ニンジンの腐り方

intro:

今日は、この「裸足のリーダー」がはじまってから5回目のエイプリル・フールです。
しかし私は、今までエイプリル・フールだからと言って、このブログで読者を騙そうと思ったことはありません。

なんて言うんですかねぇ・・・

誠実さ?
そう、これは私の読者さんに対する誠実さの表れなんです、きっと。

もちろん、世間の一部には私のことを

「エイプリル・フールだけじゃなくて、お前はいっつもウソばっかじゃん。小栗旬に激似だとか言ってるし。ハゲのくせに」

などと言う、心無い連中がいるのも知っています。

しかし、私の広い心は、そんな腐ったニンジンの様な人間に対してだって、慈愛で満ち溢れているんです。

凄いなー、俺って。
広いのはオデコだけじゃないんだなー、俺って。

さて、今まさに私は、ウソもいい加減にしとかないと、本当に読者さんに嫌われちゃうかもしれない恐怖でいっぱいです。
急いで本文へと逃げることにしますぜ。

┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・

main:

長期的視野に基づく利益(ダイヤモンド)=ハイリスク・ハイリターン
短期的視野に基づく利益(ニンジン)=ローリスク・ローリターン

そんなお話を、前回前々回に渡ってしてきました。

そして、ニンジンの方が、ダイヤモンドに比べて実行性が強いので、行動に結び付きやすいし目的達成度も高い、というお話もしました。

しかし、ニンジンにはニンジンなりのリスクがあります。
さて、それは何でしょう?

 

ニンジンを求める行動はローリターンですから、

  • 数をこなすこと
  • 1単位あたりの利益を最大化すること

で、トータルの利益を最大化していく必要があります。

しかし、実はここに問題点が潜んでいます。

まず、数をこなすということは、1つ利益を獲得したら次に別の利益を狙うことの繰り返し、もしくは同時進行になります。

Aを獲得したら、次はB、その次はCへ。
Aの時はAの様に振る舞い、Bの時はBにあわせて振舞います。

でも、そこに一貫性は存在しません。
つまりトータルで見た場合、ニンジンを求める人の行動は整合性を保ちづらいんです。

こういった行為は、社会的な信頼を得づらいどころか、失いやすくなります。

例えばショップの店員さんから

「今年はグレーのポロシャツが流行りますよ」

と言われて買ったのに、2週間後に再びそのお店に行ったら、

「今年はモスグリーンの襟なしじゃないと、ウケが悪いですからねぇ」

と言って、違うシャツを薦めてきたとしたら・・・・

腹立ちますよね。
例え話が極端ですが、そんな感じです。

もちろん、矛盾していたり整合性がなくても、そういった行動を繰り返すのは、自分の利益を優先するためです。
そのことが、他者を省みない自分本位な活動へと繋がっていきます。

しかもニンジンは、それに拍車をかけてしまう魔力を、更に秘めています。

1単位あたりの利益を最大化するために、人はガンガンと行動します。
もちろん、ニンジンを求める行為は、ローリスクなので失敗を恐れずに思い切って行動することが可能です。

でもそれは、やり過ぎたり、はみ出してみても、自分に降りかかってくるリスクが少ないということの裏返しです。

ですから、モノゴトを短絡的に捉えて、他者の迷惑も顧みずに利己的にガンガン行動してしまいがちになります。
人って、自分に災難が降りかかってこなければ他人のことなど後回し、欲望丸出しで生きてくものです。

ですから、こういった行動をする人が増えてくると、社会的に不利益なことが蔓延してきます。

品質の低い情報や商品が、誇大広告でラッピングされて溢れかえったりとか。
しかもやってることは、自分の都合しだいで矛盾だらけだとか。

行き着く先は詐欺ですが、そこまで行かなくとも、「邪魔」「嘘つき」「うさん臭い」「ウザい」なんて言葉がお似合いの行動になっていきます。

もちろん、やってる方は一生懸命ですから、そのことに気がつかないかもしれません。
気がついても、気がつかないふりをしているかもしれません。

人それぞれ、色んな事情を抱えてますからねぇ。
夢だとか、家族のためだとか、貧乏からの脱出だとか、自由だとか・・・

しかし、どんなに綺麗な言葉で着飾っても、そういった行為は他者の不利益を招く結果に結びついていくことが多くなります。

そして長期的に見たら、その不利益は自分自身に降りかかってきます。
目先の利益の獲得が、長期的には大きなリスクを育む可能性を持っているわけです。

 

もちろんこれは、マーケティングだけに限った話じゃありません。
組織マネジメントにしても、個人的な生活行動にしても、同じです。

もうちょっと突っ込んだ話をしましょうか。

実はローリスクなものが、必ずローリターンであるとは限らないんですよ。

システムの歪み、とでも言うんでしょうかね。
ローリスクでも、貪るように利益の最大化を目指せば、大きなリターンを得ることが出来ます。

でも、結果としてはロクなことにならないんですね。

例えば、今は成果主義、実力主義が盛んです。
実力の評価を短期に設定すればするほど、また報酬を大きくすればするほど、その効果は上がります。

でも、逆に企業はその分のリスクを背負うことになるんです。

考えてもみてください。
たった半年の実績だけで大きな報酬や昇進が得られるのであれば、顧客の迷惑など顧みずに、とにかく目先の業績だけを上げてしまえばOKです。
従業員達は、顧客から貪るようにして利益を上げてきます。

もちろん、そんなことをすれば顧客はいずれ去ってしまい、長期的に見れば、会社は大きな利益と財産を失うことになるわけです。

でも、そんなことは従業員達からすれば、どうだって良いんです。
だって、既に大きな報酬や昇進は手に入れてしまってるんですから。

クビになっても、嫌われても、既に十分なお金は手元に残っています。
どんなに市場を荒らしてしまっても、昇進してしまえば、成績の上がらない部下に向かって、自分の武勇伝を披露しながらケツを叩けば良いだけです。

つまり、ローリスク・ハイリターンの仕組みに組み込まれたら、勝ち逃げした方が、圧倒的に利口なんですよ。
誠実さを示した方が、バカを見ます。

 

ここまで説明すれば、大体の概略はつかめたと思います。

ニンジンを求める行為って、言ってしまえば軽薄短小なんですよ。
人から後ろ指をさされる要因を、根本的に秘めています。

そして、それはリスクです。
自分だけでなく、社会そのものがリスクを抱え込んでしまいます。

ですから、目先の利益に振り回されて、結果的に大きなリスクにさらされてしまうことは、避けなくちゃいけません。

ダイヤモンドにもニンジンにも、長所と短所があることをシッカリと把握し、自分の成果へと結び付けていくことが、必要です。

安易に発想する前に、ご利用の際は注意書きを良く読んでからにしましょうね、ってことです。

ps:

転がる水平線:ifでAIGを囲って過度な実力主義の弊害を考える」でも書きましたが、何かと話題のアメリカの金融業界なんて、まさにその典型です。

例えばアナタがファンドにお金を預けて運用するとしましょう。
運用に失敗すれば、元本保証はないので、アナタの資金は目減りします。
アナタのお金を運用するファンドも、そこで働くトレーダーも、自腹を切ってアナタの損失を補填してくれません。

つまり、リスクはアナタ自身が負うことになるわけです。
なのにトレーダーは、トレードで儲かっちゃうと多額の報酬がもらえる。
これって、大きな矛盾です。

自分自身が大きなリスクを背負うことなく、上手くいけば莫大な報酬がもらえるのであれば、目先儲かることだけすれば良いわけです。
次々と複雑な金融デリバティブ商品を開発し、大きなリターンを餌に顧客に大きなリスクを背負わせます。

でも自分達は、リスクが小さくてリターンが大きいんだよねぇ・・・

だから、金融危機が訪れて、顧客は預けた資金を大幅に減らし、会社が潰れてしまっても、全然OK!
そこで働いていたトレーダーは、それまで稼いだお金で悠々自適に暮らすことが出来るんです。

メチャクチャでしょ。
だから、ああいったバブルが起こり、そして崩壊します。

もちろん私は、そういった行為の良し悪しを、なにもかも個人に求めるつもりはありません。
どちらかと言えば、私はシステム論者なので。

そういった仕組みの中に入ってしまえば、人はそういった方向に進んでしまう、って考えるのが私です。

でも、だからこそ、社会の中でそういったシステムが野放しになっていてはいけないとも、思ってしまうわけなんですね。

ですから、私の抜け毛がハイリスク・ノーリターンであるという矛盾した非常事態も、私個人に責任があるのではありません。

世の中が悪いんだ。

そういうことに、しておきますぜ。

┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・

post by ノリユキ at 15:14 | コメント・トラックバック(0)

ニンジンのカタチ

intro:

昨日の日本列島は、猫も杓子も「WBC」一色のバカ騒ぎ。
一体、何がそんなに楽しいんでしょうか?

もちろんイチロー選手よりもクールな私は、そんな世間に冷ややかな視線をおくりながら、日々の仕事に没頭します。

ただ、昨日は「気になって仕方がない」という一身上の都合により、結局は最後までテレビの前で応援しちゃった。(* ̄∇ ̄*)ゞ テヘッ♪

でも、ご安心ください。
私はその時、部屋の中に1人でした。

つまり、私が部屋中を飛び回って一喜一憂する姿も、優勝が決まった瞬間、思わず涙ぐんでしまったことも、誰も見ていません。

そう、証拠がないんです。
ですから私は、いつだってアナタの前ではクールな男のままです。

さて、そこで質問です。
日本野球界のエースであるダルビッシュ投手と日本ハゲ頭界のエースである私では、果たしてどちらがイケメンでしょうか?

そんな質問に対して私の知人は、「答えるまでもないだろ」との冷たい返答でした。

確かに気持ちはわかります。

しかし、いくらダルビッシュがニンジンみたいな顔をしているからと言って、そんな言い方はないだろ。
ダルビッシュに失礼じゃないかっ!

心から、そう思います。
勝者とは、常に敗者へのいたわりを忘れないものなんですぜ。

┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・

 

侍ジャパン!WBC優勝おめでとうっ!

main:

前回は、長期的視野に基づいた利益(ダイヤモンド)を求める行為が、「ハイリスク・ハイリターン」であるという輪郭を見てきました。

じゃあ、短期的視野に基づいた利益(ニンジン)を求めるのはどうなんだ?ってことですが、結論から言ってしまえばお察しの通り、

「ローリスク・ローリターン」

です。

既にお話した様に、時間がもたらすリスクは、その時間の長さに比例します。
ですから、短期的視野における行動は、「予測を立てる困難度」も「目標達成の困難度」も「必要とする資源」も低くなります。

ダイヤモンドを追い求めるリスクよりも、ニンジンを求めるリスクの方が、とっても小さいわけです。

ただ、ニンジン1個ではたいした収穫にはなりません。
短期的な視野であるということは、時間的リスクは少なくなりますが、逆に時間的優位性を確保できません。

この場合で言う時間的優位性とは、単純に積み重ねた量と理解して下さい。
既にマラソンを始めて5年が経過しているのと、初マラソンで練習期間が3ヶ月では、自ずと目指す目標も結果も変わってきます。

それと一緒です。
視野を短くとると、一般的にリターンも小さくなります。

ですから、短期的視野で利益を求める行為は、ローリスク・ローリターンだということが分かるはずです。

 

これって、感覚的なイメージとは少し違ってますねぇ。

ニンジンを追い求める行為って、「目先の利益に走る」という表現がある通り、あんまり良いイメージがありません。
リスクが大きいというイメージを持ちがちですし、「一発当てて終わり!」みたいなイメージもあります。

ところが現実は、このイメージと違います。
だって、ローリスク・ローリターンなんだもん。

なので、短期的視野に基づいて利益を求めるのであれば、実際には小さな利益をコツコツと積み上げていく作業が必須条件になります。

ダイヤモンドだけでなくニンジンだって、実際はコツコツと積み上げる作業が必要なんです。

ダイヤモンドは、1つの結果を出すのに時間がかかるため、その「過程」を積み上げることで、1つの利益を大きくしていきます。
ニンジンは、1つの結果を出すのが短く小さいため、「結果」を積み重ねることで、トータルの利益を大きくしていきます。

 

だったら、結局はどっちも同じじゃんっ!ってことになりそうです。
でも、ダイヤモンドとニンジンでは、結構その性質が違ってます。

実は、ニンジンを求める行為の方が、実行性が強いんです。
つまり、目標と行動が結び付きやすいのがニンジンです。

だって、行動することで手にする利益は、目の前にあるんですから。

すぐに結果が出るって思えば、張り合いが出ます。
また、利を手にしたらモチベーションが上がりますから、次の利を手にするための張り合いも出ます。

おまけにね、リスクが小さい。
リスクが小さいってことは、失敗を怖がらずにイケイケで攻めていきやすいんです。

ハイリスクの中で行動する場合、人は慎重にならざるを得ません。
でも、ローリスクなら、思いっきり弾けてみても、損失は少ない。

ダイヤモンドを求めるのに比べ、ニンジンを求めた方が行動しやすくなるんです。

でもそうなると、「じゃあ、求めるのはニンジンの方が良いんじゃねーの?」ってことになりそうです。

しかし、そうは問屋が卸しません。

ニンジンは、ダイヤモンドに比べて腐りやすいんですよ。
ニンジンには、ニンジンなりのリスクがあります。

さて、どういうことでしょ?
意味深なところで、この話題は次回へと引っ張ることにしますぜ。

┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・

ps:

WBCの結果を見ながら、プロ・スポーツ選手たちの奥さんって物凄く大変なんだろうなと、ふと思いました。

自分の旦那さんの体調や成績の不調は、単なる心配で終わりません。
結果がそのまま収入に結びつきます。
期待以上に不安の中、奥様方は夫を支えているんじゃないかと。

会社の業績悪化で、ボーナス・カットや減給されたら、

「どうしてくれんのよっ!これから子供の学費だってかかるのにっ!」

と旦那を責めたてる奥さんだっているのにね。

スポーツ選手の妻は、夫がピンチの時ほど夫を支えます。
これを内助の功って言うんですかね。

ところで昨日、決勝打を放ったイチロー選手はインタビューで、

「神が降りてきた」

と言っていました。

私の頭にも、髪が舞い降りてきてもらいたいもんですぜ。

┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・

post by ノリユキ at 10:35 | コメント・トラックバック(0)

ダイヤモンドのカタチ

intro:

既にご存知かと思いますが、私は「ダイヤモンドの様な笑顔を持つ男」であると、巷でもっぱらの評判です。

え?知らない?
ホントに知らないの?

無知とは怖いものですね。

でも、ご安心ください。
知らないことよりも、知ろうとしないことの方が、恥ずかしいことです。

ですから皆さんには今日、「小林ノリユキ=ダイヤモンドの笑顔」という公式を覚えて帰ってもらって、お家でご披露しちゃってください。

きっと、家族の人たちに誉められるはずです。

でも、その輝きが実は、笑顔からでなくて私のハゲ頭から発せられていることだけは、家族のみんなには内緒ですぜ。

┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・

main:

長期的な視野に基づく利益と短期的な視野に基づく利益。

この2つは、「遠くのダイヤモンドと目先のニンジン」なんて具合に例えられるかもしれません。

でも、実はこの2つについて、多くの人が曖昧で感情的なイメージしか持っていません。
そのため、現実にはこの2つがゴチャゴチャとなってしまい、判断を間違えてしまうケースが後を絶たないみたい。

なので今日は、この2つの輪郭をハッキリさせるお話でもしようかと。

 

アナタは、「時間的リスク」というものを考えたことがありますか?
時間的リスクとは、時間の長さに比例してリスクが増大するというものです。

このリスクは、大まかに3つに分けて考えることができます。

  1. 予測の困難さ
  2. 目的達成の困難さ
  3. 必要な資源の量

未来のことは、誰にも分かりません。
しかも、遠い未来になればなるほど、どんどん分からなくなります。

例えば、今からちょうど10年後のこの時間、自分や他人が何をやっているのかを言い当てることは至難の業です。
でも1週間後のことなら、ある程度想定できるはずです。

この様に、遠い未来になればなるほど、アナタは予測を立てることも当てることも難しくなっていきます。
これが、1つ目の「予測が困難」となるリスクです。

もちろん、予測が困難であれば、目的を実現することも困難になります。

時代の変化や他社の新製品開発によって、今まで売れていたものが急に売れなくなるかもしれません。
モチベーションを長期間維持するのは大変ですし、長い道のりの間、スランプや病気、ケガが待ち構えているかもしれません。

期間が長くなればなるほど、アナタの行動を阻害する要因が増え、目的や予定の達成が難しくなっていきます。
これが、2つ目の「目的達成の困難さ」というリスクです。

また、長期的な視野で行動する場合、それに必要な資源(お金や労力など)は大きくなります。
3ヶ月の計画と10年計画では、経費やモチベーション、信頼、生活費など、達成するまでにかかる資源に大きな差が生まれます。

長い目でモノゴトに取り組むには、その分を支えるだけのものが必要になるわけです。
これが3つ目の「必要な資源」が増大していくリスクです。

この様に、時間が長くなればなるほど、時間的なリスクが増大していきます。

 

しかも、遠い向こう側のダイヤモンドを手に入れるためには、目の前にある小さなニンジンをガマンしなくちゃいけないことがあります。

これは、整合性を保つ必要があるからです。
長い期間を要して1つのことを達成する行為は、一貫して同じ行動様式をとり続けなくちゃいけません。

積み木と一緒で、そこに異質なものを加えてしまえば、積み重ねてきたものは、簡単に崩れてしまいます。

しかし、世の中って往々にして横道をそれたところに、小さな利益が転がっているものです。
手を伸ばせば届くところに利益があっても、ツバを飲むだけでガマンしなくちゃいけないのがツライところです。

その結果、不遇の時代が長く続くこともあるでしょうし、そのままで一生が終わってしまうかもしれません。
う~ん、ダイヤモンドを求めるって、とってもツライことなのねん。

 

もちろん、そうやって積み重ねてきたうえで利益を掴んだ場合、その効果は甚大です。
「ローマは一日にしてならず」と言いますが、それと一緒です。

オリンピックでメダルを手にすることも、高度で画期的な技術開発も、一朝一夕で出来る業ではありません。
長きに渡って一貫して続けてきたビジネスは、大きな信頼と実績に繋がっていきます。

つまり、大きなリターンは、長期的視野のもとで行動しなければ、なかなか手には入らないんです。

 

以上をまとめると、長期的な視野に基づいて利益を求めることはハイリスク・ハイリターンであることがわかります。

ところが実際には、多くの人がこれと違った認識を持っています。
ローリスク・ハイリターン、もしくはローリスク・ローリターンをイメージしてしまいがちです。

長期的な視野で利益を求めることは、コツコツとやるイメージがあったり、地道に継続することが道徳的に美徳とされているからでしょう。
リターンやリスクが小さいものだと思いがちです。

でも、実際は違います。

「長期的視野に基づく利益を求めること=ハイリスク・ハイリターン」

まずは、この辺の認識をきちんとさせておく必要があります。

ps:

話が長くなるので、短期的な利益については、次回に譲るとします

ps:

実は長期的な視野に基づいて利益を求める行為が、ローリスク・ハイリターンであるという分析も、結構あります。

ただ、そういった事例を見る限り、それは部分的・側面的であって、全体的な性質を表してはいないんじゃないかと。

ちなみに、私の抜け毛は極度の危険を伴いながら永久に戻ってこないというハイリスク・ノーリターンらしいですぜ。

┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・

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負けないということ

intro:

世の中には不思議なことがあるものです。

実は私、先日床屋に行って長さ3ミリの坊主頭にしたんですが、そんな自分の顔をケータイのカメラで撮ってみたんです。
「(* ̄∇ ̄*)ゞ テヘッ♪」ってなポーズをとりながらね。

小栗旬にソックリな私が坊主頭でお茶目なポーズをとったら、一体どんな感じになっているのか、興味津々だったわけです。
きっと、ステキなはずです。

ところが、そこに写っていたのは小栗旬ではなく、子泣き爺でした。

心霊写真でしょうか?

でも、何回撮りなおしても、そこに写っているのはメガネをかけてハゲている子泣き爺なんです。

おかしくないですか?
おかしいですよねぇ?

きっとこの薄れ汚れきった社会という現実が、真実の私の姿形を歪めてしまっているんです。
そう、きっとそうです。

でも負けない。

「真実を歪めて自分を美化しているのは、お前の方だろ?」

そんな世間の冷たい声になんて、絶対負けない。
私はそんな頑なな思いを胸に、今日もきっちり生きていくつもりですぜ。

┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・

main:

スポーツの試合を観ていると、どんな状況にも怯まず相手に立ち向かっていく姿を目にします。

あと1点を追いかけ、ゴールを攻め続けるサッカーの試合。
どんなに殴られても怯まず、果敢に立ち向かっていくボクサーの姿。

負けることを恐れず、勝ちを獲りにいく試合ほど感動的です。

しかし逆に、負けない様に負けない様にと戦っている試合ほどツマラナイものはありません。

リードしているチームが、相手に攻撃のチャンスを与えない様に時間稼ぎを繰り返す試合。
ポイント稼ぎの軽いパンチをヒットさせたら、直ぐにクリンチに逃げてばかりボクサー。

勝つことよりも負けないことを優先した試合には、感動どころか苛立ちを感じてしまいます。

スポーツにおいては、勝ちを獲りにいく姿勢が大切なのかもしれません。
負けないためにだけ振舞う態度は嫌われるだけでなく、結果としてそれが負けに繋がる場合が多々ありますから。

ところが、この点においてビジネスとスポーツは大きく違います。

確かに私たちは、アスリートと呼ばれる人達から学ぶべきことが数多くあります。
が、ビジネスとスポーツでは、根本的に違う点が1つあります。

それは、負けてはいけないということ。

 

スポーツというものは、試合に勝つことが目的になります。
そのためには、来るべき試合の日に向けて、着々と日常でトレーニングを積んでいく必要があります。

言い方を変えれば、スポーツにおいて戦いの場である試合は「イベント」であり、練習が「日常」です。

ところがビジネスでは、それら全てが日常の中にあります。
戦う場所も訓練を積む時も、常にそこは日々の営みの中、つまり日常の中にしかありません。

フラフラになって戦い、その日一日の勝利をようやく手に入れても、次の日も次の日も戦わなければなりません。
おまけに敵は、目の前だけとは限りません。

常に大きなリスクを背負って勝ちを獲りにいく行為を繰り返せば、いずれノックアウトされる日がやってきます。

ですから、ビジネスにおける基本的な戦略は、生き残ること。
それが最重要項目になります。

 

では、生き残るためには、負けないためには、どうしたら良いのでしょうか?
答えは、1つです。

それは、負け続けていられること。

微妙な言い回しで、申し訳ありません。
が、負けないためには、負け続けられることが必要です。

言ってしまえば、ビジネスも人生も、無制限一本勝負です。

そして、その長い流れの中において、全てを有利に事を運べる人なんて、そうはいません。
局面局面においては、劣勢に追い込まれることが多々あるわけです。

ですから、そういった時に致命的なケガを負わないようにしなくちゃいけません。
1局面において致命的な負けを喫したら、そこで勝負は終わりですから。

しかし、致命的なケガを負わなければ、次の局面に臨むことができます。
アナタは局面において何度負けても、戦うことが可能な状態である限り、試合は続行中ということになります。

つまり、負け続けていられるということは、「まだ負けていない」ということなんです。

もしアナタが今後、自分自身を「負けている」だとか「不幸せ」だとか感じることがあるなら、それはある意味、不幸中の幸いかもしれません。

だって、負けたと言いつつ、人生をまだ歩んでいられるんですから。
それはアナタがまだ負けていないということです。

ps:

今日のお話をビジネス的な言いまわして語れば、それは「リスク管理」についての基本的な考え方です。

別に珍しくなんともない話なんですが、未だに社会的な風潮としては

「失敗を恐れるな」

といった類の話が蔓延しています。

確かに「失敗を恐れない」ということは大切な心構えなんですが、それはリスク管理がきちんとなされているという前提条件が必要です。
上っ面だけの美学は、決してはアナタを救ってはくれません。

その瞬間だけが心地良いだけの自己啓発の類に振り回されない様にしましょう。
ちなみにツルッパケの私にとっては、自己啓発より自己毛発の方が大切ですぜ。

┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・

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踏み出せば、戻れない

intro:

ご存知の方がいるかどうかは知りませんが、実はずっと以前から、私のオデコは拡大路線を歩み続けています。
まあ、世間ではそれを「ハゲ頭」と呼ぶそうです。

でも、私は認めない。
ただ他人より少しだけ、肌の露出が多いだけです。

一歩踏み出した以上、もう後戻りできない。
それが私の生き様なんですぜ。

┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・

main:

そう言えば1ヶ月ほど前、留学支援会社のゲートウェイ21が破綻しました。

留学予定者が払い込んでしまったお金は、戻ってこないみたいですねぇ。
渡航費や学費などのお金を、会社は営業所の維持費などに使い込んでしまってたみたいです。

基本的にこの経営者の過ちは、拡大路線が行き詰まったのに方針転換できず、事業規模の維持にこだわったことです。

例えば遊園地を10施設運営している会社なら、遊園地を1つ潰してしまえば、ほぼその分だけの売上を失います。

でも、「留学」というカタチのない商品を仲介するだけの業者の場合、営業所を減らしたところで、その売上減少の効果は少ないはずです。

逆に赤字企業であれば、2つの営業所を1つにまとめて営業した方が、経営の合理化を図れるケースがほとんどです。

なのにこの経営者は、拡大路線によって大きくなった図体(ずうたい)を維持することばっかりにこだわり続けました。

そこに、この会社が破綻した大きな原因があります。

拡大路線を早々に変更し、縮小を図って経営の合理化を進めておけば、破綻どころか、再び拡大化を目指すチャンスがあったかもしれません。

まあ、この辺のことは「転がる水平線:ゲートウェイ21破綻について」にも書いてありますが。

 

一度拡大路線に踏み出した経営者は、いざその成長に実体が追いつかなくなっても、なかなか路線を変更することが出来ません。

「何とかこの2週間をしのげれば・・・」

ゲートウェイ21の社長はそう言って、結局は持ちこたえられず破綻しました。

しかし私たちは、単にこの経営者を、

「バッカだな~ぁ」

なんて上から目線で笑ってすましていいんでしょうかね?

経営者の過ちを突くのは簡単です。
誰だって部外者なら、冷静にモノゴトを見ることが出来ますから。

でも、コトの当事者となった場合、自分のやっていることを素早く修正できる人って、少ないもんです。

誰だって、今まで積み上げてきたものを、自分の手で壊すのは躊躇っちゃうでしょ?
それと同じです。

この社長と同じ立場で同じケースに遭遇したら、ほとんどの人は、この社長と同じことを言い、同じ結果を味わっていたはずです。

だって、ほら。
この状況と似た光景を、私たちは最近、ニュースで頻繁に目にしてるじゃないですか。

先月から始まった大幅な株価に対して、泣く泣く塩漬けする個人投資家たちの姿を。

今この瞬間に、損失を確定させるのを避けたい。
株価が元の値段に戻るまで何とか持ちこたえよう。

そう思ってほとんどの人が、損切り(損失を確定させること)せずに、マイナスを含んだままの資産を持ち続けます。

やってることは、ゲートウェイ21の社長と同じじゃないですか。

耐え切れたら「セーフ」でしょうが、耐え切れなければ破綻です。
その差は、実力でもなんでもなく、時の運でしかありません。

 

いいですかい?

人は一度判断して行動を始めると、容易にそれを修正することが出来ません。
それが先天的に出来る人って、ごく一部の限られた人だけです。

だから人は、謙虚にならなくちゃいけない。
他人に対してじゃなく、自分自身に対して、です。

私たちは未来を

「こうなるはず」
「こうなりたい」
「こうであって欲しい」

と思い、判断し、行動に移します。

でも、未来のことなんて、誰にも分からないんです。
そう判断したその瞬間は正しくても、次の瞬間では流れが変わっているかもしれません。

自分の判断とは逆にモノゴトが動いたら、素直にそれを受け止め、今進む方向を素早く変更する必要があります。

だから、人は自分自身に対して謙虚にならなくちゃいけない。

自分は正しい。
自分は間違っていない。
アイツが間違ってる。
自分のせいじゃない。

そんな態度が、自分自身を瓦礫の下に埋もらせてしまいます。

自分自身に対して謙虚であれば、不確定の未来に対してだって、少しくらいは柔軟に対応できるはずです。

ps:

ここ3日ほど、株価は上昇している様です。

株価下落に持ち堪えられた個人投資家のみなさん、おめでとうございます。

でも、決してアナタの実力ではありません。
単に、運が良かっただけです。

そして、安心するにはまだ早過ぎです。
今後、早急に金融市場が安定するかなんて、まだわからないんですから。

謙虚に事実を受け止め、今後は柔軟に対応しましょう。

ちなみに、私のオデコがいまだに拡大路線を続けている理由・・・
それは、私の頭皮が柔軟性を失ってしまっているからなんですぜ。

┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・

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