きちぎれんばかりに強引に横取りしようとしたら、確実に嫌がられます。
さらには、そんな売り手の必死な姿を見て、感情と意思を持ったアップル・パイさん達は、
「みっともない」
「やり方が汚い」
「お下品ねぇ」
とつぶやき、時には怒鳴り散らします。
私たちが手に入れようとするアップル・パイには羽根が生えているんです。
手に入れたとしても、口にしようとするその前に、遠く向こう側へと飛び去ってしまうかもしれません。
ビジネスというのは、限られた市場での競争です。
ですから、裏では壮絶な奪い合いが繰り広げられています。
でも、その見苦しさを顧客に感じ取られてはいけません。
さり気なくアップル・パイを奪い取る必要があります。
それどころか、奪い取られたことに心地良さを感じさせることが、大切です。
現代社会のビジネスのコツは、奪い取ったアップル・パイの羽根を、アナタの腕の中でそっと休めさせてあげることです。
ps:
あぁ・・・今日も軽くキマってしまった・・・
ちなみに、なぜ例えがミート・パイやマロン・パイではなくアップル・パイなのかは、聞かないで下さい。
post by ノリユキ at 14:06 | コメント・トラックバック(0)
2007年12月19日(水) [ ビジネス・おかね ]
intro:
一流のワルで名の通った私は、騙し騙され裏切り裏切られの人生を今まで送ってきました。
ですから当然のごとく、人を見抜く力に長けています。
敵と味方を見分けるための、鋭い洞察力を身に付けているわけです。
自慢じゃありませんが何と最近では、EXILEのボーカルATSUSHIとサングラスをかけた亀田興毅の区別が一瞬でつく様になりました。
どうだ、凄いだろ。
一流のワルは、常に成長を続けていくものなんですぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
main:
清水寺の貫主が嘆いています。
なんでも今年の世相を表す漢字は、「偽」に決まったんだとか。
ミートホープ、不二家、白い恋人、赤福、船場吉兆、マクドナルド・・・
確かに今年は、企業による偽装が山のように発覚した年でした。
食品以外にも、建築物の偽装とかもありましたね、そう言えば。
まさに「偽」の文字がふさわしい1年だったのかもしれません。
もちろんスポーツの世界でも、「偽」の文字が似合う話題がありました。
朝青龍、亀田家・・・
起こした問題が大きくなると、彼らはしばらくの間、公に姿を現しません。
しかし、世間はそれを許しません。
そして謝る。
すったもんだの末、ようやく謝罪会見が行なわれます。
そして、一件落着。
経緯はどうであれ、謝れば世間は彼らを許します。
朝青龍の件では本人の謝罪後、どちらかと言えば歓迎ムードです。
亀田家問題に関しても、次男の謝罪の囲み(?)にはブーイングがあったものの、長男の興毅選手の謝罪会見にて事態は一件落着です。
そう、思い出しました。
あの感慨深い謝罪会見。
直立のまま真直ぐを見据えて誠実に謝る姿。
どんなに非難されようとも父親をかばう姿。
10月末の興毅選手の謝罪会見を見て、立派だったとか男を上げたとかの高評価をする人がたくさんいたはずです。
私だって、ちょっとだけ目頭が熱くなりました。
でも、ちょっと待ってください。
彼はボクシングの世界戦で反則を指示し、さらにはその行為を「あれは亀田用語」と偽装したわけですから、謝るのは当然なんです。
悪いことをして謝るのは、ごく当たり前のマナーのはずです。
なのに、謝って「立派」と言われてしまうのは、一体何なんでしょう?
食品偽装が発覚した会社の社長さん達なんて、どんなに頭を下げたって簡単には許しちゃもらえないんですよ。
健康被害がなくとも食品を偽装したら、謝っても許してもらえない。
反則指示で対戦相手が健康被害を受けても、謝ったら「立派」と誉められる。
世の中って、不思議なことでイッパイです。
ミートホープの社長の息子は記者会見の席で、「社長、本当のことを言ってください」と父親に詰め寄りました。
でも仮に、亀田家の様に彼が振舞ったらどうなるんでしょ?
事の首謀者であるミートホープの社長は会見に姿を現さず、その息子が出てきて謝罪。
しかも、その会見の席で
「俺にとっては、最高の父親」
とか言ったら、どうします?
日本中が額に青筋立てて、怒りまくりですよ。
「消費者を、舐めんじゃねぇよ!!」
ってな具合に。
いいですかい?
「興行」というビジネスの枠の中で活躍するキャラクター(タレント)は、いわばそれそのものが商品です。
自然とそこには愛着が沸いてきます。
商品とそれを受け取る人(消費者)の間には、愛着のある関係が生まれるわけです。
好きも嫌いも、それは愛着です。
そしてそれは、どちらかと言えば“温かい”情の世界なんですね。
ところが、その商品を売る側と消費者の間には、そんな温かい関係は自然発生してくれません。
最初からそこにあるのは“冷たい”情の世界です。
経営者や企業 = 悪
そんな感情が、消費者の心の裏側にはヒッソリと潜んでいます。
だから、経営陣がどんなに謝ったって、簡単には許しちゃもらえません。
「商品」と「商品を売る側」。
一見同じ様でいて、消費者からすれば全くの別物です。
商品を売る側に対して消費者は、あくまでシビアなんです。
ですから、ビジネスの世界で生きる私達は考えなくてはいけません。
自分達の会社そのものが、いかに消費者から受け入れるかということを。
商品だけでなく、いかに企業そのものに愛着を持ってもらえるかを。
企業そのものが温かい情でもって受け入れてもらえる、そんな状況を作り出すこと。
それをビジネスの世界では、
「ブランディング」
って、そう呼んでいます。
ps:
申し訳ございません。
たった今、私は「ブランディング」というものの謎を、新しい視点から世界で初めて解き明かすことに成功しました。
しばらくこのblogを更新しない間に私は、飛躍的なレベルアップを遂げ、偉大な人物となってしまった様です。
皆様方にとって遠く手の届かない高貴な存在にのし上がってしまった私を、どうかお許しください。
この場を借りて、謹んでお詫び申し上げます。
そして、皆様。
どうぞこんな素晴らしい私を褒め称えてください。
さぁ早く。
遠慮はいらない。
早く褒め称えるんだ!
しばらくblogを更新しなかったことを素直に謝れない、そんな自分がとっても可愛らしく思えてきましたぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
post by ノリユキ at 12:21 | コメント・トラックバック(0)
2007年6月8日(金) [ インターネット | ビジネス・おかね ]
intro:
昨年の夏頃からこの「裸足のリーダー」も更新が不定期なもんで、正直なところ話すつもりで話してない話題が多過ぎです。
もちろん、旬なネタは旬な時期に召し上がらないと美味しく頂けないのは、重々分かってるつもりです。
が、「旬は過ぎたから」なんて言ってスルーしちゃうと、後々どこかにシワ寄せがくる様な気もするわけで。
ということで、今日の私は一味も二味も違います。
賞味期限が切れてるネタで、勝負しようかと。
「賞味期限が切れてるのは、お前の毛根だろ」
とか文句は言わない様に。頼みますぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
main:
「ロングテール」(*1)という言葉が世間に踊り出したのは昨年ですが、その途端にこの事象を
「パレートの法則を覆す現象」
だとか言って、センセーショナルに扱う人が増大しました。
不思議です。
別にロングテールなんて、驚く程のことじゃない様な気がしますが。
まあ、何でもないことを「凄いこと」のように吹聴するのは、ビジネスとしては結構ある話ですからねぇ・・・
そもそもネット・ショップをやっている人は、その経験則から以下の条件で商品が売れることを知っています。
- リアル店舗では、なかなか手に入らない商品
- リアル店舗では、お目にかからない商品
- リアル店舗では、買うことを躊躇ってしまう商品
欲しいと思っていても、近くのお店ではなかなか手に入らない商品ってあります。
だって、リアル店舗は売れ筋商品を中心に置いてありますから。
売れない商品は、陳列棚から外されますし。
なので売れ筋じゃない商品をアナタが欲しがっても、お店に行って見つかるとは限りません。
そもそも、そのジャンル自体を取り扱っているお店が近所にないこともあります。
リアル店舗じゃ、なかなか手に入らない商品って、結構あるわけです。
こういった商品は、通販やらネット・ショップを通じて購入する機会が増大します。
もちろん、売れ筋が中心になって並んでるリアル店舗では、この世に存在する全ての商品が並んでいるわけではありません。
広告宣伝で見かける商品だって、一握りです。
つまり、アナタがその存在自体を知らない商品って結構あるはずです。
そして、知らないモノは買わない。
でも、ネット・ショップには「検索」という手段が幅を利かせます。
お目当ての商品を探すために、キーワードを打ち込んで検索をかけたら、今まで知らなかった商品までもが次々とヒットします。
知らなかった商品を、珍しい商品を、アナタは知ってしまうわけです。
思わず買ってしまう機会が増大します。
さらには、お店で購入は可能だけど買いづらい商品ってあります。
アダルト・グッズなんてその典型ですし、冷凍モノなどは買ってから家に戻るまでに時間がかかる場合は、購入を躊躇ってしまいます。
リアル店舗じゃ買いづらい商品って、やっぱり通販やネット・ショップで買ってしまう機会が増大するわけです。
この様に見ていけばわかる通り、リアル社会での購入活動には不便なことが沢山あるわけです。
ですから、そのリアルでは欠けてる部分を補う意味で、ネット・ショップを活用する人が沢山います。
そう考えれば、別にリアル店舗じゃ売れてない商品がネット・ショップで売れて当然。
リアル店舗で買うには労力を要する商品が、通販やネット・ショップで結構売れるわけです。
しかも、ネットには物理的な距離がありません。
巷じゃ手に入りにくい商品群を求める人たちが、全国から集まってきます。
さて、そうとわかれば話は簡単です。
ネット・ショップでは、売れない商品群が収益として大きな一角を占めるのは、当然なんです。
例えば近くの本屋さんでは売っていない本Bを、私はネット・ショップZで買うとします。
検索をしたら、今まで知らなかった関連本Cも見つけたので、同時にそれも買う事にしました。
ついでに、売れ筋の本Aも1冊買うとします。
例えばアナタには調べモノがあり、それに関する本を探しているとします。
ネット・ショップZで検索をしたら、関連本A・D・Eを見つけたので、買う事にしました。
ちなみにこの3冊の中で売れ筋なのは、Aだけでした。
例えば私の友人は、近所の本屋さんでは売ってあったり無かったりすることがあって面倒なので、常にネット・ショップZで本を買う事にしています。
今回購入したのは、売れ筋の本Mと売れてない本Fと廃刊間近の本Gです。
さて、こんな感じで購入していくと、ネット・ショップZでの売上構成は
売れ筋商品は、A2冊とMが1冊で計3冊。
レアな商品は、B~Gが各1冊ずつで、計6冊。
売れ筋:レア = 3:6
ということで、レアな商品群が売上構成の中で大きな位置を占めるわけです。
かなり強引な例え話で申し訳ありませんが、何となく言わんとする状況は伝わったでしょうか?
要するに、リアルじゃ売れない商品群が束になって大きな収益をもたらすなんて、ネットでは当然なんです。
リアルを補完する意味で、ネットを活用する。
するとリアルはパレートの法則で動いているから、ネットじゃロングテールな現象が起こりやすい。
ロングテールの1つの大きな側面って、パレートの法則によって被った不利益を補完するが故の現象なんです。
もっと言えば、リアルでパレートの法則が強く働けば働くほど、手に入りづらい商品はネットで購入するチャンスが増大するわけです。
つまり、ロングテールはパレートの法則を覆したんでもアンチテーゼでも何でもありません。
相関関係なんです。
パレートの法則あってのロングテールなわけです。
だからネットで商品を販売する時は、「リアルを補完する」ってことを常に強く意識するべきです。
意識せずにリアル店舗の延長でロングテールを追求しても、現実は厳しい。
ロングテール現象が現れているからって、収益性が高い企業になり得るわけではありません。
一定規模を超える巨大な市場シェアを持たない限り、小さな売上群を束ねて大きな収益を生み出すことなんて出来やしないんです。
まあ、Amazon.comだって収益性は決して高いとは言えませんし。
(その辺については、nikkei BPnetにおける磯崎哲也氏の考察「アマゾンと、ロングテールに関する“大きな勘違い”」でも参照してください)
「〇〇の法則」だとか「△△現象」だとか名前がつくと、センセーショナルな気がしてきます。
そして人は、そんなキャッチコピーに振り回されがちです。
でも、それが逆に自分の感性や思考を鈍らしてしまうことって、結構あるんです。
振り返ってみれば、ネット・ショップではリアル店舗じゃ手に入れにくい商品に特化した店が収益をあげている例は、以前から沢山あるわけです。
アダルト・グッズ、ビック・サイズの洋服、金儲けのノウハウ商品、輸入物の商品などなど・・・
ネットで売れる商品、ネットで買ってしまう商品。
それは買う側も売る側も、経験則から言って周知の事実のはずです。
だから、もう一度言います。
ネットで商品を売ろうと考える場合、ロングテールそのものを意識するのではなく、リアルを補完することを強く意識するべきです。
だってロングテールは、パレートの法則と相関関係にあるんですから。
「The Long Tail」が劇的な現象だなんて騒ぐのは、「Long Tongue(長い舌)」を持った人たちに言わせておけば、それで充分です。
- (*1)ロングテールとは
-
「ロングテール」とは、リアル店舗じゃ売れない商品が、ネット・ショップじゃ結構な収益になるという現象のこと。
リアル店舗の場合、売れない商品に力を入れても収益にはならず、経費の関係から売れ筋商品に力を入れて売ることが理にかなっている。(パレートの法則)
しかし、在庫等にかかるコストが小さいネット・ショップでは、売れない商品から得られる小さな売上をたくさん集めることで、大きな収益を得ることができるという現象がある。(ロングテール)
例として、Amazon.comの売上構成比などが良く引き合いに出される。
名称の由来は、商品と売上の関係をグラフに表すと、売れない商品群が恐竜の尻尾のような形になることから。
まあ、細かいことは自分で勝手に調べやがれ。
ps:
今日のお話はタイトル通り、恐竜の尻尾の様に長くなってしまいました。
で、私が心から望んでいるのは、1本1本は細くても、それを集めればフサフサになってしまうという頭髪のロングテール現象なんですぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
post by ノリユキ at 14:48 | コメント・トラックバック(0)
2007年5月30日(水) [ あたま・ノウハウ | ビジネス・おかね ]
intro:
一流のワルとして世間に名を轟かせた私が次に目指すのは、街の人気者です。
そのためには、最新の流行をいち早く取り入れ、時代の最先端を走り続ける必要があります。
ですから、そんな私はヘア・スタイルにも気を配ります。
オシャレな女性が人気タレントの髪型をマネるようにね。
床屋に行けば私は、ハニカミ王子の様な笑顔で店のオヤジにこう呟くんです。
「宮崎県の東国原知事と同じヘア・スタイルで」
着実に時代は、私の方に向かって来てる気がしますぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
main:
今、私の中で一番熱いお笑い芸人は、柳原可奈子です。
世間の噂に耳を傾けてみても、現在人気沸騰中みたい。
「柳原可奈子のネタ映像」(YouTubeより)
地域や世代によっては「?」と思ってしまうネタなのかもしれません。
が、私にはあの
「いる、いる!いるよね、こんな人」
と思わせるモノマネが、ツボにハマって抜け出せません。
何度見ても、笑える。
ん?
でも、ちょっと待ってください。
確かに「いる、いる!ある、ある!」と思ってしまう私ですが、良く考えてみると、本当にそんな人はいるんでしょうか?
いや、確かにいるのかもしれません。
でも、私は109なんかのショップに行ったこともありません。
総武線だってそんなに多くは乗りません。
ショップ店員や女子高生の会話や細かな仕草だって、世代も性別も違う私は、実はよく知らないはずです。
それなのに私は、彼女の演じるショップ店員も女子高生も、「確かにいる」と思ってしまいます。
いると思ってて、実はいないのかも・・・
あると思ってて、実は無いのかも・・・
そう言えば昔、菊池桃子が「どこにでもいそうな普通の女の子っぽいアイドル」として一世を風靡していた時代がありました。
でも実際は、あんな娘っていそうでいなかったし。
何となく“ある”と思ってしまうけど、実はよく知らない。
そんなモノやコトやヒトに、人気が集まったりするのかもしれません。
東京ではここ数年「うどん」が人気です。
昨年は映画「UDON」が公開されました。
でも、うどんって昔からある食べ物です。
流行りもクソも無いような気がしますが。
う~ん・・・これもよく考えれば、「あると思ってて、実は無い」商品だったのかもしれません。
「うどんが人気」といっても、それは讃岐うどんが中心です。
関東風のうどんが人気になったワケじゃ、ありません。
そう言えば、関西の人は関東風のうどんを食べると「東京のうどんはマズい」と口を揃えて言ってました。
あの醤油っぽい真っ黒な汁に驚くみたいです。
でも、ちょっと待ってください。
意外にも気付かれていなかったことですが、実は今まで
「東京には『うどん屋』が、ほとんどなかった」
という事実があります。
ほとんどの場合、東京で口にするうどんってソバ屋で食べてるんです。
ソバ屋さんの作るうどん。
誤解を生む言い方ですが、関東で食べるうどんの多くは「ソバ風のうどん」ばっかりだったんです。
で、ここが奇妙なところです。
東京って、紛れもなく飲食業の激戦区です。
中華にしろフランス料理にしろ、和食にしろイタリアンにしろ、各ジャンルごとに美味い店はたくさんあります。
「和歌山ラーメン」やら、「広島風お好み焼き」のように、同ジャンルでも、テイストやバリエーションごとに店が分かれていたりします。
なのになぜ、東京で食べるうどんは関東風ばっかりだったんでしょう?
関西の人が「不味い、不味い」と繰り返していても、実は讃岐うどんも関西風うどんも、ちょっと前までは簡単には食べれなかったんです。
「うどん」は確かにあった。
そして、確かにあると思ってた。
でも、実は滅多にお目にかかれなかったうどん・・・
それがここ数年のうどん人気に繋がってるんじゃないでしょうか?
いや、流行と言うよりも、もはや定番です。
同じくここ数年流行なのが、「起業」です。
で、起業に関する教科書には、どれを覗いても「ニッチだ。ニッチだ」と口喧しく騒ぎ立てています。
ある程度大きな市場はどこも大手が入り込んでいるので、隙間産業を狙って起業しましょう、と言ってるわけです。
ところが、どうでしょう。
てっきりいると思ってた大手企業が、実は大きな市場にいない。
残された市場はニッチしかないと思ってたら、実は大きな市場にもある。
東京では「うどん」という市場に、実は大きな穴がポッカリと開いていたわけです。
既に“アル”と思ってたものが、実は“ナイ”。
ありそうで、実はない。
そういうことって、巷にはまだまだ転がっているのかもしれません。
今まで何気なく見過ごしていたことを、ちょっとだけ足を止めて見つめてみるだけで、今までの景色が違って見えてくるのかもしれません。
ps:
もっと別な、というか正確な言い方をすれば、
「人に“ある”と認識させるには、本当に知っている必要はなく、もっと別な要素が関係している」
「記憶の断片をつなぎ合わせていくと、知らないことまで知っている気持ちになる」
ということになるのかと。
ps:
一難去ってまた一難・・・というよりも、一難が去る前にまた一難が降りかかる、そんな踏んだり蹴ったりの毎日を送っています。
この間は、空き巣にも入られましたし。
でも最近の空き巣って、部屋の中を荒らさないんですねぇ。
貴金属や小銭なんかも盗みません。
お札だけを、そっと盗っていくわけです。
だから自分の家で何が盗まれてたかキッチリ把握するのに、結構時間がかかりました。
最初は、「何も盗まれてなくて、良かった~ぁ!」なんてぬか喜びしてましたもん。
あると思ってた現金が実は無かったって気付いた瞬間・・・
正直ショックと共に、ちょっぴり笑えました。
そんな自分が、今日もちょっぴり可愛らしく思えます。
だから、先週もメルマガを発行しなかったことは、許せ。許すんだ。
頼みましたぜ。 ┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
post by ノリユキ at 14:12 | コメント・トラックバック(0)
2007年3月28日(水) [ ビジネス・おかね | にんげん・こころ ]
intro:
一流のワルで名の通った私は、何と言ってもその生き様がカッコいい。
熱いハートなら誰にも負けません。
いわゆる「燃える男」とは、何を隠そう私のことです。
「髪の毛も燃えちゃったから、それだけしかないんですね」
ハゲで悪かったな。
でも、その言葉に私のハートは、風前の灯火です。
「つか、そもそも灯火ほどの髪の毛も残ってないじゃん」
わかった。わかったら、もうそれ以上言うな。頼む。
今まさに私のハートは、真っ白な灰になっちまったようですぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・(矢吹ジョー風)
main:
最近ようやくトーンが落ちてきた気はしますが、それでもいまだに
「楽してお金を稼ぐ方法」だとか
「億万長者の成功法則」だとか
「1億円を稼ぐノウハウ」だとか
その手のキャッチコピーが、ゴロゴロと転がっています。
で、そんな情報を垂れ流す人たちとそれに群がる人たち。
「売れれば、何だっていい」
「儲かるなら、何でもする」
まあ確かに、それもありです。
売る側って、需要があるから売るわけですし。
需要がなければ、叫びません。
でも、所構わずそこら中で派手に騒がれても、通りすがりの私の方が見ていて恥ずかしくなってしまいます。
中にはちっとも儲かってないのに、「月1000万円を稼ぐ私の成功ノウハウ」みたいなやつを売ってる人もいるみたいですし。
思うんですが、もう少しスマートに振舞えないものなんでしょうか?
売る側も買う側も。
もちろん、そんなことを私が言うと「内心は嫉妬してるんだろ」だとか「ホントは自分だって儲けたいと思ってるくせに」なんて思う人もきっといるはずです。
でも嫉妬だとか憧れの裏返しとか、そんなこととは全く毛色が違うところで、私はお話しています。
ごく一般的な感覚の人からみれば、目ン玉を¥マークにして生きてる姿って単純に、そして素直に
「カッコ悪いだろ」
そう思えるだけの話です。
理屈以前に、センスの問題です。
ただひたすらカッコ悪いんです、そんな人って。
私のハゲ頭よりカッコ悪い。
「そんな人とは、友達になれない?」
ええ、なれませんねぇ。
「またまたぁ。でも、そんな人から『1億あげるから友達になって』って言われたら友達になるくせに」
そうですよ。当たり前じゃないですか。
1億円と引き換えなら、友達になってあげます。
1000万円でもOKです。
で、やっぱりウマがあわないと思ったら、友達を解消すればいいだけです。
「1億円じゃ安すぎるよ」
ってね。
さらにお金を積んでもらうか、それが出来なきゃ絶好です。
当たり前じゃないですか。
メリットがないのであれば、そんな恥ずかしい人とは、いつまでも付き合っていられません。
人は、パンツをはいて生活をする生き物です。
なのに、「楽して毎月ウン万円儲かる!」みたいな言葉に、目の色変えて飛びついて周りが全く見えなくなってみたりと、
まるで昼間っから下半身丸出しで街中を歩いてるような、そんな態度で生きてる人がそこら中にいるわけです。
お下品でございますわ、おほほほほ。
「恥ずかしくはないんですか?」と素直に思ってしまう私は、きっとごく普通のセンスはずです。
別にお金のためにあくせく働くのは、悪いことではありません。
つか、大切なことです。
お金のために何かを犠牲にする。
それだって、ありでしょう。
でも人間なら、人前でパンツをはくのは最低限のマナーです。
ましてや最近は、ペットですらパンツやズボンをはくご時世です。
大人なんだからパンツを下ろすタイミングくらい、自分で時と場合を見計らってやるべきなんです。
「人間なら、さり気なくやりなさい」
私はただ、そう言ってるだけです。
下心を丸出しで生きていたって、誰ひとり幸せになんかなりません。
それが現実です。
人並以上にお金を稼げるようになっても、それが永遠に続くとは限りません。
上り坂があれば、いつかは下り坂がやってくる。
そっちの方が、自然の摂理です。
でもね。
人は一端上げてしまった生活レベルからは、なかなか降りれないんです。
そして、そのギャップが落とし穴になります。
それが不幸の始まりなんです。
私は、数多くのそんな人たちを見てきました。
そして、そんな人の中には、何を隠そうこの私自身がいたこともあるんです。
もう割りと前の話ですけど。
だから、決して他人事のつもりでお話してるわけじゃ、ありません。
「どう稼ぐか?」
それって、大切です。
でも、それ以上に
「今あるお金を、どう使うか?」
そっちの方が大切です。
来る日も来る日も、汗水垂らしてようやく手に入れた雀の涙ほどのお金。
それでも日々仕事があって働いていける日常に、感謝して笑顔で暮らす。
そんな人に勝る金持ちなど、この世に一度たりともあった例(ためし)はありません。
ps:
あ、今なんか俺、カッコいいこと言っちゃいましたあ?
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
post by ノリユキ at 13:28 | コメント・トラックバック(0)
次のページへ »