2009年6月24日(水) [ ビジネス・おかね ]
intro:
別に私は、気にしてなんかいません。
気にしてなんかいませんが、世間では私のことを「ハゲ」だと思って密かに嘲笑っている人が、少なくないはずです。
世の中って、なんて冷たいんだ。
ちっくしょう・・・
いや、別に気にしてませんが。
ただ私は、先入観を取り払ったうえで、よく目を凝らしてハゲ頭を見て欲しいだけなんです。
ほら、よく見てみて!
この光沢を帯びた質感を!
まるでダイヤモンドの様です。
しかも・・・しかもですよ!
ほら、触ってみて!
この滑らかな触り心地!
凄いでしょっ!
アナタも今すぐ、ダイヤモンドの様な輝きと絹の様に滑らかな感触を手に入れたくなったでしょっ!
「でも、高いんじゃ・・・?」
いいえ、ご安心ください。
今なら、なんと無料です!
しかも、この憧れのヘアスタイルは、誰でも簡単に手に入れることが出来るんです!
自宅の鏡の前で、指先を使って軽くむしってみるだけで、ほら!
思い通りのハゲ頭にスタイリングできてしまいます!
どうか、この機会をお見逃しなく!
main:
誰に向かって、何を言うか?
これが大切だと言う話は、今までに何度かしています。
で、誰かに向かって何かを語ると、そこにはストーリーが生まれます。
ある意味ビジネスとは、この“物語”という糸を紡ぎ続けることなのかもしれません。
私は今、とても格好良いこと言ってる様です。
でも、ここで注意しなくちゃいけないことがあります。
それは、その物語を自分の感情にまかせて創り上げてしまうという過ちです。
ビジネスという物語は、他者に読み聞かせるために存在します。
自分が語って満足するために、物語が存在するわけではありません。
ですから物語とは、ビジネスのコンセプトによって創り上げられるべきものです。
そこに、個人的な感情を差し挟んでしまえば、物語は駄作となるばかりか、存在する意味すら失ってしまいます。
例えば、TBSドラマの「水戸黄門」。
あれって、いつも代官や越後屋なんかが悪者で、水戸の御老公一行は常に正義の味方です。
じゃあ、あのドラマを書いてる人って、個人的に代官とか越後屋と名の付くお店が嫌いなんでしょうか?
彼らを憎み、彼らを世間の晒し者にするために、あの様な物語を書いたんでしょうか?
そうかもしれません。
でも、本筋から言えば、違うはずです。
物語には設定があって、それによって登場人物に役割が与えられています。
自分の感情が満たされることが目的で、物語が生まれるわけではありません。
逆に、
「俺、黄門様は好きじゃないけど、うっかり八兵衛は好きだから、悪代官に黄門様は殺されちゃうことにして、次回からは八兵衛を主役にしちゃおう」
とか始めちゃったら、もうそれは「水戸黄門」ではありません。
物語は、個人的な感情ではなく、コンセプトによって創られていかなくちゃいかないわけです。
ところが、多くの人にはこれが出来ない。
自分の個人的な感情を優先させ、自分のやっている商売のコンセプトを台無しにしてしまいがちになります。
好き嫌いで物語を創り上げようとしてしまうんです。
気がつけば、うっかり八兵衛が主役になって、印籠を振りかざしています。
う~ん・・・これ、実に最悪なことです。
だって良く考えてみてください。
自分の個人的な感情で、コンセプトから外れた物語を語り出す・・・
それってつまり、自分がやってるビジネスのコンセプト自体が気に入らないということです。
じゃあ、自分が気に入らないものを売ろうとして、一体誰が買ってくれるっていうんですかね?
むしろ、買ってしまった人は悲劇です。
いいですかい?
確かに、自分の気持ちとか感情は大切にすべきです。
ですが、感情論に振り回されて表面ばかりを取りつくって見ても、別に幸せになんかなれません。
コンセプトからはずれて、好きなことを好きな様にやりたいのであれば、それをわざわざビジネスとしてやる必要はありません。
趣味やボランティアでやれば良いだけです。
ビジネスという物語を紡ぎだすのは、感情論ではなく、コンセプトです。
自分の寄って立つところは、目的と方針だと心得ましょう。
ps:
私が言っているのは、感情を大切にするなということではなく、感情論に振り回されるな、ということです。
例えば、私がハゲでクヨクヨするのは、全く問題ではありませんし、人としてある意味正常です。
しかし、私がハゲであることで生じる感情を起因として、
いかにハゲが素晴らしいか
いかにフサフサはダメであるか
を延々と語り、それを指針に行動しても、何も始まらないばかりか、単にバカげているだけです。
今日は、そういう話をしてみました。
でも、どうです?
アナタも、ダイヤモンドの様な輝きを手に入れてみたくありませんか?
今なら、無料!
しかも、自宅の鏡の前で、指先を使って軽くむしってみるだけで・・・
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
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2009年6月4日(木) [ ビジネス・おかね ]
intro:
ご存知の方も多いと思いますが、私の生き方というか私自身のコンセプトは、
愛と平和と夢、そしてキラメキ!
です。
あ。今、鼻で笑った人、いますね?
「当たってるのは、オデコのキラメキだけじゃねーかよ」
とか言ってる人、いますね?
だったら、これからの私のコンセプトは、「キラメキ!」だけということで。
ほら。
これなら、文句ないでしょ。
ただ、「妥協した時点で、自分にコンセプトなんてねーだろ」って真実に気がついた人は、内緒にしておいて下さい。
一生のお願いですぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
main:
先週に参加者を募集した「ぴよプロジェクト」ですが、早くも滑り出し順調に進んでいます。
で、やっぱり思うのは、「コンセプトが曖昧」ということです。
もちろん、これって「ぴよプロジェクト」参加者に限ったことじゃありません。
先月末にお会いした飲食店経営者の方も、やはり現実に直面する中で、コンセプトがブレまくっている真っ最中でした。
今までたくさんの経営者にお会いしてきましたし、企画立案の現場にも同席していますが、ほとんどの人がコンセプトを持っていません。
もっと正確に言えば、コンセプトはあるんですが、それがコンセプトの体を成していないことに気がついていないんですね。
ですから、色々と考えを進めて実行してみても、結果として何をやりたいのか、何が出来るのかが伝わらない。
伝わらないものは、買わないし、利用しない。
そういうことになります。
誰に向かって、何を言うか?
これってとっても大切です。
雑踏の中で、落し物を見つけたとしましょう。
それが100万円であれば
「大金が落ちてますよ!」
と叫べば、多くの人が振り向きます。
「裸の女性が踊ってますよ!」
と言っても、振り向くでしょう。
でも、
「ボールペンが落ちてますよ!」
と言ったところで、誰も振り向いてはくれません。
振り向いてもらうためには、きちんと落とした人に向かって、わかる言葉、わかる態度で伝えなくちゃいけないんです。
で、やっぱり思うんです。
これも才能かな、って。
ターゲットをきちんと定めようとか、
コンセプトを確立しようとか、
そんなことを言うのは容易い。
それが大切なことだと知っている人も、ゴマンといる。
でも、出来る人は、そうそういない。
局所的には優秀な人はいますが、全体性から見て上手く統一できる人って、ホント少ないんですよ。
オーディオとデスクとソファーのセレクトは優秀でも、部屋全体で見たらチグハグじゃねーか、みたいな。
想像するよりも、ずっと難しい世界です。
だから、これがスッと出来る人って、やっぱり才能じゃないかと。
ビジネスにおいても、自分の生き方においても、センスの良さって、この辺からきてるんじゃないかと。
ただ、自分にはその才能やセンスがないと落ち込む必要はありません。
あると思って実はない人よりも、ずっと有利なはずです。
だってさ。
これって先天的というより、後天的な能力ですから。
今までは、それを養うチャンスがなかっただけ。
つまり、その気になりゃ誰だって出来るってこと。
大切なのは、ただ1つ。
誰に向かって、何を言うか?
そのためにはまず、自分自身を見つめ直す必要があります。
ps:
そういった意味で、今回の「ぴよプロジェクト」参加に手をあげた人は、ラッキーかもしれません。
センスを磨くチャンスを手に入れたわけですから。
はい。
もちろん私は今、猛烈に自分の企画を自画自賛しています。
でも、ビジネスにおいても人生においても、コンセプト作りができて、そのコンセプト通りに行動できてる人って、カッコ良く見えるはずです。
どんなにハゲていても、カッコ良く見えるはずです。
今、さり気なく私のイメージアップを図ってみました。
さり気なさはねーよ、とか言っちゃいけませんぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
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2009年5月27日(水) [ ビジネス・おかね ]
intro:
アメリカのスターバックスはさておき、日本ではスタバやタリーズなどのシアトル系カフェが、まだまだ人気の様です。
新宿のサザンテラスを歩いてると、スタバの大きなウィンドウからは、スーツをバリッと着た20代後半の女性やら外人さんなどが見えてきます。
ノートパソコン開いて、なんとかラテを飲んでます。
おぉ!なんか、カッコイイ!
そこで私もそんな景色に混じろうかと思い、スタバの扉へと向かいます。
が、その扉が開く瞬間、ウィンドウに映った自分のハゲ頭・・・
そのまま3歩後ずさると、まるで何かを振り払うかの様に、下を向いたまま駆け出す自分がいます。
どうしたんだろ?
目から汗が流れ出てきて、止まらないよ・・・
世にも悲しく奇妙な物語でしたぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
main:
で、思うんですよねぇ・・・
そんなシアトル系カフェにいる彼女たちは、そのスタイルでドトールには絶対行かないって。
人はイメージの中の自分を、現実の中で再現してくれる場所やアイテムを好みます。
マーケティングでは、いかにイメージを売っていくかが、大切なポイントになります。
さて、前回は、ブランディングとUSPの違いをお話しました。
で、今日はこの2つを混同させちゃいけない、ってお話をします。
覚えてるかどうかは知りませんが、私は
- USPとは、相手のロジックに訴えかけるもの
- ブランディングとは、相手の感性に訴えかけるもの
という、恐らく日本人では初めてではないかと思われるほど、親切で簡潔な分類を前回しました。拍手。
で、ここでちょっと考えてください。
相手(顧客)があまり感性を求めていない業種、望んでいるのはロジックだけという業種を。
例えば、そうですね・・・
経営コンサルタントとか技術系だとか。
こういった仕事は、顧客にとって具体的な知識や技術、実績などが一番の関心どころです。
抽象的なイメージなど、それほど必要とされません。
ですから、この手の業種の場合は、相手(顧客)に対してロジックを明確にしておけば良いわけです。
USPをシッカリさせることで、周囲に対して一定の地位を築くことが可能になります。
つまり、この手の業種であれば、USPが直接ブランドを高めることに繋がっていくわけです。
でも、これが外食産業やファッション業界、音楽業界なんかだったら、どうでしょうか?
この業界が与えなくちゃいけないものって、味覚・聴覚・視覚・嗅覚・触覚に対する感覚だったり、イメージや共感です。
つまり、顧客が必要としているものは、感性なわけです。
こういったビジネスで、ブランディングを誤解して、顧客に向かってロジックを前面に押し出したら、どうなるでしょう?
先のシアトル系カフェは、青山辺りの洒落たカフェ&レストランほどの優雅さはありませんが、都会的なイメージを上手く演出しきっています。
しかし、店舗運営のシステムとしては、低価格コーヒー・チェーン店とほぼ同じです。
つまり、ロジックとしての販売戦略は、低価格多量販売の路線に乗っているわけです。
じゃあ、顧客に対して全面的にその販売戦略を押し出した方が良いですか?
「全価格20%OFF!」だとか、
「只今、100円のキャッシュバックキャンペーン実施中!」だとか、
「先着10名様に、○○をプレゼント!」とか。
店内にそんなポスターをベタベタ貼って、店先にノボリとか出しちゃいますか?
まあ、違った意味で、お客さんは来るんでしょうね。
でも、今までのお客さんたちは、もう二度と足を踏み入れない。
いわゆる、ブランドの崩壊。
皆まで言わずとも、こんなことをすれば多くのものを失います。
低価格大量販売というロジックを顧客に意識させないところに、シアトル系カフェの強みがあったわけですから。
今、とっても分かりやすい例を出してますから、「そんなの当たり前」と思ってしまうかもしれません。
でも、実際のビジネスにおいては、ロジックと感性が複雑に入り混じって求められることが、結構多いものです。
なので、目先の効果に気をとられて、知らず知らずのうちに自分のブランド価値を低めてしまうケースって、後を絶ちません。
だから、なおさらUSPとブランディングを混同しちゃいけない。
そして、それよりも以前に、
自分が顧客に対して、何を訴えかけるべきなのか?
何をやって、何をやってはいけないのか?
USPだとかブランディングだとか、そんな横文字に振り回される前に、見つめなくちゃいけない本当の部分を、しっかり見つめること。
それがビジネスにとって、大切なことです。
ps:
例えば、「安いのに、可愛い」と「可愛いのに、安い」では、天と地の差があります。
こういった違いに敏感になることが、大切です。
では、質問。
小林ノリユキは「ハゲなのに、カッコ良い」と「カッコ良いのに、ハゲ」の一体どちらを目指せば良いでしょうか?
答え:どっちも嫌だ。
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2009年5月20日(水) [ ビジネス・おかね ]
intro:
最近、草食系だとか肉食系だとかが流行ってるみたいです。
「小林さんは、どっちかな?」
そう聞かれたら、私はすかさず、
「雑食系ですぜ。┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・」
と答えるようにしています。
でも、今更ながら気がつきましたが、雑食系って、なんだかとっても下品な感じがする・・・
目の前のモノは見境なく食べちゃうぞぉ!みたいな。
もう少しで私は、自分自身のブランディングを自らの手で失敗させてしまうところだった様です。
私のアンニュイでフェミニンなイメージは、何としてでも死守しなければ。
さて、私はこのエッセイを書き終えたら、アンニュイとフェミニンの意味を調べなくちゃいけませんので、早めに本文へと突入することにしますぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
main:
古今、ブランディングの重要性が語られています。
ブランディングとは、ブランドを構築することです。
おぉ!なんかカッコイイ!
でもまあ、カタカナ言葉って、実際のところイマイチよく分からないで使ってるのが、世の常です。
ホントのところ、ブランディングとは一体何のことなんでしょうか?
それについて、ちょっと最近、気になってることがあります。
ここ数年、ブランディングを解説したものの中に、
自分の会社や商品を一言(もしくは短いセンテンス)で表すとした場合に、どんな言葉を当てはめたいだろうか?
それを構築することがブランディングだ。
例えば「居酒屋ジョージは、○○な居酒屋」といった場合に、この○○を埋める特徴を作り上げること、それがブランディング。
といった感じのものを見かけることが、度々あります。
大手メーカーさんが顧客支援としてお店に配ってる冊子やニュースレターなんかにも、こういった説明がされてたりします。
でも、この手の説明を見る度に、しっくりこないんですよねぇ・・・
違うんじゃねーかと。
じゃあ、何が違ってるのか?
それをお話する前に、まずは先の説明に従って、以下のお店のブランドがどの様なものであるかを考えてみてください
(1)マクドナルドとは○○なハンバーガー・ショップである
答えられました?
多分、答えられたと思います。
前ふりですから。
じゃあ、次ね。
(2)ファースト・キッチンとは○○なハンバーガー・ショップである
さらに、次。
(3)シャネルとは○○なファッション・ブランドである
(4)ルイ・ヴィトンとは○○なファッション・ブランドである
はい、きっともう答えられなくなってると思います。
もちろん、答えられなくて正解です。
だって、先の説明が正しいとすれば、ほとんどのファッション・ブランドはブランディングがイマイチだということになりますから。
こういった考え方でブランディングを捉えていくのは、結構無理があるということが分かると思います。
じゃあ、ブランディングって何?
実は先の説明って、ブランディングではなく、「USP」の説明です。
USPとは「Unique Selling Proposition」の略で、マーケティング用語。
簡単に説明すれば、「他者に負けない自社の強み」のことで、もっと簡単に言えば、いわゆる「売り」ってヤツです。
「うちの会社の売りは、○○だ!」
と言うところを
「わが社のUSPは、○○です」
と言うことで、インテリっぽく振舞えるのが特徴です。
この売りを顧客に向かって提示できることが、USPであり、販売戦略の大きなポイントになります。
で、先の説明はこのUSPと混同してしまっているわけで、ブランディングの説明としては、ずれちゃってるわけです。
じゃあ、ブランディングって何?
実はこれを説明するのって結構難しくて、本当の意味でブランディングを分かっている人達は、みなさん色んな言い回しをされています。
そこを、あえて言ってしまえば、そうですね・・・
「らしさ」かな。
うん、「らしさ」って言う説明が、一番わかりやすくて一般的かも。
例えば、「居酒屋ジョージ」というお店が醸し出す雰囲気や顧客が持つイメージって、一言二言じゃ言い表せません。
説明しようとすると、長々と言葉を費やしていかなくちゃいけないですし、どんなに言葉を費やしても伝えきれないかもしれません。
その言い様のないイメージとか感情、雰囲気といった抽象的なものを一括りにしたもの。
それがブランドであり、それを創り出す作業がブランディングということになります。
もちろん、この「○○らしさ」の○○に当てあまる言葉は、ブランド名そのものです。
「居酒屋ジョージ」のブランディングとはは、「居酒屋ジョージらしさ」を創り上げること。
そう理解しておけば、割とイメージしやすいんじゃないかと。
もう少し言ってしまえば、
- USPとは相手のロジックに訴えかけるもの
- ブランディングとは相手の感性に訴えかけるもの
ということになるわけです。
もちろん、ブランディングとUSPは同じビジネス線上にあるわけですから、連動している必要はあります。
ブランディングの中にUSPを積極的に取り組もうとする考え方もありますし。
しかし、この2つは同一ではありません。
ですから、混同してしまうと、知らないうちに厳しい状況に追い込まれたりすることも出てきます。
業種によっては、かなり痛い目にあうんですよ。
う~んと、これ以上話すと長くなるので、次回に持ち越すことにしましょうかね。
首を長くして待ってなよ、ジョージ!
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
ps:
まあ、「らしさ」だけじゃ効果的なブランディングは難しいんですが、そこまではここで語れません。
だって、面倒なんだもん。(* ̄∇ ̄*)ゞ テヘッ♪
そういった意味で、前回紹介した本はぜひ読んでいただきたい。
想像力や感性をフルに活用して読んでもらえれば、得るもは結構多いんじゃないかと。
ただ、ロジックに対しては敏感なんだけど、想像力というかイメージが広がっていかない男性って、結構多い様に感じます。
話をしていても、女性社員は反応を示すのに、肝心の上司や経営者が、首を捻ってたりするし。
今よりももう少し広がりを持って生活してみれば、今以上に楽しく暮らせるかもしれません。
広がっちゃいけないのは、私のオデコくらいなもんですぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
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2008年10月10日(金) [ にんげん・こころ | ビジネス・おかね ]
intro:
ピーマン・ショックだか世界同時バナナダイエットだか知りませんが、ここ最近、個人のお宅から世界経済まで、その台所事情は大騒ぎのようです。
でも、一連の金融不安が一体なんだってんでしょうか?
私なんて常に、頭髪が脱毛の危機にさらされています。
金融不安が広がるずっと前から、私のオデコは広がり続けているんです。
どうだ、凄いだろ。
悔しかったら私のハゲ頭、マネしてみても良いんですぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
main:
私たちが暮らすこの世界には、「物理的な空間」と「仮想的な空間」が混在しています。
もちろん物理的空間とは、物理で支配された空間のことです。
つまり、目に見えるモノが存在する実体ある空間のことです。
木漏れ日の中、そよ風が頬を撫で、鳥の鳴き声が聞こえる。
草原を犬が走り、隣ではアナタの大切な人が笑っている。
目の前に存在する、その当たり前の世界が、物理的な空間です。
これに対して仮想的空間とは、情報空間のことです。
物理の法則から開放されているかどうかは知りませんが、感覚的に言ってしまえば、実体がなく情報のやり取りだけで構成される空間のことです。
ゲームやインターネットによって作り出される世界なんて、まさに仮想空間。
自分の頭ん中にある記憶やイメージだって、仮想空間です。
私たちは、この物理的空間と仮想的空間が混在した世界にいて、日々それが当たり前のこととして暮らしています。
しかし、気がついていなければならない大切なことが1つあります。
それは、私たちの生活の中に占める仮想空間の割合が、日増しに増大しているという事実です。
直接に人と会話することなく、1日を過ごすことが可能な社会になりました。
その代わり、メールやネット・コミュニティーを介したコミュニケーションの比率が増大しています。
実体験から学ぶチャンスが減り、その逆にあふれんばかりの情報媒体(メディア)からモノゴトを知る機会が増えました。
そしていつのまにか、現実と非現実が逆転していく・・・
現在、リアルとファンタジーの区別が曖昧になりつつあります。
そして仮想的空間での出来事は暴走をはじめ、リアルに悪影響を及ぼしていく様になっています。
友達と直接話すよりメールで会話する方が自然になり、携帯電話がないと落ち着かない人が増えました。
ネットの人に復讐するために、リアルの中に車で突っ込み、リアルに向かってナイフを振り回す人が出てきました。
しかも、自分だってネットの人であることに気がついていません。
ゲームやアニメのキャラクターにしか恋愛感情が抱けない人も沢山います。
精子と卵子の結合によって誕生した自分の生命に対して、生まれてきた理由と生きる意味が必要になる人だって、珍しくありません。
物理的に最も恵まれたこの国では、自殺者が年間3万人を超えています。
仮想空間での出来事が肥大化し暴走しはじめると、リアルに大きな被害をもたらしていく様になるわけです。
そして今この様な状況は、世界経済にも重大な事態をもたらしています。
この物理的空間において行なわれる経済的な活動を、俗に「実体経済」と呼んでいます。
例えば、ラーメン屋に行ってラーメンと餃子を注文し、それを食べる。
食べ終わったら、支払いとしてお金を渡し、お店を出る。
お店もラーメンも餃子も、モノであり実体があります。
カタチはなくとも、店員さんの接客サービスだって、実体があります。
この様に現実のモノやサービスが、お金と交換されるといった具合に、実体のある経済システムを「実体経済」と呼んでいます。
まあ、当たり前って言えば当たり前の経済システムです。
ところが、実体がなく仮想的空間の中だけ、つまり情報だけで成立する経済システムが、この世界には存在します。
それは、金融システムです。
○○銀行○○支店の口座から1万円を△△銀行△△支店の口座に振り込んだところで、実際に1万円札の実物が動くわけではありません。
単に実体のない1万円に関する情報がやり取りされるだけです。
株が値上がりしたり下がったりするのも、別にその会社のモノが増えたり減ったりするわけではありません。
「価値」という実体のない情報の基準が、その株価を上下させます。
「買いたい」とか「売りたい」といった「需給」という名の欲望が、その株価を上下させます。
金融システムとは、実体のない経済システムなわけです。
それは、大いなるファンタジー。
お金がお金を生み出す空間です。
そしてこの金融システムも今、実体経済よりもはるかに大きくなっています。
例えば日本の外食産業の市場規模は、昨年1年間で24兆円くらいです。
でも、例えば日本の株式市場は、たった1日で3兆円を超えてみたりします。
実体ある経済の市場を全部ひっくるめても、金融市場はその3倍以上の規模があると言われています。
だから今、世界中で巻き起こっている金融不安は、他人事じゃないんですよ。
リアルとファンタジーは、私たちの世界で常に混在しています。
しかし、リアルとファンタジーが逆転し、実体なき空間での出来事が暴走しだせば、必ずリアルに被害が及んでいく・・・
貸し渋り、貸しはがし、物価高、失業、消費低迷、景気後退・・・
遠い向こうの物語だと思っていたファンタジーが、リアルな私たちの生活を直撃します。
だからね、私たちはリアリティーだけじゃ、幸せになれない。
ファンタジーが肥大化しているこの世界で暮らすためには、リアルだけでなく、ファンタジーも詳しく知っている必要があります。
今、私たちに必要なのは、自分には関係ないと思っていたファンタジーを、改めて見直していくことかもしれません。
ps:
今日みたいなお話は、どちらかと言えば私のもう1つのブログ「転がる水平線」の方でやってる話題です。
が、今日はこの手の話題にあんまり詳しくない人向けに、この「裸足のリーダー」でお話して見ました。
今日は、金融システムがファンタジーだというお話をしましたが、実は現代思想的な言い方をすれば、お金そのものがファンタジーです。
ま、そんな話は気が向いた時にでもまた。
今日は、自分のハゲ頭が実はファンタジーであることを祈るばかりですぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
post by ノリユキ at 15:06 | コメント・トラックバック(0)
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