2009年5月8日(金) [ にんげん・こころ | 組織・リーダーシップ ]
intro:
巷に蔓延る多くのハゲたちは、頭皮が蒸れることを気にして、帽子をかぶることを避けているようです。
もちろん、周囲の人間も
「アンタ、ハゲなんだから帽子なんてかぶってると、蒸れて抜けるよ」
という脅し文句を、平然と吐き捨てます。
なんという恐ろしい世の中でしょうか。
しかし私は、そんな脅しなどには屈しません。
お出かけの際には、帽子を平然とかぶってみせますし、むしろ余裕の笑みさえ浮かべているくらいです。
そう、私は一流のワルとして名を馳せた男。
常にリスクと背中合わせに生きている男の中の男なんです。
傷だらけの背中が、今日も泣いています。
でも、ツンツルテンの私のハゲ頭は、もっと泣いてるみたいですぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
main:
昨日、TBSで放送している「東京フレンドパーク2」を観ました。
毎週ゲストが、アトラクションゲームにチャレンジするという番組です。
昨日のゲストは、フィギュアスケートで活躍する浅田真央、安藤美姫、織田信成、小塚崇彦の4人でした。
彼らのゲームにはしゃぐ姿を見ていると、
「あれ?この4人って日本を代表するフィギュアスケーターだよね?」
と思ってしまうくらい、ごく普通の若者達と変わらない無邪気さを感じてしまいます。
ただ、それでもやっぱり彼らは、一般的な人は違っている様です。
番組の中でも、「やっぱ、アスリートだな」と思うことがありました。
それは、「フラッシュザウルス」というゲームでのこと。
ゲームの内容は端折りますが、ルールとしては
- 1人ずつゲームに挑戦していき、3人全員がクリアできると、そのゲームは成功となる
- 途中で誰かが失敗すれば、そのゲームは失敗
- ゲームは8回まで繰り返すことができ、そのうち3回成功すれば、勝利が決定!
というものです。
(詳しくは→http://www.tbs.co.jp/tfp2/atr_flash.html )
このゲーム、先にチャレンジした2人が成功しても、3人目の人が失敗すれば、元も子もないという内容です。
ですから、プレイヤーの中では、3番手が最もプレッシャーを抱えることになります。
3番手は、誰もやりたがらない。
ところが、ここで面白いことが。
まず、浅田真央・安藤美姫・小塚崇彦の順番でゲームをしていると、1番手の真央ちゃんが失敗をしました。
すると真央ちゃんは、次のゲームでは自分が3番手をやると言い出すんです。
1度失敗してしまったら、次は余計にプレッシャーを感じてしまうのが普通です。
なのに彼女は、更にプレッシャーを負うことになる3番手でプレーすることを自らすすんで選択するわけです。
そして同じことが、浅田真央・織田信成・安藤美姫の順番でゲームを始めた時にも起こります。
2番手の織田信成が失敗すると彼は、やはり次のゲームで自分が3番手をやると言い出します。
その時、信長の末裔は「だって、プレッシャーに勝ちたいから・・・」と、ポツリと呟いていました。
これを観ていて私は、「やっぱ、アスリートは違うな」と思わず感心してしまったわけです。
世界の舞台を第一線で活躍する人間・・・
勝負の世界でコンスタントに結果を残し続けることのできる人間・・・
彼らは紛れもなく、チャレンジを求められる場面では積極的にリスクを取りにいくことのできる人、つまりリスク・テイカーなんです。
間違いないように言っておきますが、ここで言うリスク・テイカーって、危険を顧みずに何でもかんでも突き進む人間のことではありません。
きちんとしたリスク判断のもとで、積極的にリスクをとりにいくことの出来る人間のことを、リスク・テイカーと言います。
先の話で言えば、真央ちゃんも信長の末裔も、失敗した後にあえて最も人が嫌がる3番手でプレーすることを自ら選択しています。
凄い。
しかし、普通に考えればわかるとおり、実は1番手と2番手と3番手の間に、成功する確率と失敗する確率に違いはありません。
何番手でプレーしようが、確率から言えば何も変わらないんです。
だから、本来であれば何番目でプレーしようが、結果に違いはありません。
ないはずです。
ところが、現実の世界は違います。
なぜなら、そこには人間の心理面が結果に大きく影響を与えるからです。
つまり、変わるのはリスクではなく、自分の精神面だけ。
実体面でのリスクは何も変わらないのに、人の心理がその結果を大きく左右する状況って、世の中には結構多いんですね。
で、こういった状況をきちんと見極められる人が、リスク・テイカーです。
普通の人は、こういった状況に置かれると、その行為を避けることでリスクそのものを避けようとします。
ところが、リスク・テイカーは違います。
リスクを負う確率は同じ、後は自分の心理面だけといった場面では、自分自身ときちんと向き合うことが出来るんです。
そして、積極的にリスクを取りにいきます。
これが、リスク・テイカーです。
結果、彼らは常に勝利に近い位置にいることになります。
これ、子供の頃から勝負の世界に身を置いていたりすると自然と身に付く感覚なんですが、大人になった後から身に付けることも可能です。
・・・とここまで書いて、そう言えばこの「裸足のリーダー」では、このリスク・テイクに関する話は、今までしてなかったなと気がつきました。
まあ正直なところ、話が面倒くさくなりそうなんで、ちょっと避けてた部分はあるんですけどね。
ただ、最近はようやく行動経済学などに関する本が書店に数多くならんだりテレビでも採り上げられるようになりました。
ということで、私もこれ以上突き進んでお話しても、理解できる人が多少なりとも増えるんじゃないかと思う次第で。
この話、リスク管理を理解している人なら、別に珍しくもない話なんですが、月並みなポジティブ・シンキングしか知らない人は、目から鱗かも。
ということで次回の裸足のリーダーでは、リスク・テイクについて、もう少しお話しするつもり。
私の気が変わらなければ、の話ですけど。
ps:
さて、実は私、次回への期待を大袈裟に煽っておきながら、次はリスク・テイクの話じゃなくて、全く別の話にしようかと模索中です。
いかに読者の期待を裏切ろうかと、今からドキドキしているわけです。
そんなことしたら、読者が減る?
いや、減らないですよ、多分。
そう、私はリスクをきちんと把握しつつ、リスクを積極的に取りにいくリスク・テイカーなんです。
どうです?
凄くないですか?
もちろん、リスク・テイカーとか言って調子に乗ってる私に向かって
「お前はまず、自分の抜け毛を積極的に取り戻しに行ってこいよ」
とか言うのは、無しですぜ。
泣いちゃうよ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
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2009年4月8日(水) [ 組織・リーダーシップ ]
intro:
周知の方も多いと思いますが、私は「坊主が屏風に上手に坊主の絵を書いた」という早口言葉が得意です。
ですから私の場合、仮に伝言ゲームで
「生麦、生米、生卵」
と伝えられても、必ず
「坊主が屏風に上手に坊主の絵を書いた」
と次の相手に伝えることにしています。
どうです?
この、何が起ころうとも自分の行動を変えないという、不動の姿勢。
そして、シンプルでわかりやすい行動規範。
私のその様な行為は、きっと多くの人々に感動を与えているはずです。
惚れちゃっても、構いませんぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
main:
この時期は、新入社員やら新人のアルバイトが多く入ってくるシーズンです。
なので今日は、新人さんに業務を教える際の注意点でもお話しようかと。
内容は至ってシンプルです。
ポイントは、1つ。
「マニュアル以上のことは教えない」
ということです。
新人さんに業務を教える際、上司や先輩が手取り足取り教えてくれます。
ただその際に、親切心から
「これは、こうするとやりやすいよ」とか
「コッチを後回しにして、先にアッチをやっておくと、早く終わるよ」とか
そんな風に、先輩達はマニュアルを超えて、やりやすい方法やスムーズに出来る方法を教えてしまいます。
特に仕事が出来る人ほど、そうする傾向が強くなります。
でも、やめてください。
個人的な親切心が、実は会社全体としてあまり良い結果を残さないことが、結構多いんです。
人は、自分なりにやりやすい方法というものを探します。
もちろん与えられた業務も、放っておけば自分なりに、簡単にスムーズに進められる方へと、その方法を変えてきます。
その人なりに、ね。
ですから、例えばアナタが教えた「応用」が、相手にとってやりやすいとは限りません。
逆に、やり難くしてしまうことだってあるわけです。
しかも、教える人が複数の場合、その応用編は教える人の数だけ違ってきます。
1つの業務のやり方を、先輩や上司にそれぞれ違った方法で教えられたら、新人さんはたまったもんじゃありません。
アッチをやれば「そうじゃない」と言われ、コッチをやれば別の先輩から「そうじゃない。教えただろ」と言われます。
人間関係も絡んでくるイヤ~な問題です。
だから余計なんですよ、マニュアル以上のことを安易に教えてしまうのは。
余計なストレスを、新人に与えてしまうんです。
でも、組織全体のこと考えたら、事態はもっと深刻です。
マニュアルを超えて、個人の裁量で業務のやり方を新人を教えてしまうのは、
「伝言ゲーム」
と同じになってしまうんですから。
仮にアナタが親切心から、新人アルバイトのAさんにマニュアル以上のことを教えたとしましょう。
でも、Aさんにとって教えられたその応用編は、基本です。
仕事に慣れてくると、教えられたその基本をもとに、更に自分のやりやすい方法に変えて、業務をするようになります。
そして半年後、今度はAさんが新しく入ってきた新人アルバイトBさんに自分流のやり方を教える様になります。
そうなるとBさんは仕事が慣れるにつれ、Aさんのやり方を自分なりにアレンジして、自分なりの方法で仕事をする様になります。
そして次に新人アルバイトCさんがくると、Bさんは・・・
という風に、どんどんと業務のやり方が変質してしまいます。
それはまるで伝言ゲームかのよう。
決められた業務のあり方は、次第に形を変えてしまい、酷ければ元の原型から全くかけ離れた別ものになってしまいます。
もちろん、企業として総合的に見ながら業務のやり方を変革していくのは「カイゼン」です。
しかし、個人がバラバラに自分の裁量で勝手にやり方を変えていくことを繰り返すのはカイゼンではなく、惰性です。
それは会社に良い影響を与えません。
業務の質が劣化していくケースがほとんどです。
しかもそれは、知らないところで会社のカラーを変えていく結果になります。
当初のやり方と今現在のやり方が変わっていけば、それは自然な結果です。
特に顧客と直接接する機会の多い業務でそういったことが起こると、顧客はそれを雰囲気として自然に察知します。
各人の業務の質が低下している・・・
おまけに従業員それぞれ、やってることがバラバラ・・・
こうなると、期待されるパフォーマンスを達成することは難しくなります。
これって、深刻です。
気がついた頃には、時すでに遅し・・・ならまだ良い方です。
こういった事態に陥っていることに気がつかずに放置されたまんまってことの方が、ずっと多いんですよねぇ。
仮に気がついたとしても、それは1から業務のやり方を従業員全員に正し直すという作業が必要です。
これ、全くゼロから人を教えるよりも、大変です。
人は保守的ですから、従来のやり方を変えられることを嫌います。
不満が残ったり、クセとなってなかなか改善されなかったりします。
そうならないうちに、新人さんに業務を教える時には、マニュアル以上のことは極力教えることを避ける必要があります。
親切心が、仇となって返ってこないうちにね。
伝言ゲームは早めに阻止する。
企業のカタチを維持するには、情報伝達の方法に、もっと目を向ける必要があります。
ps:
もちろん、新人が自分で頭を悩ませながら成長していく過程で、上司や先輩が知恵を授けたりするのは、内容にもよりますが、基本的に問題ありません。
というより、むしろそっちの方が好転する場合が多いかも。
ただ、問題が1つ。
最近は、「教えられてないから」という理由で、教えられたこと以上のことをしない人が増えています。
ま、それについては気が向いた時にでもお話しするとしますか。
ちなみに私の場合、悩みながら基本レベルから応用レベルへとハゲが進行しているにもかかわらず、誰も口を出してはくれません。
「言ったところで、何も変わらないだろ」とでも思ってるんですかね?
世の中って、世知辛いもんですぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
post by ノリユキ at 12:27 | コメント・トラックバック(0)
2008年7月23日(水) [ 組織・リーダーシップ ]
intro:
一流のワルとして世間にその名を轟かせている私は、最近ケータイのメールに凝っています。
昨晩も私は、知人達にこんな謝罪のメールを送ってあげました。
「今日の俺、カッコ良過ぎてゴメン」
50%の確率で、返事が戻ってきません。
残りの50%たちからの返答メールは、
「口だけは相変わらず達者だな」
「聞き飽きた。次のネタ探せ」
と言った失礼なものばかりです。
彼らは一体、何を照れているんでしょうか?
照れ屋さんの彼らには、今晩あたり
「いい歳して、いいかげん素直になった方が良いんじゃねーの?」
って説教メールでも送ってあげることにしますぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
main:
人はモノゴトを、言葉を用いて説明しようとします。
ですから時に人は、自分を言葉で着飾ります。
もちろん、それは決して悪いことではありません。
自分が他人からどう見られるかということは、生きていくうえで、ことにビジネスにおいては、大切なことですから。
ただ、過ぎたれば及ばざるがごとし。
必要以上に自分を着飾れば着飾るほど、実態からかけ離れてしまいます。
そうなってしまえば最早、オシャレでもコミュニケーション技法でもなく、自己プロデュースでもありません。
単なる虚飾です。
そしてそんな嘘は、いつか相手に見抜かれてしまいます。
もちろん、目上の立場の人ではなく、自分の部下に、です。
繰り返しお話していますが、ヒエラルキー(階級性)と言う名の組織ピラミッドの中では、上からよりも下からの方が見晴らしが良いものです。
上司の目は騙せても、部下の目は騙しきれません。
横を見て、後ろを見て・・・
そんな風に周りの目ばかりを気にしていて、いつまで経っても前を振り向かない人がいます。
でも、前を向かなければ、前になんて上手く進めません。
当たり前のことです。
言葉で自分を着飾るあまり、どこに向かって歩いているのか分からなくなってしまいます。
だから、前に進むには、まず前を向かなくちゃ。
まずは、進む方向を指差します。
そして、その指差した方へと、前に進みます。
たったそれだけのことです。
でね。
前を向いて歩いているその後姿。
その背中を部下達は、見ているわけです。
もちろん、部下だけはありません。
同僚だって、顧客だって、取引先だって、ビジネス・パートナーだって。
付き合いが長ければ長くなるほど、人は相手の本質を把握していきます。
だから、自己プロデュースって、自分の背中にどんな文字を書くかってことです。
口から発した言葉ではなく、背中で何を語るかなんです。
あのね。
勘違いしないで下さい。
これって別に、精神論なんかじゃなりません。
行動論です。
言葉でもなく振り向いた横顔でもなく、単にアナタの歩く後姿。
そこにしか、アナタが語る場所はありません。
でも、それが実は、最もシンプルで簡単な自己プロデュース。
だから、まずは背中に文字を書いてみる。
私たちに出来ることって、そんなことくらいです。
ps:
進む方向を指差します。
そして、その指差した方へと、前に進みます。
つまりそれは、
目標を設定します。
そして、その目標へ向かって、前に進みます。
ってことです。
装飾を取り払ってシンプルに考えてれば、極めて単純で当たり前のことです。
シンプル・イズ・ベスト
私の髪の毛も、シンプルに前頭部はツンツルテンのハゲ頭ですぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
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2008年4月22日(火) [ 組織・リーダーシップ ]
intro:
先日、その業界で知らない人はいないと言われている、とある会社の会長さんとお話しする機会がありました。
ところがその会長さんは、事もあろうことか一流のワルで名の通った私に向かって、
「君はハゲてるくせに、客ウケの良い顔つきをしているな。珍しい」
などと言いやがります。
私をハゲタカとパンダの合いの子とでも思ってるんでしょうか?
ちっくしょう・・・
お前なんか・・・
お前なんか・・・
(ヨッ!スシ王子!)
握ってやるっ! 凸( ̄ヘ ̄)しゃき~ん
『参考:銀幕版スシ王子!~ニューヨークへ行く~』
もちろん、1日に少なくとも10回はコレを繰り返す私は最近、周りからウザがられています。
一流のワルどころか、ウザ王子ですぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
main:
モチベーションを高い状態で維持し続けるのは、基本的に不可能です。
人は人であるがゆえに、上がり下がりします。
決意とか自己計画など、自分の内部だけでモチベーションを維持し続けることが出来る人なんて、滅多にいません。
ですから自分の外側、つまり外部環境を整えることが必要になります。
会社組織の場合、上司としてまずすべきことは、部下が働きやすい環境を作り上げることです。
上がり下がりする人の気持ち。
これが上り調子の時は、「働きやすい環境」が従業員の背中を押してくれます。
下手な小細工するよりも、働きやすいと各自が感じて仕事をすることが、何よりも大切です。
ところが、一口に「働きやすさ」と言っても、実情は複雑です。
部下のモチベーションの高い時にはそれが有効に機能しても、逆にモチベーションが低くなると、働きやすさが怠けやすさに変わることが多々あります。
ですから、尻を叩く存在が必要になってきます。
下り調子の時、尻を叩く存在が必要なんです。
そしてその存在が、「上司」です。
部下のことをきちんと考える上司は、部下に対して働きやすい環境を提供しようと、下手をすれば物分りの良い上司を演じてしまいます。
しかし、そればかりだと従業員たちの気持ちが上手く上向かない場合には、とんでもなく下降線をたどり続けます。
だからね、上司なんてウザいくらいが調度良いんです。
うるさい上司。
ちょっとしたスキや手抜きを見逃さなかったりする上司。
そんな上司が目の前からいなくなると、部下達は「C= (-。- ) フゥッ」っと気が緩みます。
で、そんな存在の上司がある意味、調度良かったりします。
決して過度ではなく、適度なストレスを上司が与え続けることができれば、モチベーションの低下を防ぐことが出来ます。
そもそも自分のモチベーションが高い時って、上司から五月蝿く言われることは少ないはずですし、気にもなりません。
だからね、もう一度言います。
上司なんて、ウザいくらいが調度良いんです。
自分は部下達からウザがられてるかもしれない・・・
そんな風に悩む必要は、どこにもありません。
それが自分の事情ではなく、仕事のためのウザさなら、きっとアナタは立派な上司です。
ps:
先の会長さんとお話した時、「どうだ。僕は五月蝿いだろ?」と笑いながら私に尋ねます。
目の奥が笑ってなかったので、「まあ、その位が調度良いです」と答えときました。
いい歳したオッサンが、まだ40にもなってない若造の頭ン中を探って一体何をしようってんだい!
と思いましたが、まあその会長もハゲてるんで許すとしましょう。
あ、私は今なにか、とっても危険なことを言ってしまった様な気がする。
関係者各位の皆様が、このブログを読んでないことを心から祈るとしますぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
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2007年6月29日(金) [ 組織・リーダーシップ ]
intro:
一流のワルで名の通った私は以前、一流のダンサーとして活躍していた時期があります。
日本では知らない方も多いと思いますが、90年代のアメリカ、ことにロサンゼルスでは超有名です。
「ウソだろ」
ウソじゃありません。
へー、じゃあアナタはロサンゼルスに居たことがあるんですか?
居たこともないくせに、憶測でものを言って欲しくないですね。
「90年代なら、ロスに住んでたんだけど」
あ、すみません。私が活躍していたのはロサンゼルスじゃなくて、ルクセンブルグでした。
いや、プラハだったかもしれませんし、北京だったような気もします。
あれれぇ?忘れちゃったみたい。(* ̄∇ ̄*)ゞ テヘッ♪
常に未来に向かって走り続けている私にとって、過去のことなんがどうでも良いってもんですぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
chapter 1:
例えば未婚のフェミニストが女性の社会進出を叫ぶと、
「モテない女の僻みだろ」
「結婚したこともないくせに」
なんて具合の言葉が浴びせられたりします。
同様に、子育ての経験のない識者が子育て論を語れば、
「子供を育てたこともない人間に、何がわかる」
なんてことを言われるかもしれません。
ビジネスの世界でも、畑違いの業界出身者が口を出せば、「この業界の現状を何にも知らないくせに」なんてことを言われたりします。
営業部が製造部に口を出すと「作る側の現状がわかってない」と言われ、製造側が営業に注文を出せば「売る側の現実を知らな過ぎる」と言われます。
要するに
「現場を知らないやつは、口を出すんじゃねえよ」
って、そういうことなわけです。
まあ、現実の苦労も知らない連中に口を出されるのって、確かにムカつきますから。
さて、それじゃあ質問です。
経験のない人が、経験のないモノゴトを語る資格はないんでしょうか?
現場を知らない人間が、その現場に口を出すのはダメなんでしょうか?
chapter 2:
ここ最近、ミートホープ社による牛肉偽装問題で話題は持ちきりですが、渦中の社長は不正行為は業界の体質にあるかのような発言をしています。
田中社長仰天発言「消費者にも問題」…ミンチ偽装で強制捜査(スポーツ報知)
そう言えばこの食肉業界では5年ほど前にも、日本ハムによる輸入牛肉の偽装・隠蔽が問題になりました。
こういった不祥事が続けば当然、偽装などの不正行為は食肉業界全体に及ぶ体質なんじゃないかという疑惑が湧き上がっています。
まあ今回の事件を受けて、農水省が全国で抜き打ち検査を始めたそうですから、そんな業界体質があると疑ってかかるべきなのかもしれません。
農水省、100品目を全国で抜き取り検査 ミンチ偽装(asahi.com)
さて、別に偽装に限った話じゃありませんが、それぞれの業界や組織では、それぞれに特有の体質を抱えています。
で、体質には良い面もあるわけですが、残念ながら体質の悪い部分が自分たちのビジネスにとって大きな弊害になってくる場合があります。
もちろん、そんな時は体質を変えて悪弊を取り除かなくちゃいけません。
でも、出来ないんですよねぇ・・・
自社の体質を自らの手で変えていくって、物凄く難しいんです。
だって組織で働く人たちは、今まさにその現状で利益を得ているわけです。
変えようとすれば、誰かが傷を負います。いや、皆が傷を負うのかも。
落ちてしまうかもしれないというリスクを背負って高みを望むより、多少の不満があっても現状の安定性を望むのが、人間です。
弊害はわかっていても、現状はなかなか変えられません。
いや、弊害にあえて気付こうとしない人だって沢山います。
だって、「改革する」と言うことはある意味、「今までやってきたことはダメだった」ということです。
自分が歩いてきた道を否定されてしまうわけです。
だから、認めるわけにはいかない。
それを認めたらその人は自分自身の存在意義を見失います。
組織内の体質に悪い部分があることを、認めるわけにはいかないんです。
そうやって人は保守的になっていきます。
保守的になった人たちは、今まで自分達がやってきた「出来ること」に賞賛を与え、改善策には「出来ない理由」ばかりを挙げて行きます。
変わろうとしないんです。
chapter 3:
確かに現場を知ることって、大切です。
現実から離れた机上の空論を振り回したところで、意味はありませんから。
でも、現場を知らないからこそ言えることって、あります。
現場とは無関係だったからこそ、出来ることもあるわけです。
現実の困難さを知らないがゆえに、現実に縛られず自由に発想することが可能です。
現状に無関係であるがゆえに、シガラミに囚われず自由に行動が出来ます。
ブレイク・スルーとは、いつだってそんな素人感覚から生まれてきてるわけです。
だから、改革を進めたい時の常套手段はいつも、「新しい風」です。
組織内部では変革できないのであれば、組織に風穴を開け、風通しを良くし、外部からの力で変革を推進します。
別の業界、別の組織から人を呼び、今までの体質を変えるリーダーシップを発揮してもらったりします。
組織内の事情を外部に公表し、「世論」という圧力で体質を改善していくという手もあります。
ミートホープ社だって、結局は世間で騒がれない限りは問題行為をずっと続けたままだったでしょう。
いけないことだと分かっていても、現社長の下では恐らく何も変わらなかったはずです。
食肉のプロ、職人として叩き上げの社長に一蹴されて、それで終わりです。
chapter 4:
人は感情論に振り回されやすい存在です。
口を出されると都合が悪ければ、「現場を知らないヤツに、それを語る資格はない」と言い出します。
逆に現場の人間だけじゃ混乱から抜け出せない場合は、「第三者の意見を聞く」と言って、客観的な意見や行動力を欲しがります。
でも第三者って、当事者じゃない人たちのこと。
要するに、現場を知らない人のことです。
世の中が物凄い勢いで変化している現在、それはある意味、改革を常に迫られているということです。
方向転換を迫られている組織は沢山あります。
私達1人ひとりが改めるべき事だって、沢山あったりします。
でもそんな時、アナタは感情論に振り回されていませんか?
アナタにとって必要なのは、経験知と客観知。
そのどちらかではなく、両方です。
ps:
確かに改革には経験知と客観知の両方が合わさるべきですが、牛肉コロッケには牛と豚の肉を混ぜちゃいけませんぜ。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ・・・
post by ノリユキ at 13:07 | コメント・トラックバック(0)
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